飯豊山

2025年08月13日(水) 〜 2025年08月15日(金)

• GPS: 56:00
• 距離: 27.2km
• 登り: 2,399m
• 下り: 2,696m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:55
• 休憩: 0:20
• 合計: 4:15

11:00 スタート地点
11:05 小白布沢コース 登山口
12:45 12:55 峰秀水
13:35 剣ヶ峰
13:50 14:00 三国岳避難小屋(三国小屋)
14:35 七森
15:00 種蒔山
15:15 切合小屋

2日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 1:00
• 合計: 6:55

4:55 切合小屋
5:35 御秘所
6:20 6:35 本山小屋
6:50 7:00 飯豊山
7:50 8:00 御西岳避難小屋
9:10 9:20 御手洗ノ池
10:05 10:15 烏帽子岳
10:35 梅花皮小屋
11:10 11:15 北股岳
11:50 門内小屋

3日目

• 山行: 2:50
• 休憩: 0:10
• 合計: 3:00

5:25 門内小屋
5:40 扇ノ地神
6:05 梶川峰
6:50 7:00 湯沢峰
8:25 飯豊山荘

写真

8/13 10:09

京都から高速バスで郡山。電車で移動中の会津の風景。残念ながら磐梯山はガスで見えず

8/13 10:40

JR山都駅に到着

8/13 11:13

タクシーで小白布沢登山口まで送ってもらいました

8/13 11:14

ここは正規ルートでないものの、多く歩かれているみたい

8/13 11:25

舗装路の先が登山口。さらに奥に、関係者のものと見られる車両が入って止まってました

8/13 11:30

5分ほど歩き、いよいよ徒歩のみの道となる。人の気配なし。こわー

8/13 11:33

小さい沢をいくつか渡る。
クマがこわいので、鈴と笛を派手に鳴らしながら進む

8/13 11:42

よく整備されてる

8/13 11:56

対岸に滝が見えた

8/13 11:59

しかしひたすら急！汗が止まらん(⁠^⁠^⁠;

8/13 12:19

正面に、向かう尾根が見えてきた

8/13 12:31

とにかく急登で高度を稼ぐ

8/13 12:39

突然やぶこぎ。そろそろ合流かな

8/13 12:40

御沢からの登山道に合流！
こっち側からだとこの目印がなければ分からんようにしてあるのかな

8/13 12:40

合流した安心感とともに休憩していると、トンボが迎えてくれた(⁠^⁠^⁠)

8/13 12:46

うって変わって快適なハイウェイ。急がば回れで御沢からの方が早かったのか、やはり高度差200mのアドバンテージが大きかったのか

8/13 13:00

これから歩く稜線がきれい(⁠^⁠^⁠)

8/13 13:02

冷たい湧き水がじゃんじゃん出てる。急登で汗だくだったので、これでだいぶクールダウンできた！

8/13 13:23

進行方向

8/13 13:23

きれいな花

8/13 13:26

南西はガスが出てる

8/13 13:27

後方はすっきり

8/13 13:28

岩場が始まった

8/13 13:30

高度がぐっと上がる

8/13 13:45

引き続き岩場

8/13 13:47

なかなか楽しい(⁠^⁠-^⁠)

8/13 13:48

そこそこ油断禁物

8/13 13:49

左手のピークが三国岳かな

8/13 13:53

クサリ

8/13 13:53

おーすごい

8/13 13:57

尾根の右手に、下り用のロープ。三国小屋の水場だ。こりゃえぐい

8/13 13:58

リンドウが美しく(⁠^⁠^⁠)

8/13 14:03

今日の目的地、三国小屋！

8/13 14:04

頭上はすっかりガス。
管理人さんが、まだ切合小屋まで十分行けるよと、親身に相談に乗ってくれて、前進することにしました。

8/13 14:05

行く手の尾根。三国までのつもりだったので、ぼちぼち進もう

8/13 14:24

ハシゴはここの一箇所

8/13 14:37

ああ大日岳だろうか

8/13 14:43

進んできて振り返る。右の奥に三国小屋が見える

8/13 14:44

ツリガネニンジン(⁠^⁠^⁠)

