霧訪山

2025年09月27日(土) [日帰り]

• GPS: 04:02
• 距離: 8.7km
• 登り: 714m
• 下り: 720m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:17
• 休憩: 0:35
• 合計: 3:52

距離 8.7km 登り 706m 下り 711m

5:52 山ノ神自然園駐車場
5:56 雄床山神社
6:03 たまらずの池
6:07 霧訪山登山口
6:30 6:31 安曇幹線2号線No.34鉄塔
6:59 7:01 ブナの分岐
7:16 7:37 霧訪山
7:46 ブナの分岐
7:54 7:56 北小野新道分岐点
8:14 8:15 たきあらしの峰
8:29 大芝山
8:36 大芝山ノ肩
8:40 信濃中信線第7号鉄塔
8:45 8:52 洞ノ峰
9:07 安曇幹線1号線No.26鉄塔
9:18 安曇幹線1号線No.25鉄塔
9:32 9:33 山の神社
9:43 山ノ神自然園駐車場
9:44 ゴール地点

天候

曇りのち時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山の神自然園駐車場で車中泊。そんなことする人は他に誰もいませんでした。下山時は、メインの駐車場はほぼ満車でしたが、脇の駐車場はがらがらでした。

コース状況／危険箇所等

駐車場から霧訪山、洞ノ峰まではほとんど歩きやすいコースですが、洞ノ峰からは急な下り坂です。ただ最初は地面が針葉樹が降り積もったような歩きやすい道。下の方になるとドングリと砂利が敷き詰められており滑ります。

