山はちょっと・・でも海は最高 灯明山（三重）

2025年10月02日(木) [日帰り]

• GPS: 03:07
• 距離: 6.8km
• 登り: 285m
• 下り: 275m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:50
• 休憩: 1:07
• 合計: 2:57

距離 6.8km 登り 301m 下り 295m

8:30 神島定期船待合所
8:37 8:46 八代神社
8:59 9:00 神島灯台
9:15 9:17 灯明山
9:24 9:30 監的哨
9:43 10:02 ニワの浜
10:05 10:17 八畳岩
10:19 10:23 古里の浜
10:37 10:38 白長大明神
10:41 10:54 鏡石
11:06 神島定期船待合所
11:16 シラヤ崎
11:27 神島定期船待合所
11:27 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 船

車は佐田浜第1駐車場を利用。
佐田浜（鳥羽マリンターミナル）定期船で神島へ。

コース状況／危険箇所等

特になし。登山道が林の中に入ると蜘蛛の巣がトラップのようにある（おそらく50カ所以上）。立ち止まるとやぶ蚊が数十匹体中に止まるので、今の時期はまだ虫除けが必要。アブはいない。

写真

9/28 11:02

事前準備として、鳥羽市のHPから神島のウォーキングマップをダウンロードしておきました。

10/2 7:23

こちらが鳥羽マリンターミナルです。
朝（7：40発）に1日フリー券を購入する場合は、中の受付がまだ開いてない＆券売機では買えないので、

10/2 7:23

こちらの荷物取扱書で購入します。

10/2 15:08

フリー券はこれです。

10/2 7:24

こちらの双胴船に乗っていきます。

10/2 8:21

ということで、あっという間に神島に到着。

10/2 8:23

近畿自然歩道になっています。

10/2 8:24

港をすぐ出たところに公衆トイレもあります。
手前のベンチで漁師のおっちゃんたちが一杯やってました。

10/2 8:27

旧オーカの丘からの眺めです。

10/2 8:30

この案内板が目印です。

10/2 8:30

このような民家裏路地を上っていきます。

10/2 8:31

時計台跡です。実際に見ると結構こじんまりとしています。

10/2 8:31

洗濯場です。たわしが置いてあったので今でも使われているんですね。

10/2 8:33

ここで真っすぐ階段を上らず、左に折れます。

10/2 8:35

しばらく行くと神社の鳥居がありました。

10/2 8:35

八代神社（潮騒）の案内板です。

10/2 8:36

階段、めっちゃ上ります。数百段？

10/2 8:37

ここから下りて行くと薬師堂があるようです。

10/2 8:44

八代神社の本殿と拝殿です。

10/2 8:44

階段の下の鳥居の脇が登山口です。

10/2 8:45

しばらく、スロープ＆階段が続きます。

10/2 8:50

登山道の至る所に、このツリガネニンジンの花が咲いてます。

10/2 8:51

薄暗い林を抜けると海が見えます。

10/2 8:52

ノカンゾウの花です。これもたくさん咲いてました。

10/2 8:52

ハギの花が咲くと秋本番というイメージがあります。

10/2 8:54

このノカンゾウは色合いが違います。

10/2 8:56

ハナカタバミが大きなピンクの花を咲させてました。

10/2 8:56

この奥が神島灯台です。

10/2 8:57

神島灯台の案内板。

10/2 8:59

神島灯台、恋人の聖地だそうです。

10/2 9:00

監的哨に向かいます。

10/2 9:04

ジメジメしています。

10/2 9:05

間違えて監的哨の方へ下りて行ってしまいました。
案内はないですが、灯明山山頂へは階段脇の道を入っていきます。

10/2 9:12

このあたりからやぶ蚊の猛攻と次々に表れる蜘蛛の巣を避けるのが大変です。

10/2 9:13

蜘蛛の巣はこんな感じで、登山道のど真ん中にあります。蜘蛛の巣を払っても良かったのですが、気の毒なので地面を這いつくばるように避けて通りました。

10/2 9:15

あっという間に灯明山山頂到着です。

10/2 9:15

展望は全くありません。立ち止まると数十匹の蚊が止まるので動き続けています（笑）

10/2 9:20

監的哨へは階段をどんどん下りていきます。

10/2 9:22

監的哨手前の東屋。ここまで来ると蚊の猛攻もおさまりました。

10/2 9:22

監的哨（潮騒）の案内板です。

10/2 9:23

監的哨です。中に入ってみます。

10/2 9:24

屋上から伊良湖岬がよく見えます。渥美半島、近いです。

10/2 9:25

逆に鳥羽は遠いです。

10/2 9:29

屋上にフェンスはありますが、小さなお子さんだと潜り抜けられるので安心できませんね。

10/2 9:37

また階段をどんどん下りて行きます。

10/2 9:41

なにか子供の声がしてにぎやかだったので覗いてみると、神島小・中学校の運動会の練習（本番は10月4日だそうです）をやってました。先生が『島の人がみんな見ているんだからしっかりやりなさい』と発破をかけてました。

