うるとらぷち成敗&偵察 白水岳


- GPS
- 07:10
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,353m
- 下り
- 1,354m
コースタイム
天候 | ずうっとくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白泉岳まで 8合目後半の登りから9合目にかけて、笹や草の台頭が見られますが、それ以外はしごく快適です。 白泉岳から南白水岳への急登まで 白泉岳からの下りは、断続的な笹や草の繁茂に加え細道のため、足下をよく確かめての通行が必要な箇所あり。それ以外は笹被りなどは見られるものの大きな支障はありません。 南白水への稜線から中白水岳まで 南白水岳までは、草や笹で道が細くなっているものの道は明瞭です。まずまず快適に歩けるかと。南白水岳と中白水岳の中間地点辺りから道幅が広がります。中白水岳までゆるゆると歩けます。 中白水岳から白水岳まで 中白水岳からの降下は、笹や草の繁茂が見受けられるも、それほど難儀せずに歩けるかと。 降下後、二つのこぶを乗り越え白水岳へののぼりに差しかかります。こぶの平地で断続的に背丈以上の笹が繁茂する地点も見られます。が、足下は比較的明瞭です。 |
その他周辺情報 | 平田内温泉で汗を流しました。本日は少しぬるかったような・・・。 |
写真
装備
個人装備 |
帽子
手袋
iPhone
シャツ
ズボン
靴下
防寒着
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
予備電池
時計
ストック
カメラ
スパッツ
ヘッドライト
シングルコンロ
昼食
携帯椅子
雨具
サングラス
熊スプレー
熊鈴
モーラナイフ
笹輪刀3号
バッテリー3個
防虫ネット
|
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感想
隊長から入電あり。
「ワレ、0920ノ0600ヨリ成敗開始セリ。」
新笹柱にしやん隊長の出撃とあらば、こたえぬわけには参りませぬ。
寄る年波ゆえ、こたびの成敗を大々的に行うと、2日後の大成敗に支障をきたす恐れが十二分。前回やり残した中白水岳までのウルトラプチ成敗なら、ついでに白水岳までの現状把握なら可能かもと。
えぇ、ここでPR。
9/23火06:00より、白水岳方面の大成敗を敢行いたします。現在参加者は6名。刈り払い機は4台。もう2台くらいあるとかなり丁寧に成敗できますが・・・。奥深い中白水岳から白水岳までを成敗します。色あせた標識の色塗りも行います(必要な道具は隊長が用意してくれます)。行く手を遮る潅木の細枝除去も行います(手ノコがあるとありがたいです。)。実はとっても重要な笹寄せもします(ポールでもできます)。もちろん人員に応じてできる範囲でですが。
12:00頃白水岳登頂予定。12:30になるかもしれませぬが。13:00頃、遅くとも13:30までに下山開始。熊の湯駐車場到着は最終17:30頃かと。終了後、平田内温泉で汗を流し解散予定です。が、もちろん遠方の方などその前にお帰りになるのもありです。なにせゆるぅい整備活動ですので。
ふれぇふれぇ応援隊でも、そうかぁ、じゃぁ当日登ってみようかなぁという方でもかまいませぬ。刈り立ての道南アルプスを歩いてみたい方(通過時、刈り立てでない可能性もありますが・・・)、是非お越しください。奥深い山域だけに多くの人が入るとキムンカムイの心配も多少は薄らぐかと・・・。紅葉にはちょっと早いですが。
いつもは休養に充てる土曜日の出撃ですので、ある程度準備を整え早めに就寝。二度寝してちょっとだけ寝過ごしたものの、何とか許容範囲で出撃です。
なんとか5:30頃からスタート。バッテリー3個と笹輪刀3号で、およそ5.3㎏増。寄る年波にはこたえますが、暑さも一段落。むしむし攻撃もほぼないわけで。ようやく登山にも成敗にも快適な時期が訪れたような。
序盤でいきなりの倒木。雷にでも打たれたのでせうか。見事なまでに裂けた巨木。自然への畏怖を感じぜずにはいられません。幸いにして目安となる1合目通過後のプチ滝は水量極小。こりゃたまらんらん。
遠征効果か重量減効果か、はたまた重量バランスのたまものか。笹輪刀1号+バッテリー6個よりもずいぶん快適。作業時間が短ければ、腰痛への影響はそれほどないかと。
はて隊長はどの辺りかと3合目辺りでチェック。す、すると
「ワレ、突然ニシテ38度超ノ高熱発セリ。心はハ白水岳ヘト向カウモノノ、体ガ伴ワズ。残念無念慚愧ニ堪エズ断腸ノ思イ天竺ニマデ届カンバカリナリ。アァ、セメテハソナタノ冬ノソナタ。チェジウハ今モ美シキカナ。モトイ、ナンジノ健闘を心カラ祈ルバカリナリ。」
今年度、類い希なる能力を買われ激務の職場へ配置転換されたにしやん隊長。土日もままならぬ中、激務の合間を縫って白水岳整備の灯火を絶やしてはいけないという崇高なる使命感に激しく燃える心意気は、まさに新笹柱そのもの。むおぉ。さ、さすがです。
山深い山塊だけにちょいと心細いですが、隊長の意志を継ぎ、よろよろと進みます。白泉岳への急登も、南白水岳への急登も何とかやり過ごし、呼吸を整えてくてくてく。軽量化もあって、まずまず順調です。
中白水岳までの未着手区間は、歩数にして44歩。ザックを先に山頂へ。そのあとおもむろに笹輪刀3号にてしゅぱしゅぱぱぁ。所要時間およそ15分。ウルトラプチ成敗ですが、これにて中白水岳までは成敗完了です。
残るは未着手区間の定点観測のみ。昨年はなかなかの笹の海状態。おののきながら進みましたが、今年は昨年の成敗効果のたまものか、思った以上に良好。もちろん、断続的に背丈を超える笹どもの繁殖は見られるものの、下方を見れば道は比較的明瞭。斜めった難所は笹や草の繁茂もあって注意が必要ですが、難儀するほどではありません。
白水岳山頂に近づくにつれ、笹草勢力もおだやかに。4時間ほどで白水岳登頂です。笹柱myu殿の設置された標識に3ヶ月ぶりの再会だけにちょっとだけ感無量。
久々に山頂らぁめんといきたいところですが、日を追うごとに1時間ほど早まっている雨予報。昨日の時点で15:00だっただけに14:00前には下山したいところ。周囲をぱしゃぱしゃ撮影し、そそくさと下山開始。
いつもより負荷がかかっていないせいもあって、中白水岳への登り返しも何とか耐え忍びます。南白水岳、白泉岳も順調に通過。9合目への急降下も転倒に気をつけゆるゆると。ふおう。
それにしても、日本海と太平洋が同時に見られる。いやあ、何度見てもうっとりする景色です。
強まっていた風も9合目以降はなりをひそめます。へばっている足腰だけに転倒にだけ気をつけてくてく。予想よりも早い13:00前に下山できました。
せっかくなので平田内温泉で大休止。いいお湯でした。
あとは、自宅までゆるゆると。14:30前に雨がぽつりぽつり。やがてざぁざぁと。うむう、やはり予報よりも早まりましたね。
こたびも無事に帰還することができました。
9/23火(以降も含め)、多くの方が訪れることを願っています。
ありがとうございます。
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