【東京の東端で自然観察】今の時期一番多いのは

2016年08月21日(日) [日帰り]

天候

写真

【木場公園】
土曜の午後は雨の合間に急に晴れたので、近くの公園にカメラを持ってふらっと散歩。

【木場公園】
早くもキバナコスモスがたくさん。前の写真の黒い部分は、上空の雲の影。

【木場公園】
■クマバチ
（熊蜂）
飛び回るこの蜂を撮るのに意外と苦戦。

【木場公園】
たまには、時間に縛られずにの〜んびりするのも、いいなあ〜

【木場公園】
■アオスジアゲハ
（青条揚羽）
この蝶も素早く飛び回るので悪戦苦闘します。前週の高尾でも翅しか写真に収められませんでしたが・・・

【木場公園】
■アオスジアゲハ
（青条揚羽）
このヤブガラシ（藪枯らし）という木の花が大好物らしいことが分かりました。動きは忙しく翅は羽ばたいたままですが、花の上では一瞬だけ静止するので、その時がチャンス。

【木場公園】
■アオスジアゲハ
（青条揚羽）
ヤブガラシを初めて見つけたのは、4年前に自宅から高尾山まで歩いた時に西武多摩川線の跨線橋を歩いている時でした。

【木場公園】
■アオスジアゲハ
（青条揚羽）
当時、地味だけど幾何学模様をした面白い花？だなあ、と思ったのを鮮明に覚えているのですが、今ここでアゲハとセットで再会するなんて、考えもしませんでした。

【木場公園】
■ナミアゲハ
（並揚羽）
アゲハチョウもこのヤブガラシが好きなようです。

【木場公園】
■ナミアゲハ
（並揚羽）
そういえば、キアゲハとこのナミアゲハの違い、明確に認識したことがなかったのですが、上翅の付け根の上の部分が全体的に黒いのがキアゲハで・・・

