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Yamareco

記録ID: 8687972
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沢登り
磐梯・吾妻・安達太良

前川大滝沢

2025年09月14日(日) [日帰り]
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kamog その他1人
GPS
--:--
距離
2.6km
登り
216m
下り
216m
天候 雨のち曇り
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
滑川橋先
・縦に6台程度
・トイレなし
・滑川橋までの舗装路は狭いので対向車とのすれ違いに充分注意。
 路肩が広くなった箇所は何カ所かあるが、すれ違い用なので
 そこに駐車はできないが、滑川橋の200m手前、1km・2km・3km手前、
 萱峠に草地の空スペースがあり、すれ違うときは邪魔にはならなさそう。
コース状況/
危険箇所等
前川大滝沢
 いわずと知れた赤ナメと深い翠の釜、そして日本百名滝にも選ばれている
 滑川大滝を持つ超人気沢。
 大滝の右岸高巻き(2通り)、中流部の幅広滝の左岸巻きと、Y字状滝の
 釜の右岸側泳ぎが核心。
 駐車スペースが狭いので、パーティで行くときは車を集約していきたい。
 公共交通機関はJR峠駅(無人の各停駅)が最寄り駅だが、入渓点の
 滑川橋までは数kmあるので、滑川温泉(福島屋)に宿泊すれば峠駅までの
 送迎もあるようです。
 またさらに上流部にある姥湯温泉も大人気の秘湯で、この日も多数の車が
 行き来していました。
 一度泊まったことがありますが、荒涼とした絶景の露天風呂は最高でした。
 遡行グレード 1級上〜2級下
朝はまだ雨
滑川橋北端から護岸堤の上を歩いて入渓
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滑川橋北端から護岸堤の上を歩いて入渓
踏み跡辿って沢へ
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踏み跡辿って沢へ
早速赤ナメ3×10m
巨岩の小滝
2段15×30m
釜の左を進み
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2段15×30m
釜の左を進み
一段上のバンドをトラバースして滝へ
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一段上のバンドをトラバースして滝へ
流芯左側を登る
ラバー靴でもフリクション良好
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流芯左側を登る
ラバー靴でもフリクション良好
右上から支流であるカモシカ沢(?)が連瀑になって合わさる
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右上から支流であるカモシカ沢(?)が連瀑になって合わさる
15×30m滝を登ってくる
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15×30m滝を登ってくる
横向きの小滝
15×30m滝右岸にはグージョンボルトとラペルリングがひとつある
15×30m滝右岸にはグージョンボルトとラペルリングがひとつある
横向きの小滝
赤ナメ続く
釜の浅いところを徒渉してカンテ登る
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釜の浅いところを徒渉してカンテ登る
ナメの紅と釜の翠
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ナメの紅と釜の翠
癒しの赤ナメをひたひたと
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癒しの赤ナメをひたひたと
段切り状の幅広小滝とナメ
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段切り状の幅広小滝とナメ
道路のような赤ナメ
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道路のような赤ナメ
ナメ滝も美景
左岸側が礫が固まった沢床
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左岸側が礫が固まった沢床
沢が右に曲がるといよいよ見えてきました
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沢が右に曲がるといよいよ見えてきました
これは大滝左岸から合わさる支流
この上流には滑川布滝と称される落差百mを越えるインゼルと略雑点もありそうなスラブ状滝が遠望できた
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これは大滝左岸から合わさる支流
この上流には滑川布滝と称される落差百mを越えるインゼルと略雑点もありそうなスラブ状滝が遠望できた
着きました!滑川大滝
地形図上から80×120mとさせていただきます
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着きました!滑川大滝
地形図上から80×120mとさせていただきます
人が入ればその大きさがわかります
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人が入ればその大きさがわかります
羽衣のような優美な波紋
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羽衣のような優美な波紋
高巻きの1通り目として滝右岸のルンゼを登り、落ち口上に抜ける薄い踏み跡を辿ります。
トラバース箇所が2つあり、高度感もあり、過去に滑落事故もありますので、初級者いる場合は長めのロープを途中支点作りながら出した方がよいです。
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高巻きの1通り目として滝右岸のルンゼを登り、落ち口上に抜ける薄い踏み跡を辿ります。
トラバース箇所が2つあり、高度感もあり、過去に滑落事故もありますので、初級者いる場合は長めのロープを途中支点作りながら出した方がよいです。
大滝左岸側から
左岸側の支流に架かる2段小滝と奥に5m滝
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左岸側の支流に架かる2段小滝と奥に5m滝
左岸側支流(布滝沢?)の白ナメ
ここはヌメリがありました
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左岸側支流(布滝沢?)の白ナメ
ここはヌメリがありました
大滝の荘厳さ
今日は遅くのスタートだったので、大滝から沢を引き返し
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今日は遅くのスタートだったので、大滝から沢を引き返し
赤ナメ途中のこの岩を目印にして
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赤ナメ途中のこの岩を目印にして
右岸側に付いたピンクテープから大滝展望台に向け径路を登ります
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右岸側に付いたピンクテープから大滝展望台に向け径路を登ります
ピンクテープと残置縄
ピンクテープと残置縄
踏み跡は明瞭
上から見た赤ナメ
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上から見た赤ナメ
途中から見た滑川大滝
途中から見た滑川大滝
もう秋が歩み寄ってきてました
もう秋が歩み寄ってきてました
滝見台の案内板
滝見台から滑川大滝と右上に滑川布滝が遠望できる
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滝見台から滑川大滝と右上に滑川布滝が遠望できる
右、刈り払い跡が残る上流部への登山道
左、滑川温泉に下る登山道
右、刈り払い跡が残る上流部への登山道
左、滑川温泉に下る登山道
登山道下る
福島屋さんが見え始めると広い平窪地
この先で福島屋さんの橋を渡る道と、左に進む道に分かれる
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福島屋さんが見え始めると広い平窪地
この先で福島屋さんの橋を渡る道と、左に進む道に分かれる
左に進む道を進みます
左に進む道を進みます
前川に下りる箇所
前川に下りる箇所
岩を飛び石徒渉して
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岩を飛び石徒渉して
護岸堤の下流側で堤を乗り越します
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護岸堤の下流側で堤を乗り越します
駐車場へ戻ってきました
駐車場へ戻ってきました

