見晴峠〜鈴蘭峰(三角点笹窪)

- GPS
- 04:39
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,105m
- 下り
- 1,107m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 4:39
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
警備の方の許可を頂き、23号カーブ余地に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場所〜見晴峠 舗装道路を6分歩くと右に見晴峠への登山道入り口 小さな標識あり、道中の笹も奇麗に刈ってあり 快適な遊歩道ですが、峠からの見晴らしはほぼありません ・見晴峠〜鈴蘭峰 最初のピークまで笹原の中に微かな踏み跡あり ピークを過ぎると笹のない尾根上は歩き易いです 笹原の背丈が増すと笹の下にある踏み跡は不明瞭なので藪漕ぎ 二重稜線を過ぎ、右に延びる明瞭な踏み跡は間違い 笹薮で凹んだ道跡沿いに藪漕ぎが正解 山頂に近づくと、尾根の北側斜面を巻く踏み跡あり |
写真
感想
昨日登った経ヶ岳は、天気が上り坂になったものの、
見渡せるはずのの周囲の名峰は雲に覆われ、ちょっぴり残念でした。
宿泊先で朝食を済ませ、再び権兵衛峠に向かうと
空は晴れ、尾根上のアンテナピークとコイノコもはっきり確認でき、
期待が裏切られなかったと嬉しくて、つい写真撮影。
今回の計画には登山以外の一つの楽しみもありました。
峠山に登った日に訪れた懐かしい神社に再び参拝し、
一度通ってみたかった堺峠を越える県道を走行することです。
堺峠は村境で石碑もあり、想像より道幅広く、走行しやすい道。
上高地に向かう道路は、工事中の箇所もあり、結構渋滞。
殊に沢渡は、駐車場所を探す車で混んでいましたが、
その先は車がスムーズに流れており、ほっとしました。
しかし、白骨温泉への道路は以前より整備されたとは思うのですが、
すれ違い注意箇所はまだ残っており、運転に注意が必要。
白骨温泉バス停で、通行止めの標識を見て、諦めかけました。
「泡の湯」駐車場のすぐ先に警備の方が居て、
工事の邪魔にならない場所迄ならと許可を頂き、幸運でした。
23号カーブの広い道路余地に駐車すると、遊歩道入口まで6分。
入口には小さな標識があり、笹が広く刈ってあり、
歩く人があまりいない様子なのが残念なくらい、
気持ちの良いハイキングコースが歩けて嬉しい驚き!
見晴峠は、その名に惹かれますけれども、殆ど眺望はありません。
背の高い針葉樹の樹間に僅かに西穂方面が垣間見えます。
鈴蘭に下って行く道も良く整備されている感じで、
車の回収を考えると難しいですが、快適なハイキングが出来そう♪
最初は膝丈の笹原に微かな踏み跡を辿るも、次第に消失。
最初のピークからの結構な下りは笹薮なく、踏み跡確認可能、
残っている有り難い道跡は、背丈の低い笹だからこそで、
その後は藪漕ぎ箇所もあり、不安ながら、道跡を頼りに前進。
窪んでいる笹原が道跡か?とても深くて搔き分けるのは躊躇われ、
右の等高線に沿う道跡が、歩き易くてつい進んでしまいました。
行きつ戻りつを繰り返し、貯水タンクのある地点で撤退し、
鈴蘭峰は諦めようと思い、とぼとぼ歩いて戻りかけましたが、
先程の笹原の窪みが気になり、諦めきれず、笹薮に突入。
しばらくは背の高い笹薮との格闘場面もありましたが
稜線北側の笹の薄い箇所に踏み跡も発見!
(獣道か、登山道跡なのか?分かりません)
鈴蘭峰に到達するのに1時間半もかかってしまい、時間をロス、
久々に執念の藪漕ぎをしてしまい、自分でも半ば呆れます。
木にかけられた山頂標識、足元に苔むした三角点を発見し
なんとも幸せな気分に浸りながら下山開始!
山頂のすぐ近くで、眼下にペンションかと思われる屋根が見え、
「鈴蘭峰」の名は地名からつけられたのかと思いました。
帰りも藪漕ぎと大倒木に難儀しましたが、笹薮の窪んだ個所が道跡。
かつて整備されたか、登山者の歩いていた道があったのでしょう。
日の当たる尾根の南側は笹薮が深くなり、道跡も消失しかけ、
三角点を訪れるにはますます藪漕ぎを強いられそうです。
コメント
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ご無沙汰しております。見晴峠が懐かしくてコメントしました。
5年前の10月に鈴蘭の駐車場に車を止めて、見晴峠越えで十石山に登り、避難小屋に泊ってから乗鞍岳経由で周回しました。見晴峠の名前に魅かれて周回コースにしましたが、道は思っていたよりも歩き易かったわりに、展望がなかったのでがっかりしたのを覚えています。それでも翌日の十石山から乗鞍への縦走ルートでは槍穂高連峰や焼岳などが雲海に浮かび、滝雲も見られて見事な景色に魅了されました。今でも記憶に残る景色のひとつになっています。
見晴峠から鈴蘭峰への道も嘗てはあったのでしょうね。藪漕ぎご苦労様でした。
こちらこそご無沙汰しております。
南アルプス、煤ヶ谷登山口から三峰山の思い出が瞬時に蘇ってきました!
白骨温泉から十石山、乗鞍岳を経て周回されたのですね。
小屋泊まりのロングトレイルお疲れ様でした。
十石山避難小屋はとても奇麗で整頓され、泊まってみたかったです。
昨年、平湯尾根から乗鞍岳を往復した折、権現社分岐で、
金山岩を通過し十石山に至るコースは、
もうこの年齢では無理と諦めて、佇んでおりました
でも、硫黄岳を伝う大展望の尾根は素晴らしく、
自分にとっても忘れられない思い出です。
(走り去る熊も見ましたし…)
もう年齢が年齢だけにいつまで登山できるか分かりませんが、
この病は治りそうになく、体力を考慮しつつ歩きたいと思っています(^_^;)
欲張りかもしれませんが、ずっと山の景色を楽しみたいですね♪
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