東洋のマチュピチュ東平より銅山峰ヒュッテお泊まり

2016年05月04日(水) 〜 2016年05月05日(木)

• GPS: 06:30
• 距離: 11.2km
• 登り: 1,591m
• 下り: 716m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:28
• 休憩: 2:00
• 合計: 4:28

9:37 遠登志渓谷遊歩道入口
11:05 13:05 東平
14:05 銅山峰ヒュッテ

東平で歴史資料館や、産業遺産の観光してます。約2時間ほど。

天候

5/4　晴れ時々曇り。とても暑い
5/5　曇り強めの風のちとっても強い風雨。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

新幹線岡山駅乗り換え、特急しおかぜ号、
JR新居浜駅着。ビジネスホテルに前泊。
別子地域バス：新居浜〜おとし
帰り、同バス：中七番〜新居浜
バス400円均一。
バスは一日3,4便。時間は要チェックで。

コース状況／危険箇所等

◇おとし〜銅山峰ヒュッテ
　銅山の開発が始まってからの生活や輸送の道でした。
　道幅広く急勾配を避ける巻き道もたくさんありました。
　昔の人の苦労が忍ばれます。
◇銅山峰ヒュッテ〜銅山越え
　峠の銅山越えまで明瞭な登山道。
　曇ってて見晴らしはできなかった。残念。
　ルート図は1日目まで。
◇銅山越え〜笹ヶ峰へ
　2日目以降につづく。

その他周辺情報

マイントピア東平
http://besshi.sakura.ne.jp/machu-pikchu/
登山道の途中になります。
もちろんここまで車でもこれます。
近代歴史に興味がある方。みどころありますよ。

写真

JR新居浜に着いた。
笹ヶ峰の山々が迫る

あれは明石山系ですね。
今回はここは通りません。

ホテルに前泊。
おろちょんラーメンをいただく。

こういうのははじめて。

警察署前バス停です。
ご参考に。

おとしバス停。
ここからスタートです。

旧おとし端。
明治39年設置。

下部橋が現存しており、
上は新しく吊橋になってます。

昔の生活道であり、銅山の輸送路でした。
しっかり作ってあります。

登山道の下に遺構が。
地図にもありません。

快適な道です。

参道途中の関所のような所でしょうか

昔の東平地区跡。右に娯楽場。左に病院、保育園跡が。

娯楽場の奈落の跡。柱脚のアンカーボルトだけが残る。

保育園跡地。これはプール？

病院跡地です。

ここは迎賓館があった場所。眺め好いです。

赤石山方面が一望。

これも遺構ですが、お土産やさんに。

坑道

これがそうですね。銅は貴重でした。

資料館の模型。
この山の中に大型の娯楽場があったそうな。今は林の中です。

大きいです。

銅山の貯蔵庫跡です。明治の煉瓦作り。

これが東洋のマチュピチュ。実物はとても迫力あります。

石畳です

マイントピア東平から登山道になるところ

上に行くと銅山越えにでます。

銅山峰ヒュッテです。
今日のお宿

ヒュッテから瀬戸内海まで一望。

ヒュッテ脇にある第一通洞入り口。
明治19年に開通。

峠の向こうまで通じてあるそうな。

広々。今日はお客二人だけ。
個室で使えました。

ヒュッテから見える夕暮れの新居浜市街と瀬戸内海。

銅山越えへのルート

銅山越え1294m。
ここから尾根沿いに笹ヶ峰へ。
1702年開道。明治時代には土俵もあって賑わったそうな。

感想

Tooshi

とっても歩きやすく、途中眺めも良く気持ちの良いルートでした。
途中、アーチ橋や煉瓦作りの遺構、歴史博物館など観光も満喫できます。
明治からの鉱山開発の歴史とその終焉を学べます。
最大5000人が暮らす街と化していたようですが、いまはすっかり樹林に。
自然の回復力はすごいと感じれます。

東平より1時間ほど山上の、銅山峰ヒュッテで宿泊。
年配のお母さん一人です。民宿に泊まった気持ちでお世話になりました。
一人でがんばっておられます。多くを期待してはいけません。
ここで布団に寝れて2食付くなど有り難い思いで利用したいものです。

銅山峰ヒュッテでご一緒の兵庫のお兄さん。
お疲れさまでした。こちらはこの後強風になり偉い目に遭いました。

翌日は銅山越えから笹ヶ峰の丸山荘へつづく。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-869527.html