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Yamareco

記録ID: 951458
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ハイキング
ヨーロッパ

歩いてアルプス越え(ロートバッハルシュピッツェ(Rotbachlspitze))

2016年08月16日(火) [日帰り]
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asasaki epson その他2人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
06:40
距離
19.2km
登り
3,181m
下り
3,125m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:30
休憩
0:10
合計
6:40
3:30
130
登山口(Bergrestaurant Schlegeis)
5:40
5:40
100
Pfitscherjoch-Haus
7:20
7:30
50
Rotbachlspitze山頂
8:20
8:20
110
Pfitscherjoch-Haus
10:10
登山口(Bergrestaurant Schlegeis)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
オーストリアのマイヤーホーフェンに滞在、そこからバスで約1時間でシュレークアイス・ダム湖畔にある登山口に到着。
コース状況/
危険箇所等
オーストリア側から徒歩でアルプスのイタリアとの国境を超えてロートバッハルシュピッツェ(Rotbachlspitze)山へ登った。しかしイタリアの国境まではとても穏やかなルートでマウンテンバイクで峠越えする人も居る。峠のイタリア側にあるレストラン(Pfitscherjoch-Haus)では美味しいスパゲティも食べられます。そこからは本格的な登山道ですが、危険個所は無く良く整備されています。最後の100m程はかなり急坂ですが頂上からの眺めは格別に素晴らしいです。
その他周辺情報 登山口にレストラン(Bergrestaurant Schlegeis)、途中の峠にあるレストラン(Pfitscherjoch-Haus)では食事と安くて美味しいビールが飲める。
この山行の直前EPSONのWristableGPS for Trek MZ-500Bを入手したので現地で表記されていた標高2095m地点で常用している時計(気圧型)と比較してみた。
MZ-500Bは流石にGPS利用で誤差8m、時計の方は誤差140mと誤差が大きい結果となった。
MZ-500Bの標高値精度の高さは十分頼りになる。
当器は2回の山行でGPSログを記録、約2週間の旅行中に再充電することなく使用でき使い勝手は非常に良かった半面、地図表示が出来ず現在位置が把握しずらいのが唯一の欠点と言えるかも知れない。
この山行の直前EPSONのWristableGPS for Trek MZ-500Bを入手したので現地で表記されていた標高2095m地点で常用している時計(気圧型)と比較してみた。
MZ-500Bは流石にGPS利用で誤差8m、時計の方は誤差140mと誤差が大きい結果となった。
MZ-500Bの標高値精度の高さは十分頼りになる。
当器は2回の山行でGPSログを記録、約2週間の旅行中に再充電することなく使用でき使い勝手は非常に良かった半面、地図表示が出来ず現在位置が把握しずらいのが唯一の欠点と言えるかも知れない。
登山口となっているシュレークアイス・ダム湖は青く美しい湖である。
登山口となっているシュレークアイス・ダム湖は青く美しい湖である。
歩き始めると暫くはZamser Bachという清流に沿って緩やかな道が続いた。
歩き始めると暫くはZamser Bachという清流に沿って緩やかな道が続いた。
右側に見えた大きな滝。
右側に見えた大きな滝。
緩やかな歩きやすい小道が前方の峠まで延々と続く。
緩やかな歩きやすい小道が前方の峠まで延々と続く。
暫く登って振り返ると湖は見えなくなっていた。
暫く登って振り返ると湖は見えなくなっていた。
ルートを左にとって登ったところで眼下を見ると日本では見慣れない景色が広がっていた。
ルートを左にとって登ったところで眼下を見ると日本では見慣れない景色が広がっていた。
看板のあたりがイタリアとの国境で小さな小屋は恐らく昔の税関小屋との事。イタリア側からは車で登ってこられる様だ。
看板のあたりがイタリアとの国境で小さな小屋は恐らく昔の税関小屋との事。イタリア側からは車で登ってこられる様だ。
前方にPfitscherjoch-Hausという小屋が見えた。
ここは小屋と言うには大きなレストランとなっていた。
前方にPfitscherjoch-Hausという小屋が見えた。
ここは小屋と言うには大きなレストランとなっていた。
小屋の手前から左にルートをとる。ここからが本格的な登山道となった。要所には丁寧な標識があって迷うことは無い。
小屋の手前から左にルートをとる。ここからが本格的な登山道となった。要所には丁寧な標識があって迷うことは無い。
右側にある尾根に登る。
右側にある尾根に登る。
正面に聳えているのが今回登るRotbachlspitze山(2895)だ。
正面に聳えているのが今回登るRotbachlspitze山(2895)だ。
途中で下を見ると先程登ってきたルートと小屋が手に取るように俯瞰出来た。右の大きな山はKellerkopf山(2648)だろう。
途中で下を見ると先程登ってきたルートと小屋が手に取るように俯瞰出来た。右の大きな山はKellerkopf山(2648)だろう。
だんだん大きくなるRotbachlspitze。途中に日本の三角点の様な標柱が現れたが、これは国境石だそうである。
だんだん大きくなるRotbachlspitze。途中に日本の三角点の様な標柱が現れたが、これは国境石だそうである。
この辺りには可憐な花が沢山見られて癒される。
花の名前は不明。
1
この辺りには可憐な花が沢山見られて癒される。
花の名前は不明。
花の名前は不明。
花の名前は不明。
花の名前は不明。
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花の名前は不明。
この花はツェルマットで見たことがある。恐らくシレネ・アカウリスという花だと思われる。
この花はツェルマットで見たことがある。恐らくシレネ・アカウリスという花だと思われる。
いよいよ頂上が近づくと荒々しい岩場が現れた。
いよいよ頂上が近づくと荒々しい岩場が現れた。
眼下には左側のイタリア国境に沿って美しい連山が見えた。
眼下には左側のイタリア国境に沿って美しい連山が見えた。
緑色に見えているのはイタリヤの町だろうか。地図で見るとイタリアのPfitsch Tal(Pfitsch谷、イタリア語でVal di Vizze)という地域らしい。
緑色に見えているのはイタリヤの町だろうか。地図で見るとイタリアのPfitsch Tal(Pfitsch谷、イタリア語でVal di Vizze)という地域らしい。
頂上に到着、素晴らしい展望。正面に見えるのはこの辺りの最高峰Hochfeiler山(3509)だろう。
頂上に到着、素晴らしい展望。正面に見えるのはこの辺りの最高峰Hochfeiler山(3509)だろう。
更に右側には険しい山々が聳えていた。
更に右側には険しい山々が聳えていた。
下山を始めると程なく先程通過した小屋に戻った。
下山を始めると程なく先程通過した小屋に戻った。
長い渓流添いの道を戻る。
長い渓流添いの道を戻る。
途中、マウンテンバイクで峠越えを目指す多くの男女とすれ違った。自転車でアルプスの峠を越えて隣の国へサイクリングとは洒落た楽しみ方である。
途中、マウンテンバイクで峠越えを目指す多くの男女とすれ違った。自転車でアルプスの峠を越えて隣の国へサイクリングとは洒落た楽しみ方である。
途中にあった水場。この水は当地のビールと同じ位最高に旨かった。持参したプラティパスを満杯にして持ち帰ったのは言うまでもない。
途中にあった水場。この水は当地のビールと同じ位最高に旨かった。持参したプラティパスを満杯にして持ち帰ったのは言うまでもない。
登山口にあるレストランで祝杯をあげた。登山の後のビールの旨いのは世界共通だが、このビールの味は忘れられない。
登山口にあるレストランで祝杯をあげた。登山の後のビールの旨いのは世界共通だが、このビールの味は忘れられない。
このCHRISTOPHORUS LINEのバスでマイヤーホーフェンまで戻った。
このCHRISTOPHORUS LINEのバスでマイヤーホーフェンまで戻った。

