ウペペサンケ山東峰 糠平富士

2016年10月10日(月) [日帰り]

• GPS: 08:10
• 距離: 20.8km
• 登り: 1,580m
• 下り: 1,564m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:09
• 休憩: 0:02
• 合計: 8:11

5:10 スタート地点
9:48 9:50 糠平富士
13:21 ゴール地点

天候

晴れ〜曇り　時々雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

通行止地点まで、水道施設から600m、国道から2.3km入れます。
国道からの入口に朝はバリケードがなかったが、帰りにはバリケードがしてあった。

コース状況／危険箇所等

林道は悲惨な状況です。大きな被害場所は4ヵ所、何ヵ所かは迂回すると通れます。被害箇所多数。

登山道は良好です。

写真

10/10 5:12

今日もヘッデンスタート。

10/10 5:39

沢からの想像できないほどの水で林道崩壊。

10/10 5:53

谷側の法面崩壊。

10/10 5:54

ここも沢からの大量の水で決壊。

10/10 5:59

どこもそうだが、沢からの水が林道横断してる場所で、大量の水を飲み込めなかったか、岩や流木で詰まってしまい、横から回ってしまい大きく崩壊している。

10/10 6:11

明るくなってきた。今日はいい日になりそうだ！とこの時は思っていた。

10/10 6:14

谷側法面、崩壊

10/10 6:21

やっと登山口到着！ここまで5km、糠平富士まであと5km。

10/10 6:22

この辺りは無傷。

10/10 6:27

旧林道まで来るとうっすら雪、

10/10 6:39

水場も少し洗掘されてるかな？

10/10 6:51

少し白くなってきた。そうだよね、そんな季節になったんだよね。

10/10 6:53

まあ、そうだよね。

10/10 6:58

気温も低いし、できるよね。

10/10 7:14

太陽にあたってきれいだよね。

10/10 7:14

もう完全につららだよね。

10/10 7:15

倒木も白くなるよね。

10/10 7:43

1339まで来ると、「積もってるじゃねえかよ〜！」

10/10 7:43

もう完全に冬じゃねえかよ！

10/10 7:43

うそだろ！聞いてないし！確認しない自分が悪いのだが・・・

10/10 7:46

1339からの下り。1610までの登りは雪が重いのかハイマツや枝や笹が登山道に被ってる。それを手で避けながら、くぐったり、漕いだり、全身真っ白。冬の装備もなく軍手がべっちょり。

10/10 8:35

1610から、ウペペサンケ山全貌が見えた！まだ来たぜ！春に糠平富士を滑った以来だ

10/10 8:35

つらい登りを振り返る。

10/10 8:35

糠平湖

10/10 8:36

オッパイ山方面。

10/10 8:36

ちょっと降りて。まだ天気もまあまあ、本峰行けるっしょ！

10/10 9:21

菅野温泉分岐過ぎてから爆風！
この先、プチ地獄！かんべんしてくださいよ〜。

10/10 9:51

べっちゃり濡れた手が、かじかむを通り過ぎてる。ジャケットの袖も凍りつきバリバリになって硬くなってる。

10/10 9:51

振り返る。太陽も隠れて、体も冷えてきた。

10/10 9:51

動かない手でやっとの思いで証拠写真を撮った。自撮は無理無理！
ニペだって全然見えまっしぇん〜！

10/10 9:52

この先本峰も無理無理！手が凍傷になっちゃう！低体温症になったら死んじゃうって！撤退！撤退！

10/10 12:05

ここまでくると暖かい。手に暖かみが戻る。

10/10 12:05

ちょっと紅葉。なぜか心が和む。

10/10 12:57

2mはある横断菅の横を抜けている。どれだけの雨が降って水が流れたのか？　想像を絶する。

10/10 13:21

スタート地点近く。沢から流れてきた岩、石で林道が盛り上がって見える。

10/10 13:24

無事に下山！
結局今日も失敗だったのだろうか？もうそろそろBCの準備だな！

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX350 SONY

感想

ucchann

ニペには台風被害後登った人もいるので、自分はまだ近いウペに行ってみることに。春に林道歩いて糠平富士滑っているので、行く自信はあった。

今日もヘッデンスタートだが、明るくなるにつれ被害の大きさが目に入ってくる。なんとも被害の大きさに呆然。自身も仕事で災害後林道の復旧作業を行っているが、被害の規模が違いすぎる。復旧にはかなりの時間を要するのを実感した。
ウペもニペも地元の自慢できる山だけに林道の復旧を強く熱望する。

雪で白くなっているのも知らずに来てしまったことは反省しなければならないが、準備不足も含めてまたまた勉強不足の自分を責める。まだ夏山2年生のあまちゃんだ。

雪のたっぷりのっかった藪こぎで軍手がべちゃ濡れ。これが後で大変なこと。上部の爆風で手がかじかむを越えて動かなくなりそう。おまけに雲がかかり、身体も冷えてくる。もはやプチ地獄！

ウペペサンケ山東峰　糠平富士ピークに立つも動かない手でやっとこさ写真を撮る。自撮りも無理！ましてこの先本峰までは無理！ニペも全然見えまっしぇ〜ん。爆風と寒さで生命の危機すら感じ、撤退！撤退！

ピークから降りて間もなく、後続者に会う。かなりビックリした。林道が崩壊してるのに、こんな日に自分以外に登っている人がいることを。その人は1339からの下りであっという間に抜かして行った。世の中には凄い人がたくさんいるようだ。遅足の自分はいくら鍛えても、この歳で、この体力ではそんなに早くなることはないだろう。自分はゆっくりでもいいので無事に帰ることを心がけている。

登山口近くまで来ると暖かく感じる。手にも暖かみが戻った。まだこの辺は秋の様相だ。紅葉した葉を見るとなぜかほっとした。

林道は崩壊した場所を迂回しながら帰ってきた。
もしまだ、山に登るなら低山だな。
今度高い山に登る時は板担いで初滑りになるだろう。BCのシーズンはもうすぐそこまで来ている。ワクワク！