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ハイキング
日光・那須・筑波
鎌倉山
2007年03月18日(日) [日帰り]
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2007年03月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
二月の中旬に腰痛を患い一週間は丸々寝たきり、その後も何となく痛みを引きずりながら過ごして来た。漸く起き出して仕事に出たが花粉症で頻繁に出るクシャミに悲鳴を上げながらの毎日。しかし無理をしてでも毎日々々仕事に出ていれば休日となっても寝てなどいられず腰痛も忘れて外に出たくなる。春も早い今年の事だから山菜なんかにも出会えそうな気配がする。ちょこっと出掛けてみよう。 いつもの事ながらお供はぺんぎん隊長だ。「ぺんぎん」と名付けた5年前からすると隊長もずいぶんと身長が伸びてしまった。友人たちからは「そろそろぺんぎん隊も改名でしょう!」などと言われているのだが、まあ名前を考えるのも面倒である。テレビ番組「笑点」で有名な噺家の林家木久蔵のように名前を公募しようかとも思ったのだが、それほど有名でもないし悪友たちが面白半分に考えた名前しか来ないだろうと思うのでやめた。当分と言うか終生「ぺんぎん隊」で良いとしよう。 さて、今回は自分に不安を抱えての登山だから時間的や体力的に、「簡単でしかし眺めだけは良い山」を探す。やれトレーニングだとばかりに山を登る仲間もいるが、どうせ登るなら山を楽しむ方が良いと思うのがぺんぎん流だ。まあ、だから体力が付かないのも事実であるが、それはそれでその時である。(笑) ガイドブックをペラペラとめくり、ほんの何秒かで鎌倉山(216m)に決めた。山頂まで自動車で上がれると書いてあるが流石にそれは許されない。那珂川の流れに程近い町の施設の駐車場に車を止めて出発。 このルートの登りは急勾配の階段が続くらしく大方は下山ルートに使われるらしい。そんな階段を息を弾ませながら上がって行く。結構整備された階段を登って行くと大岩が露出した眺めの良い場所に出る。ここから眺める那珂川の流れと田園風景は低山を忘れさせるほどのものだ。冬の早朝には川霧が立ち込めて雲海の様な眺めになるという。今度は一度冬に来て見ようか。 そこからは山頂まで一気に登る。途中、菅原道真を祀る社に詣でて東屋がある山頂広場へ。 隊長と山頂表示の木札の前で記念撮影。しかし山頂表示には200mと書かれている。 「200mだね?16m足りないよね。」と隊長。 私も不思議に思ったので周囲を見渡す。 山頂広場の東屋の目の前は自動車で上がれると言う通りに舗装路がロータリーになっている。そのロータリーに沿ったフェンスの一部分が切れている。丁度我々のいる東屋から舗装路を越えた反対側あたりだ。 どうも怪しい・・・ 歩み寄ってみると案の定、固く踏まれた踏み跡が鞍部に下りている。鞍部の先にはこちらと同じくらいの高みが見える。 「多分あっちが頂上だ!」 そう言いながら二人で先を争って踏み跡を辿る。 高みの奥に木の間越に木札が見えたので納得。木札には「鎌倉山216m」としっかり書かれていた。 帰途、登りと同じ道を下りながら何とはなしに道端に下ろした視線の先に見慣れたキノコが顔を出していた。「この時期に?!」と首を傾げながら近づいて見ると正しく椎茸である。 登山道の土止めに1.5m程に切り揃えた綺麗な丸太が使われているのだが、この部分は多少崩落していて急場に使った丸太が椎茸の古原木だった様子だ。山菜でもと思いながら訪れた春の低山で思わぬ収穫に隊長とニコニコしながら写真に収めて来た。 |
写真
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