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ハイキング
丹沢
雨山峠から鍋割山
2010年11月06日(土) [日帰り]

コースタイム
寄7:20→雨山峠9:30→鍋割峠10:20→鍋割山10:50
休憩後、鍋割山11:30→栗ノ木洞12:30→寄13:15
休憩後、鍋割山11:30→栗ノ木洞12:30→寄13:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
デジカメを途中で落としてしまったので、文章のみで報告します。分かりづらいかもしれませんが、あしからず。 登り始めは寄のバス停から中津川沿いの舗装路をずっと遡っていきます。ミロク山荘から5分ほどの場所に赤い鉄橋がありますが、橋を渡らずにその手前を右折して車止めのゲートを越えたところから本格的な登山開始です。なおこの橋の手前に4-5台分ほどの駐車スペースがあります。 ルートは基本的にずっと寄沢沿いです。沢を何度か渡りますが、赤旗や標識が豊富にあるので迷うことは無いと思います。ただし、しっかりした橋はなく、丸太や石伝いの渡渉です。沢の前半は水量があるので、足下を濡らさないような靴を履いていったほうが良いと思います。 沢を詰め、大きなゴルジュを鎖が設置された道で巻くと、鍋割峠への直進ルートとの分岐が現れます。ここを左折して尾根をトラバースしますが、足下がザレて落ち込んでいるので注意が必要。もう一度沢に下り、あとは沢の真ん中をまっすぐ辿れば雨山峠に到着します。沢はかなり狭く急勾配なので、水量が多いときの遡行は難しいと思います。今回はほとんど水が涸れていました。 雨山峠からはヤセた尾根を辿ります。鍋割峠までの間にクサリが(昭文社の地図では2カ所だが、記憶に間違いがなければ4カ所)繰り返し現れますが、最後から2つめのクサリが下りとなっているので注意が必要。一番最後の長いクサリは15mほどありますが、登りで勾配も緩いので慎重に行けば大丈夫。なお、どのクサリ場も勾配は緩いですが、ザレて滑りやすいので注意して下さい。鍋割峠から鍋割山までは危険箇所はありません。 下山路に選んだ栗ノ木洞〜寄へのルートですが、最後の道のりが少し分かりづらいのでご注意下さい。櫟(くぬぎ)山の尾根を下りたところで一旦林道に出ますが、道を渡った向かい側にある登山道の入り口を見落とさないように。間違って林道を下ると、大倉尾根のほうに行ってしまいます。 渡った先の登山道を10分ほど行くと、突然フェンスの向こうにお茶畑が現れます。フェンスのドアをくぐると宇津茂・土佐原の分岐を示す標識があるので、宇津茂方面に進んで下さい(寄は宇津茂集落にあります)。最後は急斜面に広がるお茶畑の脇を下ります(農道だと思いますが、ルートを示す標識があります)。眼下に見える町が「寄」です。 |
感想
初めての丹沢登山でしたが、できるだけ静かな山行がしたいと思いこのルートを選びました。前半の沢歩き、後半のヤセ尾根&鎖場など、バリエーションに富んだとても楽しいルートだと思います。
ところで、不注意から途中でデジカメを崖下に落としてしまいました。どこまでも落ちていくデジカメを見ながら、人間じゃなくて良かった・・・と思いました。丹沢は近場で手頃な山、と勝手なイメージを抱いていましたが、実際に行ってみて感じたのは、急峻で一歩間違えたら滑落する侮れない山、ということでした。
あちこちで表土が流出し、ブナの根がむなしく空中に浮いているのを見ました。これ以上傷めたくない、でもこのヤセた尾根を辿るにはその根を踏みつけていかなければいけない・・・とても悲しかったです。そして鍋割山頂と後沢乗越までの尾根で見た、ひっきりなしにやってくる登山客。荷物も軽いのにストックなんて本当に必要なんでしょうか。あちこちで道がほじくり返されていました。
もう丹沢には行けないかも。
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