帰省ついでに白神岳

2016年09月21日(水) [日帰り]

• GPS: 09:36
• 距離: 18.7km
• 登り: 1,464m
• 下り: 1,468m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:25
• 休憩: 2:03
• 合計: 9:28

6:34 白神岳登山口駐車場
6:42 6:46 旧登山口
7:22 7:29 二股分岐
8:05 8:16 蟶山コース最後の水場
8:59 9:04 マテ山分岐
11:01 11:09 大峰岳分岐
11:21 11:22 白神岳避難小屋
11:24 12:20 白神岳
12:22 12:26 白神岳避難小屋
12:38 12:38 大峰岳分岐
13:59 14:04 マテ山分岐
14:26 14:45 蟶山コース最後の水場
15:19 15:20 二股分岐
15:51 15:53 旧登山口
16:02 白神岳登山口駐車場

天候

晴れ・薄曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

9/20 13:46

【初日】
今回は、父親の傘寿のお祝いで実家に戻ってきている。
ついでに、連休に休みをぶつけて、白神山地に行ってみようと思っている。
これは、宴会した温泉から白神方面に向かう途中、秋田県大館市のラーメン屋。たまたまググって見つけたのだが、これが超絶当たりだった。

9/20 16:55

メシまで時間があるので、宿泊地・十二湖付近を散策。

9/20 16:57

多分主役と思われる、「青池」。キレイ。

9/20 17:15

沸壺の滝。これもなかなか。

9/20 17:47

そして日本海の夕暮れ。

9/20 18:00

キレイ。
明日は早いので、この後は飯食って飲んで寝ます。

9/21 6:31

【2日目】
0630。白神岳登山口の駐車場。

9/21 6:38

お祝いで集まったついでということもあり、今日は私の父母と、カミさんの母の5人、平均年齢はあまり計算したくないレベルの熟年パーティーとなっている。しかもカミさんの母は久しぶりの登山。
コースタイムは7hだが、15〜16時に下りて来れれば上等、途中リタイヤもアリと思っている。

9/21 7:08

ダラダラの道を歩いて、

9/21 7:25

0725、二俣分岐。

9/21 7:25

駐車場の小屋にも書いてあったが、二俣コースは崩落により通行禁止とのこと。我々の地図にはこの情報無かったので、元々は二俣コースで計画していた。
ただ、この場所の他の案内板に、二俣コースは上級用と書いてあったから、どのみち蟶(マテ)山コースを取ったと思われる。

9/21 7:51

なだらかなトラバースは続いて、

9/21 8:11

0811、最後の水場着。

9/21 8:11

水を汲む。冷たくてうまい。
ペースがゆっくりなので、とにかく眠い。

9/21 8:23

ロープが出て来た。

9/21 9:06

撮ってないが、ここの斜面はそこそこキツく、地図にはマル危が打ってあった。

9/21 9:10

0910。
看板は特に無いが、マテ山。

9/21 10:01

マテ山からは稜線歩き。
景色こそ無いが気持ちは良い。

9/21 10:23

926mのピークを見ているか。
頂上部は、若干赤く染まり始めている。

9/21 10:33

稜線上の樹木には赤味が。
山全体の紅葉の見ごろはあと3週間後くらいだろうか？

9/21 10:39

樹木の切れ目から日本海が見えている。

9/21 10:52

この手前の登りが一番キツい様で、母ちゃんはほうほうの体で登っていた。すれ違った登山者によると、小屋が見えると展望も広がり、坂も緩むとのこと。
で、小屋が見えた(実際は小屋では無くトイレ)。

9/21 10:54

リンドウの仲間かな。

9/21 11:09

やがて、十二湖へと続く分岐に出て、

9/21 11:19

ちょっと歩くと、

9/21 11:23

ほこらがあって、

9/21 11:23

小屋に見えたトイレ着。

9/21 11:24

こっちが非難小屋。裏には冬季用の入り口がある。

9/21 11:26

1126、山頂着。1232m。

9/21 11:26

奧が、多分白神山地の最高峰、向白神岳(1250m)。

9/21 11:26

さっきの分岐からの稜線。
実は、途中のピークが、ここより3m高い。

9/21 11:44

堪能して食事。宿で拵えてもらった物。
これに、母ちゃんの持って来たキュウリとトマトとレモンとコーヒーがついた。
抹茶と茶筅を持って来て、野点(のだて)をしている男女のペアがいた。風流である。

9/21 12:13

人がはけるのを待ってドローンを飛ばして見るが、風が強くてすぐに断念。着陸にも失敗した。

9/21 12:36

なんやかやで1時間ほど滞在して下山開始。
いま1236。3時間くらいで下りられるかと踏んでいる。

9/21 12:36

日本海。
母ちゃんは、登りは必死で、海など見えてなかったと言っている。

9/21 13:10

これは、分岐からの急坂が終わったところか。

9/21 13:20

ブナが良い感じ。

9/21 13:28

赤い実。
東北弁での名前は教えてもらったが、もう忘れた。
ナナカマドと違い、こっちは食えるとのこと。

9/21 13:51

1351、マテ山。
小休止。

9/21 14:03

マテ山からの下りがマル危ポイント。ゆっくり慎重に下る。

9/21 14:43

これは「最後の水場」を過ぎたところか。
途中、カミさんのお母さんが足を滑らすところがあったが、その後注意して見ていると、危険箇所の下り方には安定感があって、心配はなさそう。急ぎたがるウチの父ちゃんのほうがよっぽど危ない。

9/21 15:27

遅い午後の日差しになってきて、

9/21 15:39

石灰岩質の、掘れた道をおりる。もうちょい。

9/21 15:54

1554、登山届けBOX。
だいたいおわり。

9/21 16:02

舗装路を歩いて、駐車場へ。
写真はここで終わっているが、1610登山終了かな。9時間強の山歩き。
お疲れさまでした。このメンバで完走できたというのはすごいと思います。

9/21 17:14

昨日の宿で日帰り入浴。
今日の山が見えた。奧に認められる3つのピークが、左から、十二湖分岐、1235ピーク(今日の最高点)、山頂だと思われる。

9/22 11:44

【オマケ】
せっかくなので、次の日は帰る前にわんこそば食べに行って来た。私は地元のくせに生まれて初めて。
父75杯、母50台、カミさんとお母さんが40前後、私が30という記録でした。

撮影機器：

FinePix X100 富士フイルム

感想

aiki

写真にGPSデータ付け忘れたのはご愛敬。

いろいろ不安要素のある登山でしたが、なんとか全員で頂上踏めました。
私の両親は時々山登りするものの、こういうロングルートは稀、カミさんのお母さんは山登り自体が相当久しぶり(とは言え、若い頃は北アの山々そこそこ登っているらしい)、という陣容でした。

難所はあっても、せいぜい皇海山の分岐手前の道程度で、いつもの3人で行ったら、たぶん5〜6hで降りて来たと思いますが、登りのカミさん先頭の布陣とか、下りのカミさんしんがりの布陣とか、いろいろ新しい経験も多く、天気にも恵まれ、楽しい登山でした。

こういう登山もたまには良い。
あと、日本海に沈む夕日を見るためだけに、非難小屋泊まりもアリと思いました。(水場無いけど)

車でのアプローチ長いので次はなかなか無いと思いますが、良い経験しました。お疲れさまでした。