田子倉湖から白戸川遡行、只見川への下降
- GPS
- 77:59
- 距離
- 51.0km
- 登り
- 660m
- 下り
- 656m
コースタイム
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:30
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:00
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:30
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
田子倉から白戸川へと入る川上は風の影響か?ストレーナー(流木&ごみ)で埋め尽くされていた。パックラフトでも辛うじて進めたが、パドルがうまく刺さらない。 アブやばい! |
写真
装備
個人装備 |
固形燃料少し
タープ泊
|
---|
感想
行ってきました只見の白戸川沢登り
沢登りとパックラフトを組み合わせたら山行の幅が広がるんじゃないかとずっと考えていたことをやっと実行に移してきました。
そして、覚悟はしてたけど、メジロアブやばかった
沢の中、川の中では常に数十匹ろくに休憩を取れせてもらえなかった
一日目は昼過ぎからゆっくり出発
綺麗なトイレがある国道沿いの駐車場に車を置き、ボートを膨らませて出発
流れがなく、単調な湖を進んでいると、出発時の気分の高まりはすぐに消え、飽きてくる。しかも、ボートなかなか進まねえよ。
すぐに今回の秘密兵器に手を付ける。
ビールだ。ほろ酔いで退屈区間を乗り切ろうという作戦
ついでにつまみも開けて・・・余計漕ぐ気がなくなってきたorz
夕暮れ前に適当な陸地を見つけて上陸
タープと蚊帳を張り、焚き火をする。
つまみで腹が膨れたので、夕飯は食べなかった。
夜の暇つぶし用に本を持っていったが、本が面白すぎて、日付が変わるまで読んでいた。文学やばい。
持っていった本は『君の膵臓食べたい』
切なくなり過ぎて明日からの山行に影響が出ないかを不安になりながら就寝
2日目
完全に明るくなってから、今日もボートで出発
しばらくすると目指す白戸川が近づいてきたが、風の影響か詰まっているのか白戸川から田子倉湖へ流れ込む箇所は流木に覆われてなかなかボートが進まない
流木をかき分け、力技で進むと白戸川に入った。ここから沢登り区間の始まり
この時点ではアブは少しいる程度であまり気にならなかったので、防虫ネットなどの対策をせずに進んだのだが、すぐに身体中にアブの大群がまとわりつくようになる。
発狂しそうだ・・・。頭から防虫ネットをかぶり、雨具を着、手袋をつけるが、防虫ネットに触れている耳や、手袋の上から、手袋と雨具のわずかな隙間から噛んでくる。がしょうがない。進むしかない。
今日の区間は沢歩きがほとんどだったが、
アブにまとわりつかれて、休憩が出来ず気を抜くことができなかったので、ものすごく疲れて眠くなってきた。もうここでいいか。
焚き火で米を炊く、いい感じ。
今日はレトルトカレー
黒くて大きい獣を見た気がする。
寝床を襲われてもいやなので、念のため、テントから離れた場所に
河原の流木を立てて食料を吊り下げとく。
3日目
朝方少し雨が降ったがすぐに止んだ
昨日流木に吊るしておいた食料は無事だった。
今日も川原歩きがメインだが、1箇所5m超の水量の多い滝が出る。
必死のパッチでなんとかこなして進む
今回は白戸川を最後まで詰めず、途中の支沢に入る。ここがまた滑りや滝の大きさが俺の限界ギリギリに設定してあり、実力を試されているような滝登りだった。沢を詰め終わると尾根に出る。藪漕ぎは密藪でないためキツくはないが下降で迷う、今回はコンパスを忘れたため、ケータイのGPSで位置を確認する。
GPS様々だ。
で、反対の沢に降り立ち、沢を下っていく。
途中の難しい10m程の滝があったので、秘密兵器のヨット用のダイニーマロープΦ6mm×40mで下降する。ATCガイドで懸垂下降はうまくいった。川に合流し、広くなったところで幕営
アブはずっと付きまとっている。
本日はアイフォンにダウンロードしたオーディオブック『桐島部活やめるってよ』を聴きながら寝るこれまた面白い 眠くなるまでの暇つぶしにと思っていたが、面白くてなかなか寝付けなかった。文学やばい
4日目
太陽の日差しでジリジリと肌を焼かれて目が覚める
あおぞらが広がっている。
固形燃料で湯を沸かし、アルファ米の朝食
ボートを膨らませ、川を下る所々浅瀬もあるが快適に下っていく。先の見えない箇所はボートから降りてスカウティング
未知の区間を攻める川下りの醍醐味を味わう
今日はひたすら川降り区間だから
昼過ぎには着いちゃうだろうなーなんて考えていたが、、、甘かった
降っても、漕いでも、なかなかつかない
地形図と現在地を照らしながらいくが、ゴールまでの距離が縮まらない
途中ダムに出て、久しぶりに人に出会った。
挨拶するが、無視される
いきなりこんなとこから人出てきたら驚くだろうと、こっちからあいさつしたのに、つめてーな
そこから田子倉湖に合流してひたすら漕いでも、日が暮れた頃にやったゴールへ到着
疲れた
コメント
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以前訪れこの時期のメジロアブに顔といわず体中をブチブチにされたことがあります。
meganezaruさん
コメントありがとうございます。
この時期はやばいですね。
防虫ネットなしなんて、俺には耐えられない
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