紅・黄・橙が奏でる三重奏〜栗駒山

2016年10月01日(土) [日帰り]

• GPS: 08:44
• 距離: 13.1km
• 登り: 609m
• 下り: 599m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:01
• 休憩: 2:40
• 合計: 8:41

8:18 栗駒山登山口(須川温泉)
8:50 8:53 名残ヶ原
9:01 9:01 苔花台分岐
9:13 9:16 地獄谷
9:32 9:54 昭和湖
11:02 11:15 天狗平
11:45 12:49 栗駒山
13:21 13:21 天狗平
13:35 13:37 展望岩頭
13:42 14:04 御駒岳
14:08 14:13 展望岩頭
14:25 14:27 天狗平
15:10 15:32 昭和湖
15:42 15:42 地獄谷
15:55 15:56 苔花台分岐
16:02 16:03 名残ヶ原
16:59 栗駒山登山口(須川温泉)

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

須川高原温泉の駐車場に停めさせていただきました
駐車場は広く、トイレもあります

コース状況／危険箇所等

◇須川温泉から地獄谷
危険箇所はありません。名残ヶ原は木道歩きでゆったり景観を味わいながら歩くことができます。名残ヶ原を過ぎると少しずつ登りとなります。危険箇所はないのですが、泥濘が点在していました。そこをしばらく我慢して進むと、温泉独特の香りが始まり地獄谷に出ます。
◇地獄谷から昭和湖
登りが続きます。周辺に背の高い樹木がほとんど無いため、見上げると栗駒山の山稜を眺めることができます。昭和湖湖畔は広めのスペースやベンチ、トイレもあるため、休憩に適しています。
◇昭和湖から天狗平
登りが続きます。泥濘が多く歩きにくいです。ここを下る際は滑らないよう注意が必要です。
◇天狗平から栗駒山山頂
見晴らしの良い尾根を歩きます。一部狭くなっている尾根もありますので笹が茂っている端のほうはなるべく踏まないほうが良さそうです。

