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Yamareco

記録ID: 8635765
全員に公開
沢登り
御在所・鎌ヶ岳

アライ谷から宮指路岳

2025年08月30日(土) [日帰り]
情報量の目安: B
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:27
距離
12.3km
登り
832m
下り
1,088m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:26
休憩
1:37
合計
8:03
距離 12.3km 登り 769m 下り 1,019m
7:06
138
9:24
9:33
3
9:36
9:43
10
9:53
81
11:14
11:18
9
11:27
47
12:14
12:16
6
12:22
13:36
3
13:39
13:40
20
14:26
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
鈴鹿コミュニティバス 近鉄平田町駅〜JR加佐登駅〜小岐須渓谷口

感想

大石橋を見下ろす場所にテントを張る。誰も来ない山の中は安心して眠れる。とはいえ夢も多く見て眠りは浅かっただろうが。

はて、夜通し近くで虫が鳴いていると思ったら靴にコオロギがとまっていた。朝食にパスタとパンを食べて水を汲んで出発…と思ったらプラティパスの口の根元がやぶれてがっかりである。

林道最奥の駐車場を過ぎて進んでいく。鈴鹿はヒルが多いと聞くので湿ってそうな場所に足を置くのは極力避ける。仙が谷を横目に登山道を歩く。ここから入渓してもさぞ気持ちよさそうだ。だがここから先どれだけ体力と時間を使うか未知なのでスタスタ歩ける登山道を行くことにする。風が思いのほか気持ち良い。このまま沢に入らず登山道で登頂してもよいかな。日和った心が湧き上がる。

小社峠への登山道を見送り徒渉地点からアライ谷に入渓する。入口からして倒木だらけでげんなりする。入口だけではない。谷は倒木が詰まっている。げんなりしつつも、倒木の枝と枝の間に体をわりこませつつ谷を遡行していく。
谷のすぐ脇に杣道があるようだ。山仕事の人が谷に木を落としているのだろう。

水がなくなってきて、ああ、ここで谷は終わりか…なんて思った頃に10mくらいの滝があらわれた。2本…3本あるのだろうか。水がちょろちょろすぎてよくわからない。
どうやって上がろうかと思案する。どまんなかは苔むしていて滑りそうだ。こんなところで滑落したらバカなので巻くことを考える。中段のテラスまで登ってきていたので、岩壁を右に回り込み斜面を進む。進む地面はアゴくらいの位置にあるが、木をつかんでいけば登れるだろう。這い上がっていくと地面がえぐれていて、後方左手から谷へ降りる。さきほどの右の滝の上部に来たようだ。ここでズルをしてGPSを見る。予定していた谷を遡行できていない。だがすぐ上の尾根に上がれば近くに登山道がある。すでに水は無い。谷を詰めると岩壁が立ちはだかっていて、岩壁を左手に見て尾根に上がった。

尾根からは犬返しの剣?の荒々しい姿がよく見える。登山靴に履き替えて登山道に合流する。山頂からは景色がよい。北側の岩からも景色がよい。

次にランチ場として某SNSで絶賛の仏谷源頭部を訪れる。ヒルもブヨも蚊もいない不思議な谷だった。三重県の虫は滋賀県への県境を越えられないらしい。確かにここなら昼寝ができる。腰を落ち着けてゆっくり紅茶タイムとした。

このまま仏谷左俣を下り、右俣を遡行する予定だったが、アライ谷の遡行でおなか一杯精神いっぱいいっぱい。カワラコバの登山道からわがテントへスタスタ降りた。
ここはさぞかし人気の山域なんだろう。そう思い下山後、林道最奥の駐車場を確認に行くとクルマは1台しか停まっていなかった。小岐須キャンプ場には14台ほど停まっていたが、おそらく川遊び客のものだろう。

こうしてヤマレコの地図に軌跡を落として思った。私、わざわざキツい斜面を選んでしまったんだなあ…。真ん中の滝上部から遡行を続けたかった。でも多分アライ谷二度と行きません。

下山して大石橋の下で靴を洗う。靴下を脱ぐと左足に2つ献血の跡ができていた。

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