10/2 9:42

神島のカルスト地形です。

10/2 9:43

海岸に下りてみました。海藻が大量に打ち上げられています。

10/2 9:45

下からみると迫力があります。

10/2 9:44

弁天崎の方へ行ってみます。

10/2 9:49

この先が弁天崎のようですが、海に落ちそうなので止めます（笑）

10/2 9:51

戻る時に波が来たので、

10/2 9:51

撮り

10/2 9:51

ました。

10/2 9:55

堤防の上まで戻ってきました。

10/2 9:56

ニワの浜（潮騒）案内板です。

10/2 9:57

目の前が、神島小・中学校です。

10/2 10:05

潮騒の撮影がされた浜のようです。下りてあっちの岩場に行ってます。

10/2 10:09

これ以上は無理のようです。

10/2 10:09

それにしても海が青い。

10/2 10:12

あの亀？みたいな岩が八畳岩なのでしょう。この浜が古里の浜のようです。昔はこの浜に船を揚げていたそうです。

10/2 10:13

せっかくなので浜を歩きます。ここから先はナガハマです。ややこしいですね。

10/2 10:23

ハマゴウの花です。ちょっと花期も終わりかな。

10/2 10:23

浜は砂でなく石がゴロゴロして足が沈み込むので歩きにくいです。

10/2 10:25

堤防の縁を歩いて行くと、

10/2 10:25

もう一つの浜に出ました。ここもナガハマかな。

10/2 10:25

堤防の段差から巨木を伝って下ります。

10/2 10:27

やっぱりあっちも行ってみましょう。

10/2 10:32

これ以上は無理そうです。

10/2 10:35

ここから、鏡岩、白長大明神へ向かいます。

10/2 10:36

カタバミの花が咲いてます。

10/2 10:37

こちらが白長大明神のようです。地元の人からは白ヘビの神さんとして大事にされているようです。

10/2 10:39

鏡岩へ向かいます。

10/2 10:41

道の脇をよく見ると、神島中学校とあります。
鏡石が見当たらなかった（私が見落としていただけ）ので、近くの畑で農作業のしていたおじいちゃんに聞くと、

10/2 10:46

道を戻ったところにちゃんとありました。おじいちゃんによるとこの石の裏側に島の女性たちが油を塗って鏡として使っていたということです。

10/2 10:46

ちなみに石の裏側はこんな感じ。
神島中学校も昔はあの門柱の場所にあり、伊勢湾台風で壊れて今の場所になったそうです。
おじいちゃんとは監的哨、名古屋空襲、運動会、潮騒撮影等、いろいろ島のお話をお聞きすることができました。昭和10年生まれ、まだまだお元気です。

10/2 10:56

港へ向かいます。

10/2 11:02

乗船場が見えてきました。

10/2 11:08

まだ時間が30分ほどあるので、シラヤ崎へも行ってみます。

10/2 11:12

ハマナデシコの花のようです。

10/2 11:14

この辺りは落石があるので注意して通ります。

10/2 11:16

シラヤ崎に着きました。戻ります。

10/2 11:26

もう船が停まってます。今日は天気も良く、島を歩き回って満喫することができました。

10/2 12:14

帰りの船ははばたき号。行きの船に比べると内部の設備も新しかったので新型船のようです。感心したのはこの双胴船。海上での動きが軽く、普通の船に比べると快適です。

撮影機器：

Pixel 9a Google

感想

うだだん

灯明山に行くのは秋の晴れた日と決めていました。やっぱり海は晴れていないとね。
小学校時代の担任が、神島で教鞭をとっていた時の話をよくしていたので、なじみのある場所だったのですが、今回、初めて訪れることができました。

おそらく三重県に住んでいても神島に来たことがある人は少ないと思います。今回の灯明山も海路を使うので、私のように三重県の分県ガイドに挑戦している人以外で行く人は稀なんじゃないでしょうか。

その船ですが、行きは60人程乗船していたと思います。答志島で40人、神島では20人ほどが降りました。結構、ザックを背負った方を見かけたので観光目的の方も多いんでしょう。神島灯台ではグループを見かけましたが、それ以外では全く見かけなかったので島一周する方は少ないのかも知れません。

神島は普通に人が生活している島ですので、そこいらじゅうでおじいちゃん、おばあちゃんが井戸端会議をしています（笑）。たまたま声を掛けたおじいちゃんが親切で、島の話をいろいろ聞くことができたのはラッキーでした。今回の山行の収穫は灯明山よりもそっちが一番ですね（笑）。

今回の計画で一番悩んだのは時間が余る（次の定期船までの時間）という事でした。どう考えても時間が余るのでできるかぎりゆっくり歩くようにしましたが、それでも余るので結局、浜という浜に下りて、付近の岩場を探索することでちょうど時間を使い切り、しかも海を目いっぱい楽しめました。

山行なのに山よりも海が魅力的過ぎて、浜と岩場歩き、潮風と荒々しい海岸線の景観を満喫出来た海行でした（笑）