写真

ピストンだと面白くないので周回コースにしました。

9/27 5:40

駐車場から登山入り口方面。

9/27 5:40

まだ他には誰もいません。

9/27 5:40

橋の向こうにトイレがあります。右側の青い仮設トイレはとてもきれいで着座式です。

9/27 5:51

自然園の全体図です。

9/27 5:53

しばらく舗装路を進みます。

9/27 5:55

雄床山神社です。

9/27 6:01

池がありますが、干上がっているようです。

9/27 6:02

分岐を左に進みます。

9/27 6:02

紅葉が始まっていますね。

9/27 6:04

奥の駐車場です。

9/27 6:05

ここから登山道です。

9/27 6:05

何やっているのやら。

9/27 6:21

時々コンクリの階段があります。

9/27 6:30

この山域、あちこちに鉄塔が立っています。少し青空が見えています。

9/27 6:31

ススキが穂を出していますね。

9/27 6:44

オトコヨウゾメでしょうか。沢山ありました。

9/27 6:52

登山道は広いところが多いです。

9/27 6:56

絵にかいたような生え方ですね。

9/27 7:00

分岐です。「ブナの別れ」と名付けられていますが、直近にブナはありません。

9/27 7:03

男坂と女坂の分岐。左の男坂を進みます。砂利がちでとても歩きにくかったです。帰りは迷わず女坂。

9/27 7:07

でもほんの数分進めば合流です。

9/27 7:08

なかなか古そうな看板。こんなに古いのに齧られていないのだから熊は少ないのでしょうね。駐車場には注意喚起がありましたが・・・

9/27 7:08

アキノキリンソウがまだ咲いています。

9/27 7:11

頂上が近づくとガスの中に突入です。

9/27 7:14

ママコナもたくさん咲いていました。

9/27 7:16

頂上です。少しだけ下の方が見えるときがありました。

9/27 7:17

希に太陽も輪郭がわかりました。

9/27 7:18

とりあえず鐘でも鳴らすか・・・

9/27 7:20

う〜ん、晴れれば眺めは良いのですね。

9/27 7:20

これが精いっぱいでした。

9/27 7:31

次の山もあるし、風が結構あって寒いので眺望はあきらめて撤収です。

9/27 7:34

紅葉が進みつつありますね。

9/27 7:36

ホツツジが少し咲いていました。

9/27 7:46

ブナの別れを直進です。

9/27 7:47

イノシシっぽいですね。

9/27 7:54

何か所か分岐があり、進むべき道は直進方向ではないので注意が必要でした。

9/27 7:55

やはりイノシシが掘りまくっています。

9/27 8:15

鉄塔の脇は少し眺望がありますね。

9/27 8:18

この稜線上はトリカブトが結構たくさん咲いていました。

9/27 8:20

大芝山山頂付近。あまりはっきりした山頂ではありません。クリの巨樹の間を進みます。

9/27 8:21

逆光できれい。

9/27 8:34

色々なキノコが生えています。

9/27 8:36

広い大芝山の肩の部分。

9/27 8:39

どこの山でしょう？

9/27 8:41

洞ノ峰あたりは結構眺望があります。

9/27 8:42

槍ヶ岳もちらっと見えました。

9/27 8:43

奥穂高岳、ジャンダルムアップ

9/27 8:43

北穂高岳と涸沢岳

9/27 8:47

だいぶ晴れてきました。塩尻と松本か。

9/27 8:47

松本空港に着陸を試みる飛行機。

9/27 8:48

なんとか白馬三山も。肉眼ではほぼ見えません。

9/27 8:48

鹿島槍ヶ岳と五竜岳。

9/27 8:48

爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳

9/27 8:49

ホオノキの実が真っ赤に実っています。

9/27 8:50

中央本線が標高を上げるためにぐにゃんと曲がっています。

9/27 8:50

もう少し雲が少ないと北アルプスの絶景になるのに・・・

9/27 8:50

ヤマナシが落ちていました。良いナシの香り。

9/27 8:51

まだ結構木に付いています。滞在中にも大きな音を立てて落下してきました。当たると痛そう・・

9/27 8:51

さて、下山します。ここまでは穏やかな稜線伝いでしたが、ここからは急降下。

9/27 8:57

かなりの傾斜で特にステップも刻まれていませんが、この辺りは針葉樹の落ち葉が積もっていて足場は落ち着いています。

9/27 8:58

キノコがいっぱい。

9/27 9:07

高ボッチ高原の方と思われます。

9/27 9:34

あっという間に降りてきます。山の神社。

9/27 9:40

手前の駐車場。本日は駐車車両ナシ。

9/27 9:43

メインの駐車場はほぼ満車です。

過ごしやすい気温でした。

撮影機器：

OM-1 OM Digital Solutions

感想

rinchoku

　「そこに山があるから」で南野陽子さんが登っていて眺めも良さそうだったので霧訪山に行きたくなりました。ただ東京から遠征してそこだけでは寂しいので、今回は守屋山と梯子をすることにしました。まずは霧訪山。
　雲の状況からすると先に守屋山に登って午後に霧訪山にいくのが良いのはわかっていたのですが、守屋山の駐車場にトイレがないのと、霧訪山の駐車場のキャパはそれほどないと報告があったのでこちらで車中泊することとしました。行程の短い山なので他に車中泊する人などおらず、ぐっすり眠れました。

　朝起きて食事を済ませても誰も来ませんでした。天候は案の定曇天でした。でも登山道は整備されておりとても歩きやすかったです。気温もあまり高くありませんでしたが、湿度が高く途中まではやや汗をかきました。高度を上げると風が吹き始め、快適な山行となりました。頂上少し手前でガスに突入し、頂上についてもほとんど眺望は得られませんでした。時折上空に青空が見え隠れしたり太陽がぼんやりしたのでしばらく粘ればガスもとれるとは思いましたが、このあと守屋山に行くことを考えて滞在は20分ほどとしました。頂上はそれほど広くありませんが木も低く、晴れれば絶景が広がるんだろうなと思わせました。

　帰りは途中から行きとは別の道を選び、大芝山・洞ノ峰を経由するルートとしました。大芝山は頂上があまりはっきりしないぼんやりした山でした。洞ノ峰の手前までは殆ど眺望もありませんでしたが、クリの大木が沢山生えていたりするエリアもあり、気持ちの落ち着くような稜線でした。洞ノ峰の近くに来ると時々鉄塔脇などで少し眺望が得られる場所も出てきます。洞ノ峰に着くころにはこの標高にはガスもなくなり、穂高岳から白馬岳まで断片的ですが見ることができ、塩尻・松本の街並みも眺めることができました。洞ノ峰の頂上にはヤマナシの大きな木があり、時々大きな音を立てて実が落下していたのでご注意ください。当たるとかなり痛そうです。

ここからは急坂が出てきます。頂上直下は針葉樹の落ち葉が積もったような滑りにくい坂ですが、下の方に進むと砂利とドングリが敷き詰められた斜面となり、ずるずる滑りますので、ご注意ください。登山口近くまで降りてきて山を振り仰ぐと頂上のガスもすっかり取れて、いまならそこそこの眺望がみえるんだろうな、と少し残念でした。ま、でも途中で少し眺望も得られたし静かな山行も楽しかったです。