8/13 15:14

種蒔付近。素晴らしい景観(⁠^⁠^⁠)

8/13 15:27

雪渓と緑のコントラスト

8/13 15:25

薄紫色のタカネマツムシソウが今回の行程の全域にわたって咲いてた(⁠^⁠^⁠)

8/13 15:29

切合小屋に到着〜。
管理人さんが親切、水洗トイレ、水場目の前。快適に過ごせました(⁠^⁠^⁠)

8/14 5:07

翌朝

8/14 5:07

お世話になりました

8/14 5:10

ガスの中を前進。今日は午前中は晴れの予報だったけど、どうもあやしい

8/14 5:11

ガスのモルゲンと言うべきか

8/14 5:26

草原

8/14 5:42

ガスの中から虹とともに巨大な稜線が顔を出す！
飯豊の主稜線だ(⁠^-⁠^⁠)

8/14 5:46

姥権現。おいのり

8/14 5:51

御秘所の岩場。気合入れて臨んだけど、ひと登りだった

8/14 6:06

あれかな

8/14 6:10

ああ青空

8/14 6:19

後方。素晴らしい！

8/14 6:19

前方。ここは一気に登る

8/14 6:26

本山小屋のテン場。いいなあ

8/14 6:32

イイデリンドウの案内があり。
咲いておらず花は見れなかったけど、希少種を目にすることができた

8/14 6:38

本山小屋に到着！
この青空ー(⁠^-⁠^⁠)

8/14 6:38

うおお！素晴らしい北の眺め！

8/14 6:39

朝日連峰と鳥海山(⁠^⁠^⁠)

8/14 6:42

後方。雲海だ

8/14 6:42

飯豊山神社におまいり

8/14 6:48

東の雲海

8/14 6:49

目前、飯豊本峰。
美しい稜線美

8/14 6:50

飯豊山から伸びるダイグラ尾根が美しい

8/14 7:03

飯豊山頂！

8/14 7:03

三角点と、朝日連峰

8/14 7:04

来てよかった。この景観

8/14 7:05

大日岳方面ガスだけど、ここだけでも稜線美が見れてよかった

8/14 7:07

北のダイクラ尾根もきれい

8/14 7:17

飯豊山頂は早くもガス。間一髪だった(⁠^⁠^⁠;

8/14 7:17

ガスに向かって。
限られた稜線美を満喫

8/14 7:40

ついにガス。ここからは高山植物を楽しもう

8/14 7:41

かわいい青い花(⁠^⁠^⁠)
これもリンドウぽいけど…

8/14 8:00

大日岳まで3kmか。ピストンして御西小屋に泊まる予定だったけど、どうするか

8/14 8:04

御西小屋に到着。同じように大日ピストンに悩まれる皆様。天気予報見て、大日はパスし、前進することに。

8/14 8:32

御西から先の道は、これまでと違って細い道

8/14 8:50

池塘(⁠^⁠^⁠)

8/14 9:04

ハクサンコザクラ。きれい

8/14 9:04

こちらも(⁠^⁠^⁠)

8/14 9:18

青い花がちらほら

8/14 9:18

こっちも同じ種かな

8/14 9:24

御手洗の池を通過

8/14 9:49

切り立った道。御西から先、こんな箇所がいくつもありました。

8/14 10:02

つらい登りを花が彩ってくれる

8/14 10:06

ニッコウキスゲなどの群落

8/14 10:14

イブキトラノオ。かわいい

8/14 10:15

長丁場に烏帽子岳の登りがしんどい！(目前はニセピーク)

8/14 10:19

山頂はあれか？ガスの中ですべてがニセピークに見える(⁠^⁠^⁠;

