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Yamareco

記録ID: 874870
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

岩岳山(シロヤシオ咲く岩岳神社_入手山経由周回ルート)

2016年05月15日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:49
距離
13.2km
登り
1,213m
下り
1,212m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:35
休憩
0:14
合計
6:49
8:05
236
スタート地点
12:01
12:13
47
13:00
13:02
112
14:54
ゴール地点
天候 曇り(山頂付近は霧)
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
浜松北IC又は浜松ICより。ログペンションシンフォニーの駐車場に停める。7:50着で、先客数台。
簡易トイレあり。
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト無し。
危険箇所複数あり。
崩れ易い道での道幅狭い所(脇は奈落)、トラロープ使っての登り下り等。注意して慎重に行けば大丈夫。
また、帰りに使った入手山コースは、道迷いの危険あり。ピンクテープを見逃さないようにして行けばなんとか。
この日の歩数24,435歩
その他周辺情報 春野協同センター近くの図書館の向かいに、すみれの湯あり。200円。しかし、平日や第3日曜などは、休み。
浜松ICの近くに、あらたまの湯あり。660円。周りの環境(茶畑)も良い。風呂も露天風呂に、ラベンター風呂などの変わり種あり。サウナあり。お湯は少しぬるっとする感じで気持ち良い。たぶん、すみれの湯にコスパは負けるのだろうが、それでも施設も良く、コスパも満足できる。名古屋・大阪方面に帰る方には、お薦めできる。
ダンクすると倒れるので、ダンクしないでね
2016年05月15日 07:42撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
5/15 7:42
ダンクすると倒れるので、ダンクしないでね
通行禁止の案内
2016年05月15日 07:59撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 7:59
通行禁止の案内
ツツジ
2016年05月15日 08:02撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 8:02
ツツジ
林道の脇に、根の張った切り株
2016年05月15日 08:12撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 8:12
林道の脇に、根の張った切り株
林道には、けっこうあった
2016年05月15日 08:27撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
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5/15 8:27
林道には、けっこうあった
小さな兄弟滝
2016年05月15日 08:34撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 8:34
小さな兄弟滝
「一度に
三人まで」
2016年05月15日 08:57撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 8:57
「一度に
三人まで」
急だけど整備された登山道
2016年05月15日 09:02撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 9:02
急だけど整備された登山道
2016年05月15日 09:14撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
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5/15 9:14
岩岳山山頂まではこの案内板あり
2016年05月15日 09:32撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 9:32
岩岳山山頂まではこの案内板あり
2016年05月15日 09:39撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 9:39
荷小屋峠。ベンチあり
2016年05月15日 10:03撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 10:03
荷小屋峠。ベンチあり
岩岳山以南にアカヤシオが約2000株、高塚山・竜馬ヶ岳にシロヤシオが約3000株が純林をなしているらしい
2016年05月15日 10:10撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 10:10
岩岳山以南にアカヤシオが約2000株、高塚山・竜馬ヶ岳にシロヤシオが約3000株が純林をなしているらしい
シロヤシオあった!咲いてる!
2016年05月15日 10:15撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
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シロヤシオあった!咲いてる!
ツツジ。満開
2016年05月15日 10:25撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 10:25
ツツジ。満開
霧が出てきた
2016年05月15日 10:27撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 10:27
霧が出てきた
2016年05月15日 10:30撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 10:30
シロヤシオ。満開
2016年05月15日 10:35撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
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5/15 10:35
シロヤシオ。満開
シロは可憐
2016年05月15日 10:36撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
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シロは可憐
岩岳神社
2016年05月15日 10:48撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
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5/15 10:48
岩岳神社
岩岳山山頂までは狭い尾根を行く
2016年05月15日 11:18撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 11:18
岩岳山山頂までは狭い尾根を行く
ツツジ。満開
2016年05月15日 11:22撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 11:22
ツツジ。満開
霧の中のシロヤシオとツツジ
2016年05月15日 11:26撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
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霧の中のシロヤシオとツツジ
シロヤシオ
2016年05月15日 11:27撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
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シロヤシオ
瑞々しく
2016年05月15日 11:28撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
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瑞々しく
岩岳山に登頂。1369m
2016年05月15日 11:34撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 11:34
岩岳山に登頂。1369m
入手山までも所々狭い尾根道
2016年05月15日 11:52撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 11:52
入手山までも所々狭い尾根道
幻想的
2016年05月15日 11:53撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
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幻想的
ヒメシャガを避けて成長したのか?
2016年05月15日 12:23撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
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ヒメシャガを避けて成長したのか?
空気がひんやりしていて、気持ち良い
2016年05月15日 12:32撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 12:32
空気がひんやりしていて、気持ち良い
入手山(1212m)に登頂。と言っても、ほぼ下りだが
2016年05月15日 12:33撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 12:33
入手山(1212m)に登頂。と言っても、ほぼ下りだが
奥にだけ光が当たっている
2016年05月15日 12:51撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 12:51
奥にだけ光が当たっている
キマタ山山頂。1208m
2016年05月15日 12:52撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 12:52
キマタ山山頂。1208m
あまり眺望の良い所がなかったので、貴重な見晴らし
2016年05月15日 13:08撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 13:08
あまり眺望の良い所がなかったので、貴重な見晴らし
登山ルート最大の岩場
2016年05月15日 13:22撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 13:22
登山ルート最大の岩場
急な下りを下りた後、振り返って。振り返った方が急な感じがした
2016年05月15日 13:31撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
5/15 13:31
急な下りを下りた後、振り返って。振り返った方が急な感じがした
お約束
2016年05月15日 14:08撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
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5/15 14:08
お約束
伐採場。鉄塔に架かる電線が見える。降らなかったけど、一日中曇りだった
2016年05月15日 14:32撮影 by  Nexus 5, LGE
5/15 14:32
伐採場。鉄塔に架かる電線が見える。降らなかったけど、一日中曇りだった

