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Yamareco

記録ID: 93495
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積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

上州武尊山(敗退)

2011年01月05日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:00
距離
7.3km
登り
665m
下り
659m

コースタイム

上ノ原登山口7:00 - 須原尾根(1580m)10:00 - 1692mP 11:30 - 上ノ原登山口14:00
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
最初は雪も少なく、薄いトレースもあって歩きやすい
2011年01月05日 07:21撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
1/5 7:21
最初は雪も少なく、薄いトレースもあって歩きやすい
大幽洞窟というところはスノーシューのトレッキングコースになっているらしく、トレースがついていることが多い
2011年01月05日 07:39撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
1/5 7:39
大幽洞窟というところはスノーシューのトレッキングコースになっているらしく、トレースがついていることが多い
分岐を過ぎるとぐっと積雪量が増えてくる
2011年01月05日 07:45撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
1/5 7:45
分岐を過ぎるとぐっと積雪量が増えてくる
徐々に青空が広がってきて、背後に谷川連峰が見えてくる
2011年01月05日 08:18撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
1
1/5 8:18
徐々に青空が広がってきて、背後に谷川連峰が見えてくる
須原尾根に上がる支尾根にて
こんな感じの極めて歩きにくい状態がこれでもかと続く
2011年01月05日 09:48撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
1/5 9:48
須原尾根に上がる支尾根にて
こんな感じの極めて歩きにくい状態がこれでもかと続く
須原尾根に上がると展望が広がる
谷川方面
2011年01月05日 10:50撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
1/5 10:50
須原尾根に上がると展望が広がる
谷川方面
尾根に上がると快適♪
2011年01月05日 11:21撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
1/5 11:21
尾根に上がると快適♪
燧ヶ岳や尾瀬方面が見える
2011年01月05日 11:23撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
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1/5 11:23
燧ヶ岳や尾瀬方面が見える
至仏山
2011年01月05日 11:57撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
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1/5 11:57
至仏山
1692mPより
山頂は絶望的に遠い
敗退を決める・・・
2011年01月05日 11:38撮影 by  Canon PowerShot A480, Canon
1/5 11:38
1692mPより
山頂は絶望的に遠い
敗退を決める・・・
撮影機器:

感想

今日は一時的に冬型が崩れるとのことなので、富士山に行ってみようかと思った
が、久しぶりにラッセルがしたくなり、雪にまみれてみようと雪深いところに行く
ことにした。
上州武尊の上ノ原ルートは積雪期に2回敗退させられているので、今度こそと三度挑
むこととした。

上ノ原登山口に車を停め、出発。
雪は少なく、うっすらとトレースも残っている。大幽洞窟スノートレッキングのト
レースらしい。分岐を過ぎるとぐっと積雪量が増え、脛くらいのラッセルとなる。
奈倉沢をどんどん詰めていくとますます積雪が増えていき、スノーシューを履いて
いても膝くらいのラッセルとなる。この先は相当な積雪が予想されるので、このま
ま夏道沿いに源頭まで詰めるのは得策ではないと判断し、1270mの三俣から右岸の
支尾根に取り付く。

このルート取りは8年前と同じ。その時は積雪と急登に負けて敗退した。今度こそは
登りきってやると気合を入れて登る。
しかし、この尾根は常緑樹が密に生えており、雪の重みで枝が垂れ下がり、行く
手を遮るように立ちはだかっている。バリケードのようだ。1つ越えても、すぐに次
が現れ、延々と続く。さらにあちこちにツリーポットの落とし穴があり、まともに
落ちると胸〜首まで埋まる。

かなり苦労して越えて行き、やっと須原尾根の上に出た。
尾根上からは展望が広がり、谷川連峰や燧ヶ岳・至仏山など尾瀬の山々がきれいに
見える。遠くには浅間山も望める。
尾根上は落葉樹の疎林かつ緩やかでかなり歩きやすい。周りの眺めを楽しみながら
快適に歩いていく。

しばらく歩いて行くと前方に山頂が見えてきた。絶望的に遠い。
帰りがヘッテンになっても良いならば、行けそうだが、これから再び冬型が強まる
ことを考えると躊躇する。
どうしようか考えながら1692mPまで来たが、やはりどう考えても帰りは19時くらい
になってしまいそうだ。天候の崩れが早まった場合は、ちょっとやばそうだ。
ここで無念の敗退を決意。

やはりこの雪深いルートを日帰りというのは無理なのか?と考えながら下山。
須原尾根に上がる支尾根が厳しいので、夏道沿いに登ったらどうだろうと考えて、
偵察を兼ねて夏道を降りる。やはり相当積雪がある。こちらも無理そうだ。
しかし、帰り道で須原尾根に至る支尾根を観察すると常緑樹が多いところと、そう
でなく落葉樹が多いところがあるようだ。
夏道は落葉樹かつ疎林なので歩きやすそう。なるほどルートをつけるには理由があ
るもんだと一人納得する。
どうやら三俣から派生する支尾根は常緑樹が密に生えているようだ。どうやら最も
厳しいルートを選んでしまったらしい。むむ・・・

どうにかならないかとあれこれ考えながら、下りる。
結果、積雪がそれほどでもない内に、つまり沢地形の奥に入り込む前に須原尾根に
上がってしまえば、行けるのではないかと思いつく。
また挑戦だなと1人つぶやき、登山口をあとにした。

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コメント

3度目の正直にはならず、、、
yoshi629さん
明けましておめでとうございます。

ラッセル、楽しみ過ぎた感じでしょうか
何度かツリーポット(という言葉は知りませんでした)
にハマると、抜け出すのに時間もかかり、気力も
奪われますよね。

後半の考察、なるほどですね。
今度歩く時に私も気にしてみようと思いました。
(私の場合は一般ルートがほとんどですが。。。)

今年もよろしくお願いします。
2011/1/6 1:13
なかなか登れません・・
youtaroさん、こんばんは。
今年もよろしくお願いします。

雪深いルートだとは分かっているのですが、登ってみた
くて懲りずにまた行ってしまいました
でも久しぶりの谷川や上越の山々の眺めは素晴らしかっ
たです

後半の考察は帰りの道中でずっと考えていたことです。
今度(また何年か先ですね)は登山口から谷に入らずに
すぐに須原尾根に上がろうと思います

久しぶりにラッセルをしたので、今日は筋肉痛です
2011/1/6 20:58
おめでとうございます
今年は雪も見ていません^^
登りだしたら岩ばかりです。
少しは上手くなりましたよ。
これからも、岩場ばかりです。
夏までには、腕を上げないとね^^
2011/1/8 16:03
クライミング
riekoさん、こんばんは。
今年もよろしくお願いします

このところはクライミング三昧のようですね。
グレードも(私からすると)高いですし、すごいです。
やっぱりアルパインをする人は違いますね

夏にはビックウォールの記録をお待ちしております
2011/1/9 23:05
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