尖山(布倉山) 〜Xmas雪の山行〜


- GPS
- --:--
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 296m
- 下り
- 296m
コースタイム
12:25山頂12:35→登山口13:10→分岐点「とんがり山2km」標識13:30→
除雪最終地点13:40
行動時間:03:00
休憩時間:00:10
天候 | 【富山県富山の天気では】 天 気:雪 最高気温:1.9℃ 最低気温:‐0.5℃ 湿 度:93% 風 向:西 降 水 量:2.5mm 積 雪 深:23cm 日 の 出:07:01 日の入り:16:41 降り続ける雪 登り始め場所から70cm 山頂では125cm程度の新雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
歩こうと思いましたが、最終除雪地に車1台分の駐車スペースあり そこに駐車しました。(車は四駆です) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【 ポスト 】 登山口に登山ポストあり。 【危険箇所】沢を渡る箇所で新雪が積もっていて橋幅が広く見えるが 実際にはそれほど広くない。 【道の状況】最初から最後までワカン使用。 登り始めまら70cm 山頂付近では125cm程度か ワカン装着でも腰まで埋もれる箇所もありました。 【他登山者】スノーシューのお兄さん1名 【立ち寄り温泉】 よしみね温泉 グリーンパーク吉峰 料 金:600円 場 所:〒930-1362 富山県中新川郡立山町吉峰野開 12 電 話:TEL 076-483-2828 FAX 076-483-3255 開館時間:午前10時〜午後8時30分 定 休 日:毎週火曜日 H P:http://www.yoshimine.or.jp/relax/01.html |
写真
感想
12月23日に、地元富山のNHKニュースをたまたま見てたら
23日までに今期の冬の劔岳登山に上市警察に登山届けを提出してある
パーティーは12グループで総勢80名だそうで
23日夜に今期最初に登る名古屋の南山大学のパーティーの映像がニュースに
『がんばれ!!無事に下山を!!』って声援を
その姿を見てて、自分も『ちょっと新雪の雪山』登りたいなぁ〜って気に
もちろん規模は小さい低山でって考えていました。
クリスマス寒波で雪になるって天気予報だし・・・。
Christmas Eveの24日朝は、積雪0cmだったのに24日、日中かから雪が降り始めて
今日Christmasの25日朝起きると平野部である我が家の周りも一面雪景色。
朝のニュースを見て
気象庁によりますと、日本付近は強い冬型の気圧配置となり、
上空にこの冬一番の強い寒気が流れ込んでいるため、日本海側など、
広い範囲で雪。北陸と北日本の山沿いでは、この24時間に多いところで
80センチを超える雪が降ったほか、静岡市や大阪市、高松市、
それに熊本市などで初雪を観測って
『全国的に雪なんだぁ』って
朝は全国的に冷え込みも厳しく朝の最低気温は北海道旭川市で氷点下14度7分
金沢市で0度3分、東京の都心でも2度2分などとこの冬一番の寒さ。
北陸と北日本の日本海側では、25日は風が非常に強く、
最大風速は陸上で20メートル、海上で23メートルと予想され、
沿岸は大しけが続く見込み。
それに26日にかけて日本海側を中心に雪が降り、
北陸と北日本では大雪となるおそれがあるって日ってことで。
『よし、雪山行こう!!』って初志貫徹。先日の決意を実行に
先日から考えていた低山の尖山にGO!!
尖山と書いて『とがり山』
不思議な円錐の山で、この山付近でUFOを見た!?とか、
ピラミッドでは無いか!?とかミステリーにまつわる話しが多く
夢膨らむ楽しいエピソードのある山です。
名称も、三角点が設置された当時は「布ヶ岳」その後、「布倉山」を経て
今は「尖山」とのことです。
500m級の低山ながら山頂は開けていて展望良くて大日岳がよく眺望できて、
劔岳や弥陀ヶ原からの立山と鍬崎山が綺麗にみえるけど、今回の山行では
展望は期待できないと思いながらも見えたらラッキーと楽しみにして車で向かって
さすが冬将軍。灰色の空から雪が降り続いております。
立山町に入って雪が一段と深くなってきたけど除雪が行き届いていて走りやすい道
それでも所々アイスバーンがあって安全運転で。立山町横江に
さすがに尖山登山口までは除雪されておらず、アルペン村に駐車しようと
考えたけど、車一台分を止められる箇所あり。
そこに車を止めて歩いて除雪最終地に。
そこで、ワカンを装着していると
「こんにちわ。雪、深いですね。じゃ お先に」って後ろから
スノーシューとストックのみの爽やかなお兄さんが新雪の道を先行されて
誰も入っていない、最初の足跡を印したかったのですが、
自分は自分の山行をしようと
『よし、彼のラッセル跡じゃなく
自分のラッセルで山頂まで』って考えて楽しい気分に♪
もう、最初から雪 雪 雪。締まっていない降りたてのパウダースノーですな。
湿気のない降りたての雪でも、ラッセルしていると一気に汗が噴出すくらいに
分岐点「とんがり山2km」標識を過ぎると一旦開けた場所では
一面銀世界。鉛色の空から白い大粒の雪が次から次と降りてきて、
遮られた音。色もない静かな世界。本当に不思議な感覚に
ラッセルのおかげもあって身体はポカポカ。
そして、その景色を見ているとココロも温かくなっていくような気分。
登山口で冬用の登山帳に記入して
沢沿いに林道杉林中を登っていって
吹き溜まりは雪が深く、木陰は雪が浅く土が見えている箇所もありました。
そんなで、林道杉林中を行くと時折の突風で木々から雪が落ちてきて
一瞬周囲がホワイトアウト状態に。
PROTREXで高度測定400m辺りから、腰まで埋もれる箇所もあったり
かなりラッセルがきつく続きました。そんな中
周りに誰も居ない事をイイことに『ラッセラ〜♪ラッセラ〜♪』って
一人声をかけながら雪を掻き分け掻き分け進んでいきました。
頂上付近で、降りてきた先のお兄さん「もう少しです。頑張って」
「はい。ありがとうございます。いい雪ですね。」
って声を掛け合って、会話って大切ですね。
会話が短くても、力が湧いたり、嬉しかったりします。
最後の急登を登り切って尖山(559.4m)頂上に登頂。
雪が降り続いて視界不良。他の山々の展望は望めませんでした。やっぱりね。
でも頂上までラッセルし続けられたこと。この天候の中を登頂できたこと。
心地よい高揚感でいっぱいでした。
それで写真を撮ったり10分ほどして下山。
無事に下山し
いつもの吉峰温泉へ
行動時間:03:00 距離4.0km 標高差300m程度とキツイ山行ではないのですが
終始ラッセルでかなりいい汗かきました。
一面銀世界。降り続ける雪。色のない世界。
今日もイイ山行でした。
尖山さんありがとう♪
コメント
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