夕張岳 雨降らずともビッショリ.
- GPS
- 08:42
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,183m
- 下り
- 1,167m
コースタイム
天候 | くもり時々晴れ 朝の駐車場20℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良くはなかった。登山道は総じて狭め、笹が生い茂っていて足元が見えない強靱な根に足を取られた、朝は藪こぎでズブ濡れ、水溜まりのドロ沼に足を入れることも、木道も水に浮いていたり滑りやすい所アリ。 |
その他周辺情報 | ・山頂でケータイ、docom, auが使えました。 ・夕張岳情報; http://yuparikozakura.org/ ・道の駅 夕張メロード; http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/3083/ |
写真
感想
北海道の山めぐり3座目、夕張岳です。アプローチがしやすくお花の豊富さも定評があってぜひ訪れてみたい山、果たしてどうだったでしょう?
国道から逸れ林道の入口も難なくクリア、しかし19時を過ぎていたのでジャリ道に変わった頃には辺りも真っ暗、数日前に熊出没の報告もあり時々クラクションを鳴らしながら悪路を走破、ドキドキしながら終点に到着。が、狭い駐車場にはでかい群馬の四駆車がど道の真ん中を塞いで駐車。どういう神経?到着早々この輩に難儀した。気を取り直し食事も済ませて空を見上げると満点の星、視野は上天20°程度だけど間違いなく今まで見た星野のベスト3に入る星空だった。
翌朝05時出発、靴跡が無いところを見るとどうやら一番手。無用な争いを避けるため鈴を鳴らしながら「こんにちわー」と挨拶しながら歩く。前日はかなり雨が降ったようで道は濡れていた。沢の水は勢いよく流れていた。
馬の背コースは序盤から急斜面で狭くて足場も悪く、アブもブンブン回って蚊取り線香を焚いても落ち着かない登山、笹が多くてこの笹にはたっぷりの露が付きすぐに足元ビッショリ。気温も湿度も高くガスぎみで展望台からの景色もゼロ、壊れの靴のソールに気遣いながら歩いていると笹の根に足を取られて転倒、谷側に体を預けてしまい藪の上に倒れた、危なかった。最大の難関は背丈程の笹こぎ、露払いされてない笹にはタップリの露で洗車機の中を歩くよう。木道が終わると沼のような水溜まりでグッチャリ、カッパを付ける機会は逸し、頭の上に乗せたサングラスも無くなり、カメラも水をかぶりレンズも液晶も曇り、雨は降らずとも心の中は雨。。。(T_T)
男岩やガマ岩、高山植物エリアになってもガスは晴れずも写真を撮りながら進むと、ふきっさらし辺りでガスも薄くなり神社にお参りしてトップで山頂に立った!
当初はガスで全く見えなかったが除々に晴れ間、笹もすっかり乾いて晴れた気分、ソールを直しながら冷水コースに入り沢の冷風を浴びて無事下山。
不安定な天候の合間をぬって登れた夕張岳、快晴、とはいきませんでしたが良くも悪くも北の自然を堪能できて満足。帰りに道の駅夕張メロードで数量限定の夕張メロンバウムクーヘンお買い上げ。その他食材多数。
ちなみにこの日は夕張の中心部の上にある元キャンプ場で泊まりましたが、まさかの水は出ず、それは無いだろうと思っていた街灯は1つも点かず真っ暗な所にポツン、でした。パンフに載ってる施設はいくつも休止中(廃墟)で建物の中からは草が生え、窓ガラスは割れていた。一番車が集まっていた所は、、、総合病院でした。道の駅は賑わっていたので何とか再生を果たして欲しいです。
今回の北海道山めぐりは、トムラウシ山、利尻山、夕張岳、以上3座に登れました。内2つは百名山、'15.12に足をケガして新たな百名山に登ることを今年の目標にリハビリし達成できました。また今回も道中ステキな出合いがありました。トムラウシのテン場で百名山あと4座の岐阜の方、利尻から稚内に戻った時にお隣のキャラバンのご夫婦に「ただいま」と言った所から始まり2時間話が止まらなかったこと、宗谷岬で写真を撮りあおうと声をかけたのが大阪からバイクのカブで来た方、利尻山を登っていた親子が川崎からだったり横浜の方だったり、トムラウシで男3人から声をかけられたのが同県央から、他多々。いつも思うのは、神奈川県内であれほどの人がいても他人同士滅多に話をしませんが、北海道に行くとどちらともなく話をする、それが同じ神奈川県民だったりする。きっかけは車のナンバー、山登り、写真撮りますだったり天気だったり。北海道という所(そのまた奥)まで遙々やってきたことと、大自然に置かれたことがそうさせるのでしょう。そんな北海道は楽しいです。次はどこだろう、斜里岳、幌尻岳、ニペソツ、暑寒別岳、日高の山々、まだまだあります。きっとまた行きます!
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