その他周辺情報

下山後、須川高原温泉大日湯に入りました。日帰り６００円で広々した露天風呂に浸かれました。シャンプーとボディソープあります。

写真

10/1 8:22

あこがれの紅葉真っ盛り栗駒山にやってきました

10/1 8:20

源泉から湯気が立ち上る
須川温泉登山口より出発です

10/1 8:23

いきなり鳥海山がお目見え
今日は素敵な登山になりそう

秋の花々もすこしだけ・・

10/1 8:34

ノコンギク

リンドウ

10/1 8:38

源泉地帯からほんの少しでこんなに広々
湿原が広がっていました

10/1 8:42

水蒸気が上がっている湯気山が見えてきます

リンドウが最後の輝きを放っています

残念ながらもうほとんど終盤です

10/1 8:48

栗駒山に一直線の木道
名残ヶ原は気分最高

10/1 9:13

湿原が終わると硫黄臭がものすごい地獄谷に突入

10/1 9:28

急いで通過します

10/1 9:32

そして、昭和湖
乳白色の温泉のような湖

10/1 9:56

雲は秋模様

10/1 10:06

昭和湖を後に、いよいよ胸突坂の急坂に突入
泥濘で歩きにくい登山道が続きます

10/1 9:56

10/1 10:09

開けた場所に出ました
左側を見ると・・・

10/1 10:45

でました♡
真っ赤に染まる栗駒山

10/1 10:54

真っ青な秋空と真っ赤な紅葉
ため息が・・・

10/1 11:02

ずうっと真っ赤な栗駒山を眺めながら、最後の分岐に到着
山頂まであと一息

10/1 11:24

紅葉の中、登ります

10/1 10:28

焼石岳方面
いつか行ってみたい

10/1 14:38

天狗岩

10/1 11:31

天狗岩に登ってみました

10/1 11:34

山頂が見えてきた

10/1 11:39

山頂までは、ゆるやかな稜線歩き
気分最高潮

10/1 11:39

10/1 11:41

10/1 11:52

山頂到着！！たくさんの人
みんな素敵な紅葉が見れてよかったね

10/1 11:57

山頂からの360度パノラマ

10/1 11:51

10/1 12:01

10/1 13:02

イワカガミ平方面

10/1 12:57

天狗平まで下りて、天馬尾根方面に進みました

10/1 13:24

こちらの尾根も真っ赤に染まっています

10/1 13:29

そして、栗駒山を正面に

10/1 13:42

こちらの尾根には
宮城県、秋田県、岩手県の3県境あり

10/1 13:03

須川湖や周りの湿原の数々が望めます

10/1 14:20

雲の切れ目からの陽射しが天空への道を作り出して

10/1 15:10

昭和湖まで下りてきました

10/1 15:33

日も傾き、草原をより黄金色に染めています

10/1 15:35

地獄谷

10/1 15:48

10/1 16:05

湿原まできました
帰りは真っすぐ進まず、旧噴火口のルートへ

10/1 16:16

賽の磧に出ました

10/1 16:22

剣岳の旧噴火口、迫力あります

10/1 16:13

岩肌が・・・

10/1 16:24

月世界みたいな不思議な場所に突入

10/1 16:25

沢沿いに出ると秋の花々と再会
シラタマノキ

アカモノの可愛い花

10/1 16:26

この花は？

10/1 16:26

シロバナトウウチソウ

アキノキリンソウ

10/1 10:20

10/1 16:44

地獄釜の旧噴火口
こちらも大迫力

10/1 16:47

旧噴火口地帯は、穏やかな栗駒山とは180度違った一面を覗かせてくれます

下山完了
鳥海山が迎えてくれました

10/1 17:45

おまけ・・
須川高原温泉の露天風呂にお邪魔しました
乳白色で源泉たっぷりの素敵な温泉です

撮影機器：

EOS Kiss X7i CANON

サイバーショット DSC-HX90V SONY

感想

TAKEGAKU

待ちわびた紅葉シーズン。以前から行きたかった栗駒山。紅葉真っ盛りのタイミングをどこで掴むか、が課題でした。今回は数日前までハッキリしない天気予報でしたが、前々日あたりから晴れの見込み大になってきたため、この日の山行を決めました。

登り始めると、絶好の秋晴れが出迎えてくれました（感謝）。須川温泉からの登りで、すぐに名残ヶ原に出ます。この草原に足を踏み入れるや否や赤く染まった栗駒山が飛び込んできた、心躍る感激の一瞬は忘れられません。名残ヶ原を進むのがもったいなくて、いつまでも眺めながら歩いていたい気分でした。
山頂までは蒸気を噴出している恐ろしげな谷あり、乳白色の水をたたえた美しい湖あり、と様々な顔を見せてくれた栗駒山。そして紅や橙、黄色といった彩り豊かなショールを纏った中腹から山頂にかけての艶やかさ。この日、ここまで足を運ぶことができたことが何よりの喜びになりました。
真っ青な秋晴れの下、最高のステージを拝ませてくれた大自然に感謝です。

コメント

ha-na

素晴らしいですね。
TAKEGAKUさん、KAZU10106さん
こんばんは。

美しく彩られた栗駒山、本当にキレイですね。こんな景色を目にすると足が前に進まないって気持ちになるのでしょうね。迫力ある火口や美しき湖、かわいいアカモノまだ咲いていていろんな魅力を持つ栗駒山、紅葉の時期にいつか訪れてみたい憧れのお山です。
うっとりするような秋の景色をありがとうございました。
ha-naより

TAKEGAKU

Re: 素晴らしいですね。
ha-naさん
コメントありがとうございます。

栗駒山、関東からは結構遠かったです。レコには書きませんでしたが、前夜神奈川を出発して８時間近くかかりました。睡眠不足で不安だったのですが、紅葉した栗駒山の美しい姿を見たら胸が高鳴り、気持ちは高揚です。
今の時期の栗駒山も、もちろん素敵ですし、須川温泉のご主人に伺ったところによると春の栗駒山もたくさんの花たちが咲き誇っていて見事なんだそうです。
ha-naさんの心躍るレコは、いつも楽しみにさせてもらってます。いつか栗駒山も加えてくださいね。
まだ秋の花も愛でることができますし、紅葉もこれからです。素晴らしい自然を満喫しましょうね。つたないレコ、ご覧いただいてありがとうございました。