感想

遠いけれど何度来ても素晴らしい秀渓をご案内。
前夜の東北道で報道にもなった事故通行止めにタイミング悪く巻き込まれ3時間半も立ち往生。
トイレもじもじで携帯トイレ使っちゃおうかと思った矢先、深夜にようやく解除され、一番最初のパーキングに駆け込みホッ。
おかげで睡眠時間1時間半しか取れませんでした。
現地は朝からサラサラの雨。
山にもガスがかかり、午後から回復基調なのでしばらく様子見しましょう、ということで待機しました。
雨の降り方、雲の動き、風の体感具合を感じながら「よし大丈夫!」と遅めのスタート。
水量は普段よりやや多めですが遡行に支障なしです。
時間が遅かったので第一目的である80×120m大滝まで遡行し、滝見台へ続くしっかりした径路を使って下山しました。
今まで気にも留めなかったのですが、大滝の左岸から流れ込んでいる支流。
出合は2m滝、ヌメリのある白ナメ、2条2m、5m滝くらいですが、遥か上部に略奪点、インゼルを混じえた落差100m以上ありそうなスラブ滝を初めて遠望しました。
今まで記録あるのかなぁ。
解散後、初めて高湯温泉「あったか湯」へ。
ちょっと離れていますが、500円の公共日帰り温泉で、白濁のお肌サラサラ露天風呂。
露天ひとつに洗い場は3基、ボディソープやシャンプー、シャワーもないので別購入か持参というシンプルな温泉ですが、そこがまた湯治っぽくてよい温泉でした。
第一駐車場は満車のため、下に100m離れた第3駐車場へ停めました。
帰りはさすがに眠く、途中のパーキングでマジ寝して帰着。

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