装備

個人装備
Tシャツ ズボン グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) GPS 日焼け止め 時計 サングラス カメラ
共同装備
常備薬 携帯

感想

今回は初めて訪れたマイヤーホーフェンからイタリア国境沿いにあるロートバッハルシュピッツェ(Rotbachlspitze)山への登山をしてみた。
徒歩でアルプスを越えて隣のイタリアへ行けると言うのは魅力的だったし、予想以上に歩き易かった。峠にあるレストランも備えた立派な山小屋 Pfitscherjoch-Hausではスパゲティが美味しかったそうである(残念ながら自分は食べなかったが)。しかし何といっても4時間程で登ったRotbachlspitze山頂(2895m)からの展望は素晴らしく特に正面に最高峰 Hochfeiler山や延々と続く山脈群が美しかった。
アプローチにバスを利用した事や登攀時間が読みにくかった事もあって頂上に10分程度しか居られなかったのが残念である。
車でアプローチ出来れば更に面白いコースを選ぶことも可能だろう。

又、WristableGPS for Trek MZ-500Bのモニターをしてみて、腕時計という形態でGPSが利用できるメリットを痛感した。今回は時間がなく事前のルート設定とナビゲーションは使用しなかったが、電池の持ちも良いので今後大いに山行に活用してみたい。

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