幌尻岳 とよぬか山荘前泊


- GPS
- 15:47
- 距離
- 29.4km
- 登り
- 1,888m
- 下り
- 1,887m
コースタイム
- 山行
- 9:29
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 10:58
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
飛行機
翌朝、とよぬか山荘から1便のバスで登山口へ。 帰りも1便のバスを予約してたけど、夜明け前に歩き出すのにビビって、2便で戻ってきました。 |
写真
感想
この山、個人的には百名山の最難関。
ハードルが幾つもあり、その種類が多いことが難度を上げてる。
あげてみるとこんな感じ。
・気軽に行けない(北海道だし)
・宿が取れない
・天気良い日を狙って行けない
・渡渉リスク
・ヒグマリスク
・長いコース
中でも片道20数回の渡渉が未知すぎなのが最大の不安要素。幸い前夜に知り合ったお二人に同行させてもらえたのがメチャ心強く、おかげで無事登頂できてホントに良かった!紅葉真っ盛りの雄大な幌尻の稜線歩きではナキウサギにも会えて、忘れられない山行になりました。
以下、我々のハードルの越え方です。
◾️宿問題
幌尻山荘はまず予約が大変。12/16予約開始タイミングの夜で、週末で予約可能な日は小屋閉め直前の9月最終週のみ。まだ行く覚悟ができてないながら、一旦予約。
航空券は5月のANAのタイムセールで購入。この時に腹を括りました。
◾️クマ対策
ココヘリ会員向けサイトでクマ撃退スプレー購入。飛行機には持ち込めないからとよぬか山荘に事前送付。あとは熊鈴を2個付け。
結果的に安心感は高まったけど、そもそもいそうな気配は無かった。
◾️渡渉問題
過去ログや、経験者談、一番はカモシカスポーツのお姉さんのアドバイスを参考に装備は決めました。
靴はトレランシューズ。水抜けも良くて、快適に歩けたし、林道ゾーンからこの靴で行けたのも良かった。
また、寒がりの自分は、キンキンに冷えた秋の渡渉も大きな不安要素。これには沢用のタイツと靴下が大きな威力を発揮。冷たさをほぼ感じずに済みました。
<靴>
自分はHOKAのスピードゴート
妻はスポルティバのアカシャ
<タイツ、ソックス>
ファイントラック フラッドラッシュ
モンベル クリマプレン プレーンソックス
◾️番外編
お宿のルール、幾つか独特です。
・小屋はネット予約。予約開始直後に埋まる。
・支払いは1か月前までに事前に振り込み入金が必要。その後自己都合キャンセルは返金されない。
・宿代と別にバイオトイレ代1,000円かかり、現地で現金支払い。
・マットは無料貸与。毛布500円、寝袋500円はオプション。両方借りました。
・ザックは小屋の床下収納庫に入れ、全ての食料と小屋で使うもののみ室内に持ち込み可。食料を置いていくと、ネズミに荒らされる。ネズミが増えるしクマが寄ってくるので大変危険な行為として厳禁行為。
・小屋内での飲食は厳禁。小屋外のテーブルか青シートで。食べ落としなど厳禁。
・小屋の中では薪ストーブで暖をとっており、持って入ったものは漏れなく全て燻されます。
・小屋じまい間近のためか、ビールは売り切れ。
・カップヌードルは売ってますがお湯は自前用意が必要。
厳しい自然の中のありがたい小屋。ルールを守って大切に利用させてもらいました。
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