三草山 ゼフィルスの森

2016年06月18日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.2km
• 登り: 325m
• 下り: 317m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:50
• 休憩: 2:00
• 合計: 3:50

10:20 スタート地点
11:10 12:10 ゼフィルスの森
12:30 13:00 三草山
13:10 13:40 ゼフィルスの森
14:10 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

ヒルもマダニもいるそうです。今回はみんな大丈夫だったようですが、入山される場合は充分気を付けてください。

写真

6/18 10:22

三草山と棚田、、、里山と棚田が無いとゼフィルス(蝶の一群ミドリシジミ類)は生きていけないそうです

6/18 10:25

6/18 10:39

6/18 11:11

6/18 11:13

大学生が10mの柄のついた網で捕まえます

6/18 11:43

ウラナミアカシジミ、、、リリースしました

6/18 11:53

コミスジ、、、3つのスジが特徴です

6/18 21:01

この森を代表する蝶、ヒロオビミドリシジミ
写真提供;公益財団法人大阪みどりのトラスト協会

6/18 12:08

ヒロオビミドリシジミ、、、リリースしました

6/18 13:30

6/18 12:35

三草山の山頂です

6/18 12:34

6/18 12:35

6/18 12:36

6/18 13:15

講話を聴いています
しっかり手入れされている森に感動です

6/18 14:08

撮影機器：

EX-ZR700 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

icchan

　鱗翅学会の観察会に我々の会のメンバー約20人で参加させてもらってきました。三草山ゼフィルスの森で実際に蝶を見ながら保全3ヵ年計画の実践についてI先生から講話&解説をいただきました。
　この地には日本産25種類のゼフィルスのうち10種類が生息しているらしく、公益財団法人大阪みどりのトラスト協会が14haを借り上げて里山林(薪取林)を保全されているそうです。具体的には下草刈りや間伐や萌芽更新や落ち葉掻きなどの作業をされているのですが、それらをどれぐらいやるかorやらないかで蝶の種類毎の個体数が大きく変化するそうで、蝶類を指標とした順応的な管理手法を今後も極めて行かれるそうです。なお、そのことが里山の景観を保全する一番いい方法なんだともおっしゃってました。
　これだけ手入れの行き届いた気持ちのいい雑木林は今までに見たことが無く、また、美しいゼフィルスに出会えて、満ち足りた気分で帰路につくことができました。我々の会の活動についても元気をもらったとみんな感じたのではないでしょうか。

三草山ゼフィルスの森
http://www.ogtrust.jp/project/mikusayama.html