岩木山(敗退)


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 984m
- 下り
- 983m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:岩木神社前〜弘前駅(弘南バス) |
感想
東北ローカル線パスを使った汽車旅の途中で山に登ってきた。
横浜から仙台まで夜行高速バスで行き、そこから東北ローカル線パスで、東北を回る。このきっぷは、連続する3日間、東北圏のJRと私鉄が乗り放題で、なんと6000円という安さだ。1日2000円だから、18きっぷよりも安い。
このきっぷは、週末(金〜日か土〜月)しか使えない。それを利用して、週末3日間を電車に乗り、その後のきっぷが使えない期間を使ってに山に登り、次の週末に再びこのきっぷで東北を回る計画だった。
しかし、運が悪いことに、10月にも関わらず、寒波で雪が降ってしまった。しかも、夜行バスで体が冷えてしまい、ここ2〜3日風邪を引いてしまっている。
岩木山は、11月上旬くらいに雪が降ると聞いていたので、雪の準備をしてこなかった。(家を出発したのは、10/22で、雪が降ったのは10/25)
岩木山は断念しようかとも思ったが、東北に来れる機会はそうないので、登ることにする。前日は、弘前のホテルに泊まったのだが、弘前から見える岩木山は極めて立派で、これに登らずに帰るのは、もったいなすぎる。
岩木山は、津軽岩木スカイラインという自然破壊甚だしい道路のおかげで、10月中であれば、バスで八合目まで行くことができる。しかし、そんなところから登ったのでは、岩木山に登ったとは言えないだろう、ということで、岩木山神社から登り始める。
途中までは雪が無かったが、すぐに10cmほどの積雪になる。しかし、ありがたいことにトレースがあり、姥石までは特に苦労することなく到着した。
このルートは、有名な岩木山の遭難(高校生5名中4名死亡)の登りルートと同じだ。遭難した高校生は、このルートから岩木山に登ったあと下山中に吹雪にあって、逆の北側に下りてしまっていたと思う。
焼止まり避難小屋の手前辺りで20cmほどの積雪となる。トレースのお陰で、まだ問題ないが、行く手をみると雪だらけだ。
避難小屋で一休みしていると、8人程の登山者グループが上から下りてきた。どうやら高校生(山岳部?)の団体で、それを引率している先生らしき人が先頭だ。
この先、雪が深く道が悪くて危ないので戻ってきたとのことで、急に心配になる。
高校生を見送った後、登り始めたが、トレースはここから5分くらい進んだ所で終わっていた。高校生たちが、しばらく奮闘したあとが残っている。
避難小屋の先は、沢の中を登っていくが、ゴロゴロした石の上を登っていくので危ない。しかも雪が30〜40cm積もっていて、下がどうなっているのか分からない。このときの装備は、旅行の途中ということもあり非常に貧弱で、トレッキングシューズにスパッツだけで、アイゼンもないので怖い。
トレースが消えた後、しばらく一人でラッセルして登ってみたが、まだまだ沢のコースが続きそうだ。雪の深みにはまると、股下まで雪に埋まってしまうところもある。少しトラバース気味の箇所があり、ここで足を滑らすと、5mほど下の岩場に落ちてしまう。
この沢沿いの箇所を越えて鳥海山までたどり着ければ、山頂までいけると思ったが、これ以上進んで、やっぱり引き返すことになったときの下りが心配だ。段差が大きく、雪の下の岩の状態が分からないので、岩と岩の間に足を挟んだりして骨折した場合、即遭難になってしまう。
しばらく悩んだものの、登山は無理してはいけない、ということで引き返すことにする。
山頂に着けずに撤退するのは初めてだ。悔しいが、力量が足りないのだから、仕方がない。
岩木山神社まで下りると、観光客が沢山いて、横浜から来たという団体さんに囲まれ、話しかけられた。途中まで登ってきました、という話をしたら、あの雪の中をすごいね、という反応だったが、山頂に到達できていないので、とても恥ずかしい。
意気消沈したものの、近くの百沢温泉に浸かって、なんとか息を吹き返した。
何故か山に登ったら風邪も治ってしまった。
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