【木場公園】
■ナミアゲハ
（並揚羽）
黒とクリーム色の長い縞模様になっているのがナミアゲハのようです。

【木場公園】
■モンシロチョウ
（紋白蝶）
翅は白いけど、よく見ると眼は薄い緑色、触角は縞々なのね。

【木場公園】
■アブラゼミ
（油蟬）
セミ君も登場。

【木場公園】
土曜は蝶の方が優勢、セミはちらほら見かけた位でした。夕方用事があったので、短時間で撤退。

【葛西臨海公園】
日曜は目覚めると、窓から日が差し込む予想外の展開に、慌てて家を飛び出しました。今度は江戸川区の公園へ・・・

【葛西臨海公園】
ここでもキバナコスモスがたくさん咲いていました。

【葛西臨海公園】
観覧車と仲良く撮れないか、と粘ってみたのですが・・・

【葛西臨海公園】
なかなかこれが難しい・・・

【葛西臨海公園】
花に近寄ってみると、鉛筆を逆さまにたくさん差したような図。

【葛西臨海公園】
■ニホンミツバチ
（日本蜜蜂）
その鉛筆の山に挑むミツバチ君。

【葛西臨海公園】
雨の後なので、水玉もころころ。

【葛西臨海公園】
真顔のところも撮らせて頂きました。

【葛西臨海公園】
昨日に続き、アオスジアゲハを見つけました。

【葛西臨海公園】
■モンキチョウ（紋黄蝶）
続いてモンキ君。

【葛西臨海公園】
■クマバチ
（熊蜂）
おっと、ブンブンと音を立てて参上。

【葛西臨海公園】
一心不乱・・・

【葛西臨海公園】
無我夢中・・・

【葛西臨海公園】
ブンと飛んでっちゃいました。

【葛西臨海公園】
むむっ、この緑色のトンボ・・・アキアカネのような赤みが全くないし、シオカラトンボの♂程水色しておらず、♀程肌色っぽくない・・・

【葛西臨海公園】
こんなに近くで撮れたのに、同定できないとは参りました。

【葛西臨海公園】
■アオサギ（青鷺）
鳥類代表。今の時期は夏鳥・冬鳥の端境期なので、留鳥の出番。

【葛西臨海公園】
■ショウリョウバッタ
（精霊蝗虫）
ショウリョウが「精霊」だとは知りませんでした。生き物探しをしていると、結構漢字の勉強になるなあ。

【葛西臨海公園】
麗らかです。

【葛西臨海公園】
■ヤマトシジミ（大和蜆）
だと思いますが、自信ありません。

【葛西臨海公園】
■アブラゼミ（油蝉）
甲虫類がいないかと林の中に分け入ると、クヌギの木の下の方にセミがたくさん陣取っているのに驚きました。

【葛西臨海公園】
■アブラゼミ（油蝉）
こんなに近くに寄れます。採ろうと思えば素手で採れます。

【葛西臨海公園】
■アブラゼミ（油蝉）
上を見ると三匹も！

【葛西臨海公園】
■ミンミンゼミ（ミンミン蝉）
こちらは翅が透き通り、体も薄い緑色で、比較的上品。

【葛西臨海公園】
■アブラゼミ（油蝉）

【葛西臨海公園】
■アブラゼミ（油蝉）
それにしても、この写真、よく見ると5匹。寄って集って、といった感じで、いやいや、参りました。

【葛西臨海公園】
●ヤマボウシ
（山法師）
標高ゼロメートルの所でこの木の実を見るとは、思ってもみませんでした。

【葛西臨海公園】
■チャバネアオカメムシ
（茶翅青亀虫）
こちらは青い実と友達のカメ蔵君。

【葛西臨海公園】
■オオカマキリ？
精悍な顔してるなあ、と眺めていたのですが・・・

【葛西臨海公園】
■オオカマキリ？
今写真を見ていて、眼が枝豆に似ているなあと思いだしたら、笑い出してしまいました。

【葛西臨海公園】
●クズ（葛）
この植物は夏も終わりになるとお化けのようになりますが、花の咲きたての頃に見つけると、意外と綺麗でハッとします。

【葛西臨海公園】
●クズ（葛）
そういえば、葛って秋の七草のひとつなんですね。他には、萩、薄、桔梗、撫子、藤袴、女郎花。撫子は白馬岳でタカネナデシコに出会い、萩、薄、桔梗、女郎花は前週の高尾周辺で会ったので、あとは藤袴。

【葛西臨海公園】
■アブラゼミ（油蝉）
再び登場。

【葛西臨海公園】
■アブラゼミ（油蝉）
もういいから、わかったから、と言っても、泰然自若。

【葛西臨海公園】
●サルスベリ（百日紅）
このお花、綺麗なんですが、意外と虫が集まっていません。気のせいでしょうか。

【葛西臨海公園】
■アカボシゴマダラ
（赤星胡麻斑）
おっと派手な蝶を発見！

【葛西臨海公園】
■アカボシゴマダラ
（赤星胡麻斑）
君は黄色いマイストロー持っているのね。

【葛西臨海公園】
■アカボシゴマダラ
（赤星胡麻斑）
中国からやってきた要注意外来生物だそうです。本人はどう思っているのやら・・・

【葛西臨海公園】
■モンスズメバチ（紋雀蜂）or
　キイロスズメバチ（黄色雀蜂）
柳の木の根元でブンブンと翅を鳴らしている門番らしい蜂がいました。左の奥には巣があるに違いないので、退散。

