クモの巣...倒木地獄...昔バイクで走った場所は今いかに...(御庭林道・船津口登山道)


- GPS
- 06:45
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 138m
- 下り
- 1,364m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:44
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
昨年7月、精進口登山道、御庭林道、船津口登山道の360度動画を撮影すべく富士山に向かった。
時間不足(出発時刻が遅かった。)と悪天候で精進口登山道の撮影のみで終わってしまったのだ...
昨年のリベンジと言うか、やり残しておくのが気持ち悪いので、今年も撮影行を計画した。
今回は徒歩での登りがないので、路線バスで5合目まで向かうことに。
前日「道の駅なるさわ」で車中泊。
当日朝に車を「富士北麓公園」駐車場に移動。
徒歩15分ほどの場所にある「富士山科学研究所入口」バス停から乗車した。
最近バスなど乗ったこと無い...
時刻どおりに来るものだと思っていたが、なかなか来ない...9時49分発なのに15分以上遅れてやって来た。
こんな感じで出発地点の「御庭」に着いたのは予定時刻より20分近く遅れて、11時少し前になっていた。
御庭林道はオフロードバイク&MTBで何回か走ったことがある。
林道の終点は5.5合目と言われていた御庭山荘付近であった。
以前興味が有って調べたのだが、60年以上前のスバルライン建設時に周囲の林道、登山道との関係に付いて取り決めが有ったようだ。(県営富士山有料道路建設事務所の資料より)
それによると、「防衛道路、船津口登山道、精進口登山道、御庭林道は立体交叉とすること。」とある。
「防衛道路」とは今の富士林道のことのようだ。(北富士演習場と繋がっているからか?)
・富士林道とは一合目付近で立体交差している。
・船津口登山道とは二合目付近で立体交差している。
・精進口登山道とは三合目付近で立体交差している。
これらはいずれもスバルラインの下を通過しているのだ。
残りの御庭林道は御庭・奥庭付近で立体交差していた。(過去形)
ここだけ跨道橋でスバルラインの上を林道が通っていたのだ。
何回か終点まで行ったことが有るが、そのうち跨道橋手前にバリケードが作られて御庭林道はスバルラインまでとなってしまった。
経緯は分からないが、気がついた時は跨道橋が撤去されていて、御庭林道はスバルラインで分断されてしまっていた。
老朽化によるものなのか、バスの大型化による高さ不足によるものなのか...
林道としての役割を終えたのか...
奥庭駐車場の手前に、かつての跨道橋の跡を見ることができる。
記録によると、最後に御庭林道を走ったのは9年前の8月だった。
この時はMTBで、3合目まで約1時間ほど掛かったと記憶している。
今回御庭林道を久しぶりに歩いてみて...
以前は普通に走れた路面にカラマツの幼木が生えていて非常に歩きづらくなっていた。
両側からの枝の張り出しも多くなっていた。(シャクナゲの量が半端なかった。)
時期的なものかもしれないが、クモの巣が鬼のように行く手をさえぎってくれた。
気が付くと、3合目まで2時間半も掛かっていた...
3合目広場から船津口登山道へ...
クモの巣地獄から倒木地獄へ...
昨年歩いているのである程度の覚悟は出来ていた。
昨年は雨の中で倒木を乗り越えるのが非常に怖かった。
今年はスリップの恐怖心が無いだけ楽に感じた。
折畳のノコギリを持参しヤル気満々だったのだが、使ったのは2箇所ぐらいだった。
15時頃には富士林道との交差点に着くんじゃないかと甘く見ていたのだが、実際に着いたのは16時半を回っていた...
クモの巣と枝の張り出し攻撃が効いた...
富士林道との交差点で恒例のコーラ...
カメラの片付けをしていると精進口登山道方向から1台の車が来て私の横で止まった...
老夫婦が乗っていた。
運転していた夫と思われる人が「大丈夫ですか?」と声を掛けてくれた。
「後片付けしているんで大丈夫です。」と返答すると...
「車は有るんですか?」と...
「下の北麓公園駐車場に停めてあります。」「ありがとうございます。」と...
何か気にしてくれている事が伝わってきたのだが、車はゆっくりと下に降りて行った。
片付けに集中していると...
「車まで乗せていきますけど...」と、助手席に乗っていた奥さんが近くに立っていた。
車は50m程離れた場所に停まっていた。
わざわざ歩いて声を掛けに戻って来てくれたのだ。
「大丈夫です。そんなに距離ないし...」...
「それに汚いし...」...
「ウチの車も汚いから大丈夫ですよ。」...(全然汚くない)
なんて有り難いお言葉!
一瞬心が動いたが、車まで行って今回の山行終了と考えていたので、丁重にご遠慮させて頂いた。
お二人の気持ちが本当に嬉かった。
日本人もまだまだ捨てたもんじゃないなぁ〜
コメント
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コメントありがとうございます。
XT250ですか。
昔々ツーリング仲間がシルバータンクのXTに乗っていたような記憶があります。
多分その時私はKL250に乗っていました。
前後ともドラムブレーキでリアは2本サスでした。
XT250はリンク式ではなかったけどモノサス(モノクロス)だったんじゃないでしょうか?
モノクロスサスペンションは画期的でカッコよかったですね。
その後各メーカーがリンク式のモノサスを出してきたんだと思います。
画像のバイクはKMX200の初期型です。
自分が乗ったバイクの中では一番小柄で足つき性も良く、一番思いどおりに操縦できたバイクです。
大きく感じるのは多分撮影の関係ではないでしょうか。(遠近法とか。)
このバイクから前後ディスクブレーキになりました。
このバイクの前に水冷DOHCエンジンのKLR250というバイクに乗っていました。
このバイクはフロントディスクブレーキでしたが、リアはまだドラムブレーキでしたね。
画像のKMX200は、KL250から見ると2世代後のバイクになります。
DT250ですか...懐かしいです。
自分が高校生の時、同級生が買ったのを乗らせてもらいました。(黄色タンク)
2ストはピーキーで4ストのつもりで乗るとちょっと恐怖を感じました。(車重が有ったのでウィリーはしませんでしたが...)
わさびさんの様に恐怖を感じたのは友達のDT125に初めて乗った時ですね。
不用意にアクセル開けたらいきなりウィリーして棹立ちになりました。
軽い車体だったので尚更だったのでしょう。
このKMXもリードバルブをカーボン製に交換していて非常にレスポンス良かったです。
今はインジェクションとか使っているので関係ないと思うのですが、富士山に登る前はキャブとかいじって高所に対応できるよう調整していました。(空気が薄くなって吹けなくなる。)
そんな事も今となっては楽しい思い出ですね...
ヤマレコでバイクの話ができるとは思っていませんでした。
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