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ
備考 前の山行記録に、熊の目撃情報あった為、熊鈴を持って行った。
手を使うので、グローブは必須。
ヘルメットを持っている人は、持って行った方が良い。

感想

(カメラの時間設定が30分程遅かったので、写真の時刻に+30分して見て下さい)

岩岳山へ。
「東海周辺 週末の山登り120」を見ていたところ、アカヤシオ・シロヤシオが全国的にも珍しいくらい咲くとあり、シロヤシオには丁度良いのではないかと思い、検討する。
春野協働センターに問い合わせたところ、今年はアカヤシオも例年より1週間くらい早かったので、例年通りだとシロヤシオも終わっていると思う、実際に確認した訳ではないが、との回答だった。迷ったが、少しでも残っていればいいかくらいの気持ちで、行ってみることにした。ヤマレコの記録に、アカヤシオはいっぱい載っているのに、シロヤシオが全く無いのも少し疑問だったので、シロヤシオがあって、綺麗な写真が撮れたら、載せようと思った。
東海120には、入手山の周回ルートは、未整備ゆえ推奨しない、通行可能かどうか自分で確認すること、とあった。山渓の「静岡県の山」には、このルートが掲載されている。ヤマレコの先行者の記録を見る限り、少なくとも通れないことはないと判断し、このルートで行くことにする。ただし、先行者の記録はよく参照することとした。

当日は体調悪く、出発も予定より遅れてしまった。この日は晴れの予報だったが、家を出たら曇っていた。今にも雨が降り出しそうな空の下、新東名で浜松へ向かう。
浜松北ICで下り、そこから1時間くらいか、下道を行く。不安な気持ちを写し出すかのように、天気は曇天のまま。その内、道路も1車線になり、山奥に来た感が満載となる。
ログペンションシンフォニーの駐車場に着いたのは、7:50頃。誰もいない様子に、当然かと思いつつ、不安感が増す。
しかし、準備運動中に、20名くらいのパーティーが先に登山口へ向かうのを見る。気持ち的には楽になる。

8:20登山開始。まずは、林道を歩く。下り道で未舗装の車道ゆえ、歩き易く、また、「岩岳山へ」という案内板や「登山口から現在○km」という表示もあるので、安心して歩ける。もっとも、心の中は不安で、「危ないと思ったら、引き返すこと」、「無事に帰ること」を肝に銘じる。林道にも分岐はあるが、広い道路を選び、右手側に進むのが、正しいルート。

途中、4kmくらい地点で、休憩所あり。ここで、先行のパーティーに出会う。挨拶をして、一人先に行く。
休憩所のすぐ先に通行止めのゲートがあり、左に下りる。「三人まで」の制限のある、木で組んだ橋を渡る。いよいよ、ここから本格的な登山開始。

一気に急勾配となり、息が上がる。また、道が体半分くらいしか無いような所やロープを伝って行くような所もあり、緊張も増す。慎重に、慎重に。
ただ、天候が優れないこともあり、他にも何があるか分からない(道迷い等)ので、今回は休憩を少なくし、早めに下山することを心掛ける。トルクを上げ、急勾配をどんどん登る。当然、汗が噴き出す。ここ最近登っていた山とは、レベルが少し違う感じがする。