【葛西臨海公園】
■アブラゼミ（油蝉）
木にばっかり留まっていると思ったら、葉っぱにも。山小屋が一杯で、やむなくテント場で野宿・・・に近い状況か？

【葛西臨海公園】
■ベニシジミ（紅小灰蝶）
最近、一日に一度はお会いしてますね。

【葛西臨海公園】
■ベニシジミ（紅小灰蝶）
翅も綺麗ですが、肢が白いのがちょっとお洒落。

【葛西臨海公園】
■コサギ（小鷺）
足先が黄色いのコサギの特徴がよく分かります。

【葛西臨海公園】
■ダイサギ（大鷺）
喉に食べ物がつっかえないか、余計な心配をしてしまいます。

【葛西臨海公園】
■カワウ（川鵜）
東京湾にいるのでウミウ（海鵜）かと思ったのですが、口元の黄色い部分の様子から、カワウと認定しました。

【葛西臨海公園】
■カルガモ（軽鴨）
つい最近まで行列を作って歩いていた雛達だったかもしれませんね。

【葛西臨海公園】
■キアシシギ（黄足鷸）
カニを捕まえました！

【葛西臨海公園】
■アオアシシギ（青足鷸）
黄色い足のシギがいれば、青い足の奴もいたりと、シギはたくさんの種類がいますが、最近漸く見分けられるようになりました。

【葛西臨海公園】
■ウミネコ（海猫）
この日は陸の猫には会えませんでしたが、海の猫は見つけました。

【葛西臨海公園】
■ウミネコ（海猫）
それにしても、目つき悪いね、君。

【葛西臨海公園】
おや、林の中でごそごそ動く赤い奴・・・

【葛西臨海公園】
「隠れても無駄だぞ」
「やべえっ」

【葛西臨海公園】
「逃げろ〜」

【葛西臨海公園】
「ここもダメか？」
「自問自答していないで、ちゃんと隠れなさい」

【東京ゲートブリッジ付近】
車で湾岸を走ってみたら、上空を旋回しながら飛んでいく飛行機に目が釘付けになってしまいました。

【東京ゲートブリッジ付近】
今度は違う角度で。

【東京ゲートブリッジ付近】
なんだか、空を泳ぐ魚みたいだね。

【東京ゲートブリッジ付近】
おお、羽田なのにエアカナダですか。

【東京ゲートブリッジ付近】
夏の雲。

【東京ゲートブリッジ付近】
そういえば、今年は北海道（幌尻岳）行きが頓挫してしまい、まだ一度も乗っていないかな・・・

【京浜島つばさ公園】
場所を変えてこちらに・・・20年位前に何度か訪れたことがありますが、本当に久しぶり。

【京浜島つばさ公園】
昔はこちらに向かって飛び立っていったような記憶があるのですが、今は着陸するのを横から眺める形です。

【京浜島つばさ公園】
この機体には、JAPAN AIRLINEと書かれています。

【京浜島つばさ公園】
こちらはJAPAN EXPRESS。貨物便なのかな？

【京浜島つばさ公園】
ANAも到着。それにしても、飛行機撮りだすと、子供のようにワクワクしてキリがなくなることがよく分かりました。ハマらないように気をつけよう・・・

【京浜島つばさ公園】
最後に見たシンガポール航空の飛行機は特大でした。ああ、飛行機乗りたい！

夕方、東京駅付近を歩いていて、皇居方面が燃えるように明るいのに唖然としました。

もし山に行っていたら、夕焼けが綺麗だったに違いない。ちくしょう〜

約30分後、自宅の近くでもまだ夕焼けを見ることができました。

綺麗な夕焼け、山の方で見たいなあ・・・
かなり脱線してしまいましたが、どうぞお許し下さいませ。

感想

yamahiro

○この週末は天気予報も×にて、自宅でじっとしているつもりだったのですが、
　土曜はいきなり晴れるし、日曜は朝から日が差すし、
　いてもたってもいられなくなり、カメラを持って近くの公園にでかけました。
　当初はレコに上げるつもりは毛頭もなかったのですが、
　歩きだすと意外と色々な生き物にであえて、
　人ばかりでごった返している東京とはいえ、
　まだまだ自然が残っているのに改めて気付くことができ、
　ちょっと嬉しくなってアップしました。

○表題に掲げた「一番多かった生き物」は、セミ（アブラゼミ）でした。
　個人的にはセミよりもチョウの方が嬉しいのですが、
　とにかく素手でいくらでも捕まえられそうなくらい
　次から次へと出るは出るは。
　セミというと、去年奥日光で野鳥探しをしたときに、
　エゾハルゼミの大合唱で鳥達の囀りが全く聞こえず閉口しましたが、
　今回もジージー、ミーンミンの反響で、それに次ぐ勢い・・・
　もういいから、という程で、大変驚きました。
　写真をしつこく何枚も載せてしまいまして、
　虫のお嫌いな方にはお詫び致します。
　
○また、夕方には調子に乗って飛行機撮影に夢中になるは、
　皇居の奥の夕焼けに興奮するはと、かなり脱線してしまいましたが、
　大目に見てやって下さい。