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Yamareco

記録ID: 855618
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日高山脈

北日高神威岳(北東尾根)

2016年04月28日(木) 〜 2016年04月29日(金)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
31:31
距離
12.0km
登り
1,287m
下り
1,264m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:22
休憩
0:34
合計
7:56
6:34
32
スタート地点
7:06
7:06
174
10:00
10:16
134
1129
12:30
12:48
102
1488
14:30
JP(宿泊地)
2日目
山行
5:18
休憩
1:27
合計
6:45
7:21
43
JP(宿泊地)
8:04
8:13
29
8:42
9:55
100
JP(テント撤収)
11:35
11:40
123
1129
13:43
13:43
23
14:06
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
びれい橋の先にあるトッタベツ林道六号堰堤前に駐車
コース状況/
危険箇所等
北東尾根の取り付きは雪なし薮漕ぎ、しかし下山では降雪で滑りまくり
トッタベツ林道六号堰堤前の広場に駐車
2016年04月28日 06:41撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
1
4/28 6:41
トッタベツ林道六号堰堤前の広場に駐車
出だしクマの足跡が出迎えてくれた
2016年04月28日 06:41撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
1
4/28 6:41
出だしクマの足跡が出迎えてくれた
おっ雪だ、と思ったら
2016年04月28日 07:01撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
4/28 7:01
おっ雪だ、と思ったら
残念、雪がない
エサオマントッタベツとの林道分岐
2016年04月28日 07:07撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
4/28 7:07
残念、雪がない
エサオマントッタベツとの林道分岐
この先が尾根取り付き地点
薮漕ぎを覚悟する
2016年04月28日 07:08撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
4/28 7:08
この先が尾根取り付き地点
薮漕ぎを覚悟する
エサオマン橋
2016年04月28日 07:08撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
4/28 7:08
エサオマン橋
1100付近
2016年04月28日 10:14撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
4/28 10:14
1100付近
1129からその先を仰ぐ
2016年04月28日 10:14撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
4/28 10:14
1129からその先を仰ぐ
だんだん視界が悪くなってきた
2016年04月28日 12:39撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
4/28 12:39
だんだん視界が悪くなってきた
傾斜も増し、いよいよ稜線に近づいてきた
2016年04月28日 14:23撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
4/28 14:23
傾斜も増し、いよいよ稜線に近づいてきた
翌日朝の様子、まるで厳冬期のような様相
これから神威岳に出発する
2016年04月29日 07:19撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
6
4/29 7:19
翌日朝の様子、まるで厳冬期のような様相
これから神威岳に出発する
神威岳方面の視界、ホワイトアウトというほどではないが、ちょっと不安
2016年04月29日 07:20撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
4/29 7:20
神威岳方面の視界、ホワイトアウトというほどではないが、ちょっと不安
ぱっくりと開いた裂け目
2016年04月29日 07:30撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
3
4/29 7:30
ぱっくりと開いた裂け目
思ったほどの細尾根ではない
2016年04月29日 07:55撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
1
4/29 7:55
思ったほどの細尾根ではない
もうすぐ神威岳
寒さでカメラレンズの窓が開かない
2016年04月29日 07:59撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
5
4/29 7:59
もうすぐ神威岳
寒さでカメラレンズの窓が開かない
神威岳からテントに戻るところ
2016年04月29日 08:27撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
2
4/29 8:27
神威岳からテントに戻るところ
2016年04月29日 08:29撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
1
4/29 8:29
これからテント撤収
2016年04月29日 09:32撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
5
4/29 9:32
これからテント撤収
テン場の直ぐ近く
2016年04月29日 09:32撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
1
4/29 9:32
テン場の直ぐ近く
JP直下の急斜面
2016年04月29日 10:05撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
4/29 10:05
JP直下の急斜面
滑りやすくなった笹薮の斜面、この付近で2人の登山者と交差する
2016年04月29日 13:22撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
1
4/29 13:22
滑りやすくなった笹薮の斜面、この付近で2人の登山者と交差する
戻ってみたらこんな状態
7
戻ってみたらこんな状態

装備

個人装備
ワカン アイゼン ピッケル
備考 中途半端なワカンでなくスノーシューがあった方がよかった

感想

計画は、初日神威岳まで登って、翌日にエサオマントッタベツまでピストンする予定だったが、天候の悪化と体力の限界から神威岳だけで終わってしまった。

初日は、札幌を3時に出発、6時半にトッタベツ林道最終除雪地点に到着、7時前に出発した。取り付き地点の北東尾根には雪がなく最初は薮漕ぎ、800付近からやっと雪が現れたが、ワカンを履いても埋まりまくりで体力を消耗した。1488付近からはガスがかかり、100mほどの視界で尾根の先が天上に向かっているように見えた。辛抱強く8時間ほどかけてやっと稜線上のJPに到着、テントを設営しホッとすると共に当日の神威岳登頂をあきらめる。この時点で翌日のエサオマンはなくなる。しばらくすると雪が降り始めた。

2日目、4時に起きると積雪15センチ、視界も前日と同様で何も見えないので再び惰眠をむさぼる。そして6時過ぎに再び起床、7時過ぎに神威岳に出発する。いきなりの雪庇の大きな割れ目に恐れをなしほとんどハイ松上を歩く。そしてこれ以上高いところはないと思われるところで行動を停止した。すばらしい景観はなかったが、日高稜線神威岳にいるというだけで十分だった。

後は帰るだけ、テントを撤収して往路を戻る。稜線から北東尾根直下が唯一気を遣うところだが、適度に雪も緩み怖さを感じることもなく通過した。昨夜の降雪で踏み跡が消えてしまったため、途中何箇所かの尾根分岐に注意を払いながら下山した。そして笹薮の上に積もった雪で何度も滑って尻餅をついた最後の斜面が最大の難所だった。

帯広はみぞれ交じりの雪、ついでに狙っていたオプタテシケ山や下ホロカメットク山もあきらめ、新嵐山荘で汗を流しおとなしく帰宅した。

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コメント

お疲れ様でした・・・
私の報告も遅れてしまい参考にならなかったと思いますが、トヨニに向かったかどうか心配をしていました。神威岳に変更しても雪と天候には変わりなく良くなかったようですね。お疲れ様でした。来年はもう少し時期を吟味してトヨニ経由でピリカを狙いたいと思っています。一番楽なのはトヨニ北峰の先にテントを張り山中2泊が確実の計画かな?と思いました。
ピリカ遥かなる美しき山ですね・・・。
2016/5/2 4:59
Re: お疲れ様でした・・・
情報提供ありがとうございます。エバさんの情報を基に北神威岳にターゲットを変更したのが正解だったのか分かりませんが、以前から行きたかった山へ背中を押してくれた気もします。ずいぶんと時間はかかりましたが、なんとか行ってこれて大満足です。なかなか遠いピリカヌプリは来年の楽しみに取っておきたいと思います。
2016/5/4 11:41
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