橋から1.7km。辛かったが、なんとか荷小屋峠に辿り着く。今までよりは展望が少し開けたが、それでも周りの山々を臨む程ではない。休憩中、今日初となる対向の登山客と出会う。入手山の方から登ってきたそう。「初めてで知らなかったが、こっち(入手山からの時計逆回りルート)の方が厳しいと聞き、ガッカリした」とのこと。でも、楽しそうだった。「シロヤシオ、かなり咲いているよ」と教えてもらい、俄然、元気が出る。

荷小屋峠からは、登りの勾配も少し緩やかになる。尾根伝いに、木の根の表れた道を行く。
気付くと、道に白い花が。見上げると、シロヤシオ!でも、もう終わりがけ。
少し行くと、「岩岳山にはアカヤシオが、竜馬ヶ岳や高塚山にはシロヤシオが多い」との案内板あり。そうなのかー、でも今日竜馬ヶ岳まで行くのは厳しいなぁ。
更に行くと、ありました、シロヤシオ!ちゃんと綺麗に咲いてる!良かった〜!
ここからは、ちょこちょこ写真を撮りながら行く。アカヤシオはふわふわ柔らかい感じだけど、シロヤシオは清楚なシャープな感じがする。どちらも良い。
所々、急勾配はあるが、少しペースが落ちているので、しんどくはない。しかし、霧が出てきて、辺りが白っぽくなってきた。同時に、少し冷えてきた。ペースを元に戻そう。

再びの急勾配を抜けると、岩岳神社と岩岳山山頂との分岐に出る。ようやくここまで来た。神社の方へ向かう。
神社前の祠で、竜馬ヶ岳まで行って来た登山客と出会う。竜馬ヶ岳の方は、シロヤシオが物凄かった、咲き誇っていたとのこと。シンフォニー駐車場で夜を明かし、早朝に出発したらしい。誘惑に駆られるが、攻める方向に予定を変更するとロクなことがないので、諦める。この方のように、次に来る時に、早朝から登ろう。
岩岳神社で、神社の由来の説明を読みながら、少し休憩。要約すると…
目の悪かった男が良妻に恵まれ、男児も産まれたが、産後すぐに妻を亡くし、男児も親戚に預けざるを得ず、後に失踪した。男児が成長したある時、男の修行の衣を発見し、死を悟り、悲しみに暮れた。
とのこと。その男を祀ったのがこの神社。
体がどんどん冷えてくるので、休憩は少しにして、岩岳山山頂へ向かう。
祠に戻った所で、20人くらいのパーティーに再会する。辺りが一気に賑やかになる。

少し小走りで調子良く下っていたら、下り過ぎてしまった…。岩岳神社と岩岳山山頂との分岐まで登り返し、山頂へ向かう。足が重い…。

12時前、登頂。霧で寒く、汗が冷えて、2枚くらい着ても、寒い。
大人数パーティーも到着。賑やかで良いですね。

休憩15分くらいで、下山開始。
ピンクテープがあるので、大体は大丈夫だが、所々、道が分かれている箇所があり(どちらにも踏み跡がある)、たぶんこちらだろうで行くしかない。結局合っていたが、間違っていたら、すぐに戻らないと。

入手山山頂に到着。岩岳山山頂から1時間弱。基本的に下りなので、しんどくない。

もう何時間か歩いているので、邪念はすべて飛んでる。頭は空っぽで、足元とピンクテープに気を付けて歩くのみ。

キマタ山山頂には、左右に分岐がある。右手(南西)方向に行くと、シンフォニー駐車場への帰路。
そのまま歩いて行くと、廃電線?が捨てられた所に出る。直進すると、展望の開けた所。見晴らしは良いが、ルートではない。廃電線の左手に戻る感じがルート。
ここからは、道は細く、土も崩れ易く、注意が必要。必要な箇所には、トラロープあり。ゴツゴツした岩が露出した箇所は、この山では珍しいか。

鉄塔まで来ると、もう終盤。開けた所では、木が伐採されている。
あと少しだと思うと、少し安心する。

しばらく歩くと、水道タンクの脇に出る。ここから、林道に戻る。

15時前、駐車場に到着。思っていたより、早かった。岩岳山山頂からが早かったからか。
とにかく無事に帰って来れて、良かった。
シロヤシオも見れたし。

anappleadayさん、nyai871さん、superfrogさん、詳細な記録、参考になりました。感謝します。













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