比叡山無動寺弁天堂・石山寺


- GPS
- 16:00
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 772m
- 下り
- 754m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
https://www.keihan.co.jp/ 坂本ケーブル http://www.sakamoto-cable.jp/utilities/guide.html |
その他周辺情報 | 湖都古都・おおつ1dayきっぷ http://www.keihan.co.jp/traffic/valueticket/ticket/kotokoto/ 大津線全線(御陵駅〜浜大津駅、石山寺駅〜坂本駅)¥600 他にも特典が http://www.keihan.co.jp/traffic/valueticket/ticket/kotokoto/tokuten.pdf 坂本ケーブル20%off・・・などなど 坂本観光協会 http://turuya.jp/sakamoto/ |
写真
すると岩の上で老人が釣りをしており、お告げの地がまさにこの地であることを告げた。
この老人こそが近江の地主である比良明神であった。
感想
台風接近の折、登山道を歩くのは控えて、ケーブル利用で無動寺谷弁天堂へ巳成金の護摩供へお参りしました。
ケーブルで登り始めるとまわりは真っ白。今日は景色も何も見えず、録音の車内アナウンス通りにいかないので運転士さんがお詫びの一言がありました。でも、このような比叡山こそ、お山らしいと楽しんでいるので、気にしません。
延暦寺駅から無動寺谷へ下り、先に明王堂へお参りします。御朱印をいただき、延暦寺本堂の散華もいただきました。
次に、弁天堂へお参りします。護摩供は11時からです。時間にゆとりがあるので、小僧さんがろうそくを供えてまわられていた後に続いて、それぞれのお社や祠に、お線香をあげてお参りをしました。その後、護摩木を奉納しました。弁天様のおられる本堂で御札をいただき、福引をひかせていただきます。その後、福笹と福引の品を寺務所で受け取ります。
護摩供のお勤めに参加するのは、初めてのことです。印を結んでおられる姿も初めて見ました。護摩供養は、約1時間にわたって厳修されました。
お勤め中は、般若心経の一部分ぐらいしかわからないのですが、真言は何度も繰り返し、唱えられるので、私も耳から聞こえたとおりに唱えさせていただきました。
今度は、堂内に置かれているお経の本をお借りし、心を無にしてにお経を唱えさせていただき、お参りしたいと思います。
ジュースやみつまめ、昼食のお接待も受けました。
ケーブルで坂本へ降りて、石山寺へ
33年に一度の御本尊の如意輪観世音菩薩の特別拝観が行なわれています。
朗澄大徳(ろうちょうだいとく)ゆかりの庭園
約八百年前の中興の祖 朗澄律師(一一三一〜一二〇九)は、石山寺屈指の名僧で、天資聡明の人であり、教学のほか図像画にも卓越し、白描図像等書写された物が大量に残されています。又、多宝塔(国宝)内部の壁画も朗澄律師の筆によるものではないかと言われています。
朗澄律師は没後、石山寺経蔵の一切経、並びに聖教を守護し、万民の降魔招福の為、鬼の姿となることを誓い、承元三年五月十四日入寂されました。
石山寺縁起絵巻(重文)「第六巻第二段」詞書きより
石山流の師、文泉坊朗澄は死後には鬼の姿となり多くの畜生類を連れてこの聖教を護り、法に従わない人を改めさせると言っていた。
朗澄の死後、その生前に秘法を伝授された弟子の行宴は、師の居られる所はとこかと熱心に祈っていたら、ある時夢に彼の山の峰の松の梢にその姿が現れた。夢が覚めて急ぎその場所に行くと、虚空に声がして定印を結んで両眼にあてて見よという。その通りにすると、金色の鬼が四方を見渡し、厳しい表情であった。画面は山谷が連なり、松樹の上に生前に語られた通り鬼のような姿で師の朗澄が示現したのである。 大本山 石山寺
(パネルの説明文より)
横川の四季講堂、元三大師のお話とよく似ているなぁと思いながらお庭を見せていただきました。
御本尊の如意輪観世音菩薩は内々陣へ上がらせていただいてお参りさせていただけます。胎内仏像や初代本尊の塑像断片も拝観できました。
比良明神に導かれ、お告げがあって、この地に石山寺ができたことも初めて知りました。これまたふしぎなご縁を感じます。お礼をしながら、武奈ヶ岳を歩かせていただこう。
日々、暮らしも仕事もがんばるけれど、なるようにしかならないこともあるし、無事に1日を終えさせていただいたと思うことも多々ある。このところ、お参りするときは、お願いよりも感謝とお礼をさせていただくことが多いのも、そういうわけからなのかもしれない。
不思議としか思えないこともある。働いてくださっている方にはもちろんのことだが、他人のために一生懸命祈ってくださっている方がおられてのことだと気づいて、お参りを通して感謝するようになった。直接、ありがとうと伝えられるときはそうするが、ほんとふしぎだと思う時は、神仏を通じて感謝するのもいいものですよ。
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