忍野村 山梨県立富士湧水の里水族館とさかな公園
山梨県
aideiei
体力度について
- GPS
- 00:55
- 距離
- 0.8km
- 登り
- 3m
- 下り
- 2m
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| 天候 | 小雨後曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| その他周辺情報 | 鮎沢PA |
写真
そして、ミヤイリガイ。この貝が日本住血吸虫の中間宿主になっていることがわかった。実際は相当小さい貝で相当アップで撮影している。
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感想
3連休3日目も天候が不安定っぽい。道の駅「富士吉田」で朝を迎え、山中湖付近の未踏の山に行こうと思ったのだが、雨雲レーダーでは9時から11時くらいまで雨予報。これはいけません(中島鑑定士風)。
どこか軽く見ていくことはできるだろうか？もう帰宅してしまった方が良いだろうか？Mリーグ開幕、開幕戦も見たいしなあ。日ハム対西武も気になるしなあ・・・。
ということで、忍野村の「山梨県立富士湧水の里水族館」を訪問してみようと思ったのだ。かつて、20年ほど前に一度行っているが「貧相な水族館だなあ」という印象を持っていましたが、山梨県立の施設に変わり、この辺りも世界遺産に登録されてどう変わったのだろうか見てみたいと思ったわけだ。
行った感想としては、まず結構混んでいたということ。20年前に行った時は日曜日だったけど私1人で10分ほどで見終わってしまうようなボリュームしかなかったのだが、今回は1時間以上は見ていたような気がする。淡水魚オンリーだが、富士山麓の淡水魚のみならず日本のもの、世界のものも適当にあって面白い。これ以上充実させるのだったら増築をしなければならぬだろう。
また、山梨県の施設らしく「日本住血吸虫症」の展示があった。今年読んだ本の中で「死の貝」という作品があったが、まさに日本住血吸虫症をいかに撲滅するかという話、その中で中間宿主として登場するのがミヤイリガイ、この貝が中間宿主であることを突き詰めた宮入慶ノ介博士から名前をとった。殻の長さは最大8mmほどの小さい貝だ。さまざまな寄生虫などの宿主にされやすく、1950年の山梨県調査では1匹のミヤイリガイに3000匹の日本住血吸虫の幼生が寄生していたそうである。
かつては日本各地に局所的に分布していたが、殺貝運動などにより急激に数を減らし、現在では山梨県と千葉県の一部のみに分類され、あとは研究用として大学や施設が飼育しているもののみだそうだ。環境省の調査によると絶滅危機�砧爐箸覆辰討い董�日本においては野生絶滅に近づいてきているそうです。
世界的には住血吸虫症に悩まされている地域は依然として多く、そこからの研究者を招き入れたり、日本の研究者を現地に派遣したりするなどまだ住血吸虫との戦いは終わっていないそうだ。
また、「富士の介」の展示も行われていた。キングサーモンを富士山の湧水で飼育することで美味しいサーモンを作り上げた。新しい名産として少しずつレストランや道の駅などで食べられるようになってきているという。かつて、どこかの道の駅で「富士の介丼3500円」と書いてあったが私はまだそれだけのお金を使おうとは思えなかった。もっと安くなってくれたらいいなあと思っている。
結局、午前中で見終わり、2箇所ほど登山口の下見をして帰宅、途中のSAで日本ハムの勝利を見届け、夜はMリーグの中継を見ていた、いきなり開幕日に役満が出るなど見どころはたくさんあった。
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