初登りはふるさとの富士!〜伊賀上野・南宮山(伊賀小富士)
- GPS
- 02:33
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 191m
- 下り
- 202m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
伊賀神戸〜伊賀上野駅は400円。朝夕以外は直通はない。ほとんど上野市で乗り換えなければいけない。 タクシーは伊賀上野駅から1700円程度。台数は少ない。上野市駅からバス便あるが10時〜15時に2時間に1本程度。もし歩けば伊賀上野、上野市駅とも約6kで1時間30分程度。また時間が合えば、伊賀上野駅で近鉄からJRに乗り換え佐那具にでることができる。ひと駅で170円。 【帰り】JR関西線佐那具駅 最寄駅は帰りに使った佐那具駅で、敢国神社から2k程度、30分。この駅からピストンするのが賢明。ただダイヤは1時間に1本程度なので下調べは必要。天王寺まで1450円。 ※登山口と下山口が同じなので車利用が便利。高速を使うなら、伊賀一之宮ICが一番近い。駐車場は敢国神社の前にある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ずっと枯れ葉を敷き詰められたような道なので、雨の後等は滑りやすいので注意が必要。 ・はっきりとした『指導標』は見当たらず『浅間社』という小さな目印とピンクのリボンが頼り。ただ、ルートははっきりしており、そのルートを直進するように歩けばまず迷わない。 ・トイレは山麓の敢国神社にしかなく、山中は皆無。 ・飲食店はあまり見当たらなかった。駅前に小さな茶屋風の食堂があるくらい。 ・登山ポスト、案内板は皆無。 |
写真
感想
2005年以来初登りは『ふるさとの富士』と決めている。2005年外鎌山(朝倉富士)、2006年都介野岳(つげの富士)、2007年丸山(山口富士)、2008年高積山(和佐富士)、2009年麻生山(播磨小富士)、2010年は秋津富士、そして今年の山は三重県上野市にある南宮山(伊賀小富士)である。
ただ、この南宮山、驚くほどデータ―が少ない。インターネットやいろいろな書物を調べてわかったことは、伊賀上野駅に近いということと、登山口の近くに『敢国神社』があるということだけ。とりあえず…『伊賀上野』に行こうということで早朝発の近鉄に乗った。そもそもそれが間違いの始まりだった。
伊賀上野に近鉄で向かおうとすると近鉄伊賀神戸で『伊賀鉄道』に乗り換えということになる。ただこの『伊賀鉄道』まさに『忍者列車』らしく曲者で、30分に1本しかでない。それも上野市駅までで、そこから伊賀上野駅まではなんと1時間に1本である。「私鉄はJRよりも安く、早い」という鉄則はここでは通じない。職員の一人が「JRにお客を取られないようにわざと不便にしている。」と正直に話してくれた。
やっと『伊賀上野』に着いたのは何と12時すぎ。さて、南宮山は…と駅の前にいた人に聞いてみるが、「さあ…。」と首をかしげる人ばかり。それもそのはず、南宮山は『上野市駅』からのほうが近く、数は少ないがバス便もあるらしい。ただひとりだけよく知っている方がいて「車で20分ほどかかりますよ。」電車をまた待つわけにもいかず、歩けば1時間以上かかる。この際、自分のポリシーには反するが、タクシーを利用するしかない。ただ、この運転手、非常に親切で「帰りは大阪方面やったら佐那具駅から帰れば、近いですよ。」と教えてくれた。
タクシーを敢国(あえくに)神社の前に停めてもらい、まずは初詣をすます。登山口はその神社の左側の道を少し歩いたところある。ただ『登山口』の表記はなく、『NHK中継局』の杭が目印になる。
登山道はずっと枯れ葉で敷き詰められた感じで、昨日雪が降ったらしく、道の両側にわずかに雪が残っている。登山道も滑りやすくなっており歩きにくい。ただ、そんなにきつい登りは少なく、山を巻くようにつけられた道を淡々と登って行くうちに30分程度で山頂にたどり着く。
山頂にはまた無粋なNHKの中継局の白い建物と電波塔。ただこのあたりからの展望が一番いいのは皮肉だった。正面に青山高原の山並みも見える。ただ、少し遠慮気味に『浅間社』の祠と鳥居が作られてあった。
中継局の建物の横でストーブを使って、『鍋焼きうどん』を温める。寒い時は冷たい弁当より熱いものが嬉しい。それとおにぎりをほおばり、締めは熱いインスタントコーヒー。これも毎年恒例である。
1時間近くいて、下山開始。登山口までわずか15分だ。もう一度敢国神社に戻り、tuyoponnがお守りを買うのに付きあい、さっき教えてもらった道を佐那具駅まで戻った。駅に着き、切符を買っているとまもなく電車が到着のアナウンス。朝とは違ってスムーズに帰宅できた。この佐那具駅の近くからの南宮山がもっとも富士らしく、車窓からもしばらくの間眺めていることができた。
いろいろありましたが、ともあれこれで「ふるさとの富士」41座目、無事(?)登頂です。
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