8/14 10:20

ようやく烏帽子岳。つかれた…

8/14 10:52

梅花皮荘に到着。ガスの中で濡れてるし風もきつくてしんどい。管理人さんは交代のためちょうど無人。門内小屋まで行こう

8/14 11:19

梅花皮荘出てすぐ北股岳への登り。休み休み行く

8/14 11:23

あーやっと北股岳

8/14 11:58

風の中

8/14 12:05

門内小屋〜よく歩いたな。ここで泊まり

8/14 12:36

まだ早くて自分含め3人。ビール買っちゃった(⁠^⁠^⁠)よく冷えててウマ〜。同宿の人や管理人さんらと話して過ごしました。最終的には8名。

8/14 18:33

一瞬ガスがとれて東側の沢が見えた。左手が明日下りる梶川尾根。

8/14 18:52

暮れようとする時、ガスの合間に夕陽が見えた

8/14 18:56

なんと！西の眼下は日本海！こんなに近かったんだ(⁠^⁠^⁠)

8/14 18:56

今日を締めくくる落日

8/15 5:41

翌朝。天気予報によると35mの強風。これから雨の予報のため、風の中出発。

8/15 5:46

ストックすら煽られる西からの強風に耐えつつ進む

8/15 5:56

扇の地神。少し手前、道が稜線の東側に入ってからは嘘のような平穏。

8/15 6:08

風の陰、ガスの中、幻想的な湿原

8/15 6:27

梶川峰を通過して間もなく、下界が見えた

8/15 6:31

対岸にかすかに滝が見える

8/15 6:47

五郎清水の分岐。水はまだたっぷりあるし、少し下るようなのでパス

8/15 7:11

滝見場の分岐から下ってきた尾根を見上げる。分岐から展望場はすぐ。

8/15 7:07

滝見場から

8/15 7:07

見事な五段の滝(⁠^⁠^⁠)

8/15 7:07

有名な梅花皮雪渓。この時期でもこの雪量

8/15 7:29

30分後、ここへ来ての登り返し

8/15 7:33

湯川峰。門内小屋の交代の管理人さんと会い、改めて昨夜の御礼の伝言依頼。

8/15 7:38

幸い雨は時折ぱらつく程度。このまま下山できればいいけど

8/15 8:05

眼下に建物！

8/15 8:08

急な道

8/15 8:22

長いロープ

8/15 8:28

あー着いた！

8/15 8:29

標高差1,400mを下りました(⁠^⁠^⁠)

8/15 8:44

飯豊山荘。なんとCT6時間弱の半分くらいで下りた。朝イチのバスにも間に合うけど、汗と霧雨でひどい状況なので風呂に入りたい

8/15 8:48

飯豊山荘の開館を待つと身体が冷えそうなので、梅花皮荘まで歩くことに。

8/15 8:48

間もなく強雨に。持参してきた傘をものともしない雨に靴が水びたし…

8/15 9:52

快適な梅花皮荘で入浴。なんと途中で通りかかった方が車に乗せてくださいました(⁠T⁠T⁠)

8/15 10:44

入浴をご一緒し、なんと小国駅まで送ってくださいました。
本当に感謝m(⁠--)m
有難い気持ちでいっぱいの山旅でした

撮影機器：

TG-860 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

takano-rit

遠くてアクセスが悪くしかも長距離と、行きにくかった飯豊山。御沢行バスが今年から廃止されたことで、初めて移動に長距離タクシーを利用することに。
今週は天気の変化が激しく当初の日程はキャンセルし、天候が期待できるこの日程にリスケして臨みました。
小白布沢ルートはあまり人がいなさそうで、クマの懸念からこわごわ進みました。かなり急登だったものの、ルートはよく整備され、一般登山道と変わらない印象でした。
三国岳までの岩場は、ここを目的にルート立てしたこともあって楽しく登りました。切合小屋付近の美しい草原と、奇跡的に快晴下の展望で迎えられた山頂(⁠^⁠-^⁠)
後半はガスに見舞われ、期待していた飯豊の稜線美は得られず。その中でも、多くの高山植物が目を楽しませてくれました。
今回初めて全日程を小屋泊で計画しましたが、避難小屋の管理人さんは皆ご親切で快適に過ごすことができました。道中出会った人との会話や下山後に車に乗せていただいたことなど、今回は多くの優しさと親切に触れた山旅となりました。