浅間山第一外輪山( 黒斑山、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳 )
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 954m
- 下り
- 936m
コースタイム
天候 | ピーカン |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
黒斑山から鋸岳の間は浅間山側が崖。 おまけに道が崖側に斜めっている箇所で、霜が溶け、ぬかるみ状態になっているため、滑り続けるとそのまま崖へ・・・。 草すべり上部で浅間山側に転ぶと、たぶん下まで止まりません。 |
写真
感想
3日に風邪気味だったものが風邪になり、4,5日はマスク & 風邪薬を飲んで仕事をしていました。しかし、今週末も当然行く気満々で仕事をしていたら、仕事仲間から「今週末はさすがに山に行かないんでしょ?」って聞かれたので、「えっ?」って返したら、仲間からも「えっ?」って返ってきて、まるでコントのような会話になりました。
というわけで、調子はイマイチでしたが、とりあえず熱も下がり、症状は鼻水と咳だけになったので、今日は浅間山第一外輪山に行ってきました。
5時過ぎに駐車場に到着し、仮眠。
起きたら、綺麗な朝焼けが始まっていたため、写真を撮らなければと、車から意気揚々と飛び出したが、寒くて車の中に後戻り。こんな時のために常備しておいたダウンコート(山用ではない)を装着し、車から飛び出した。
そして、久々に三脚を取り出し、八ヶ岳や富士山、雲海を撮影しました。そのため、出発も若干遅れ、6時20分頃出発しました。
もう秋もほぼ終わり。2000mの朝は当然寒い。氷点下の空気に晒され、霜だらけになった地面を見ながら、のんびりと進む。トーミの頭までのコースは当然表コースを選択。
八ヶ岳、四阿山、籠ノ登山、その後ろに見える白く染まったアルプス。絶景を背中に背負いながらトーミの頭へ進む。
しばらく進み、樹林帯を抜けると、目の前に不気味に佇む浅間山が現れる。
朝の時間帯は逆光であるため、目に見える浅間山の斜面にはまったく光が当たらない。また、斜面には木々がまったくなく、黒いザレ場が広がり、山頂部からは噴煙が上がっている。そのため、不気味、異様、陰鬱、畏怖等の負の印象が強い。
そこをちょっと進むと、浅間山、八ヶ岳の展望が良い場所に出る。そこで何枚か写真を撮り、直ぐに出発。そこを少し下り、再びちょっと登り返すと、トーミの頭に着く。
ここは浅間山とその山麓、第一外輪山が望める。
ここでも何枚か写真を撮った後、直ぐに出発。
ここから少し歩くと黒斑山に到着。記念写真を撮った後、少し休憩を取る。
しかし、体を休めると一気に体が冷えるため、結局蛇骨岳を目指し、直ぐに出発。
樹林帯と高度感溢れる崖っぷち( 結構狭い )を歩いていくと、直ぐに蛇骨岳に到着。ここからは浅間山に加え、四阿山とその山麓の町並みが一望できる。
浅間山第一外輪山はこれで3回目だが、1回目は天気不良のため蛇骨岳、2回目は残雪期のため黒斑山までしか来たことがなかった。
つまり、ここから先は未知の領域となる。
仙人岳を目指し、蛇骨岳を出発する。ここから鋸岳までの登山道は、浅間山側が完全に切れ落ちている状態になるため、落ちないように気をつけて歩く必要があるのだが、ここで問題発生。
登山道の霜が溶けて、ぬかるみ状態になっており、非常に滑りやすい状態になっていた。
しかも、浅間山側に斜めっている箇所で、滑りやすい状態に。
これは気を付けなければと思い、左足を踏み出し、着地した瞬間、ずるって土ごと浅間山側に滑った。その瞬間、右足も浮いてしまい、完全にすっころんだ。ぎりぎり、左手で着地し、左半身泥まみれになることは防いだが、運が悪ければそのまま体が滑り続け崖から転落する可能性もあった。
体にひやりと冷たい汗が流れた。
その後は特に問題もなく、仙人岳を経由し、鋸岳に到着した。
ここから急坂のJバンドを下り、賽の河原を目指す。
Jバンドを下っている途中、振り返ると、そこには青空をバックにした見事な岩壁と枯れ草が広がっていた。
不覚にも見惚れてしまった。
Jバンドはそんなに長い道のりではないが、その間に何十枚も写真を撮ってしまった。
Jバンドを下り、賽の河原に到着すると、そこはのどかな風景が広がっていた。
四方八方見渡す限り山が望め、登山道を通る人の数も少なく( 前掛山には非常に多くの人が登っていた )、ほとんど平地。
カップラーメンなど無粋なものでなく、レジャーシートを広げて、重箱のお弁当でも食べたい気分だ。と言うわけで、ここで昼食を取り、1時間ぐらいのんびりとすごした。
そこから少し進むと、前掛山登山口に到着。
時間があれば登りたかったが、今回は登らず、草すべりを目指す。
火山館、草すべり分岐を通り過ぎると、トーミの頭が目の前に広がり、急登となる。登山道は狭く、浅間山側に転ぶと、下まで逝ってしまいそうな程の急登。しかし、急坂ではあるが、段差がほとんどなく、靴のグリップが良く効くため、歩幅を狭く、ゆっくり歩けば、ほとんど疲労することなく、トーミの頭に到着できる。
トーミの頭で最後の小休止を取り、浅間山を撮影する。
順光であるため、朝とは異なり、負の印象はほとんどない。
そして、表コースを再び通り、帰路に着いた。
おはようございます。火山の表情は一種独特。SFロケが多いのもうなづけます。
最近写真サイズが小さめなのは容量の関係ですか?ペンタ殿の空気感がみたいですぅ〜
jinzaemonさん、こんにちわ
お察しの通り、容量の関係上、最近は写真サイズを小さくしています。
ヤマレコに登録してから結構経っているのですが、山行記録を投稿するようになったのは最近なので、月の最大登録サイズが50MBなのですよ
大体月に4回以上は山に入るので、1回の山行に登録できる写真数が限られてしまいます。そのため、写真数を増加させるため、仕方なくサイズを小さくしています。
しかし、今月は月容量にかなりの余裕があるので、小さくしすぎたかなぁっとも思っています。そのため、次回の山行からは幾分サイズを大きくしようかと思っています
【11/17追記】
黒斑山以降の写真サイズを大きくしてみました。
気が向いたらご確認ください。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する