兵庫50山 黒尾山1025m
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 650m
- 下り
- 644m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
数日前より天気予報は雨模様、前日まできっと中止だろうとあきらめていました。ところが、天気が少し回復し、CLより決行のメールがきました。私は初めての山でもあり、ワクワク♪ とても楽しみにしていたのです。恐ろしい体験をすることになるとはつゆ知らず・・・。
三宮より2台の車に分乗して出発、道の駅「播磨いちのみや」でMさんと合流し、スタート地点の第三駐車場に向かいます。四輪駆動でないと厳しい悪路です
駐車場で身支度を整えていると、Mさんから情報を教えていただきました。この時期の宍粟の山にはヤマビルが多いとのこと。私は正直実感がありません。というのも川等の水辺で遊ぶことが好きなのですが、今まで一度も遭遇したことがなかったのです。ヒルは水の中にいるとも思っていたので、山道にいるとは想像できませんでした。ヤマビル除けのスプレーを靴にふっていただき、スパッツ装着もしたら大丈夫と、その時点までは甘く考えていました。
駐車場から登山口までは砂利道を進み、不動滝を通る右コースを選択し歩いていきます。比較的緩いコースだと思っていたのですが、沢伝いに歩いていく道中は、結構な急斜面と大きな岩、予想とはまったく違いました。地面はかなりジメジメした模様です。普段ならこんな道も変化があって楽しいかも知れませんが、私達はそれどころではありません。
入山してすぐに靴を見ると……、ニョロニョロうごめく奴らが視界に……、初! ご対面です。
思ったより小さいですね。1匹だけではなく数匹が張り付いています。枝や石で振り払ってもなかなか離れてくれません、尺取虫のようにクネクネと這い上がり、隙あらば頭をねじ込みスパッツやズボンに潜り込もうとします。歩いては奴らをはがし、また歩いてははがしを繰り返すのですが、きりがありません。立ち休憩もできず、止まっているときはとにかく足踏みです。
そうこうしているうちに、祠の上に人工的に置いたとしか思えない巨石が載っている虚空蔵尊に着き、この頃になってくると沢から離れ、地面も乾きニョロニョロは見かけなくなりました。
やっとの思いで山上に到着し、ホッとした私達を再び恐怖が襲います。スパッツを外すと数匹が張り付いており、さらに数人が餌食となっており血だらけになっていました。
昼(ヒル?)休憩後、中央コースを下山しました。これが想像以上の急こう配、ズルズルと滑る道に登山口に出るまで気が抜けませんでした。
今回の黒尾山は色んな意味で忘れられない山行きになりました。私も家に帰ると靴下が血だらけ……、一匹靴の中にお持ち帰りしていました。(BE)
<コースデータ>活動時間:約5時間活動距離:約6km高低差:744m、累積標高829m/906m(上り/下り)注:GPS機器により若干の誤差あり
<コース状況>ヤマビルに注意!
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