鳳凰三山/地蔵岳・観音岳・薬師岳
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
装備
備考 | 常備薬/日焼け止め/ストック |
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感想
まだ登っていない南アルプスのメジャールート「鳳凰三山」を登りました。
一緒に登る予定だったパートナーがクライミングで負傷(**)それなら久しぶりのソロ登山にしよう!と思い立って天気予報とにらめっこ。夏山気分を味わいに夜中から車を走らせます。
<青木鉱泉〜五色滝>
青木鉱泉(6:00)から山への取り付きが少し分かりにくかったです。登り始めの急登は堪えますね。汗がどっと出ます。水分補給をしながらシラビソの森をひたすら登ります。ドンドコ沢は滝と沢水も多くリフレッシュできます。白糸滝や五色滝など見どころいっぱいです。
<鳳凰小屋〜地蔵岳>
開けた平地にきれいな沢と高山植物が咲き、やっと地蔵岳のオベリスクが見えました。とても癒される場所からすこし登ると鳳凰小屋(9:00)です。若い小屋番の方がいろいろとお話ししてくれます。親切にありがとうございます。雰囲気のいい小屋です、いつか泊まってみたい。おいしいお水をいただいて山頂を目指します。すぐに明るい開けたダケカンバの林に出ます。斜面に頑張って根をはっています。砂礫が続く急登を登り上げると地蔵岳(10:00)につきます。花崗岩のきれいなオベリスクが特徴です。
<観音岳〜薬師岳>
花崗岩と真っ白な砂礫、そしてハイマツのコントラストがきれいな稜線を進みます。青空も出てきて気持ちよく歩けます。途中どこかのTVクルーがいました。重い機材をかついでの山行お疲れさまです。観音岳の山頂でちいさな子供たちを発見。ママさんとお話ししたところ沖縄からの家族登山!すごいです。楽しい思い出になりますように。そこから先の薬師岳までは誰もいない静かな稜線と山頂でした。
<御座石〜青木鉱泉>
樹林帯を下ると大きな御座石がでてきます。よく足元や木々をみると植生が少しづつ変化してきます。笹原のつづら折れをひたすら下ると沢の音がだんだん大きくなります。廃屋が見えればあと少しです。明るい林道歩きを終えると青木鉱泉の駐車場(14:00)に戻ります。
今回はソロだったので装備の見直しをしました。軽量なザック(GRANITE GEAR)とトレランのシューズ(Montrail)あとは非常食を追加して、足すものと減らすものの難しさと面白さがソロ登山にはありますね。天候をみて山行日を早めたことで仕事終わりに一睡もできずに登山口に立ったのが一番の反省点です。やっぱり力が出なかった〜何度も集中力を切らさないようにと心のなかで言ってました(^^)
全体を通して歩きやすく、ほかの登山口(御座石温泉やバスなら夜叉神峠)もあり、また行きたくなる山ですね。いろいろな出会いもありソロ登山の楽しみを再確認できた1日でした。
帰りに立ち寄った白山温泉は掛け流しの少しぬる湯で、とてもリラックスできました。帰りの道中は何度も走ったことのある下道でハンバーガーを食べたり。寄り道しながら長〜い名古屋までの道のりを楽しみました。
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