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記録ID: 97722
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ハイキング
奥多摩・高尾

'11 小さい子連れには向かない(元郷→臼杵山→瀬音の湯)

2011年11月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 やま その他6人
GPS
07:00
距離
6.7km
登り
598m
下り
623m

コースタイム

10:25 元郷バス停
11:00〜11:10 急坂終了休憩地
12:07〜12:17 電波中継地
13:40〜14:30 臼杵山
16:50 荷田峠
17:25 瀬音の湯
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2011年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR武蔵五日市より西東京バス 元郷まで20分ほど 410円
瀬音の湯から武蔵五日市まで西東京バス15分ほど 310円
コース状況/
危険箇所等
○食糧: 元郷バス停の登山口に商店があります。ただし営業していないこともあると思いますので、事前に準備したほうがいいでしょう。

○コース: 全体的に登山道は急な上、ややくたびれた道で歩きにくいです。道が細く急斜面沿いの道も多いので、小さな子どもや初心者は滑落の危険があります。
また、秋など落ち葉の多い季節は地面が見えないため、足をくじく場合などがあります。

○特典: 武蔵五日市駅にある「散策・探勝MAP」には温泉特典がついています。瀬音の湯はオリジナルタオルプレゼント、つるつる温泉、数馬の湯は100円引きとなります。
元郷バス停(臼杵山登山口)10:25
元郷バス停(臼杵山登山口)10:25
空に2つの飛行機雲
空に2つの飛行機雲
はじめはこんな場所を通ります
1
はじめはこんな場所を通ります
急坂を登り終え、最初の休憩(11:00〜11:10)
急坂を登り終え、最初の休憩(11:00〜11:10)
急な登りが多いですが、こんな平坦な部分も
急な登りが多いですが、こんな平坦な部分も
もう山頂かな?と思ったら、まだまだでした、電波中継地(12:07〜12:17。ここから1時間以上)
もう山頂かな?と思ったら、まだまだでした、電波中継地(12:07〜12:17。ここから1時間以上)
2歳の子は寝ています
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2歳の子は寝ています
臼杵山まであと200Mの分岐点。
臼杵山まであと200Mの分岐点。
臼杵山山頂にやっとつきました(13:40)。
臼杵山山頂にやっとつきました(13:40)。
穏やかな日でしたが寒い。
穏やかな日でしたが寒い。
標識はきちんとあり、道迷いは少ないと思います。
標識はきちんとあり、道迷いは少ないと思います。
すっかり暗くなってから瀬音の湯に到着(17:25)。 敷地内のダイニング川霧にて。地鶏みそ焼き丼900円。
すっかり暗くなってから瀬音の湯に到着(17:25)。 敷地内のダイニング川霧にて。地鶏みそ焼き丼900円。
敷地内には紅葉が。
敷地内には紅葉が。

感想

登山初心者と、子どもたちを連れて気軽にハイキング、と思っていましたが大間違いでした!

他の方の記録を見て「道に問題なし」という言葉を勝手に解釈していました。(よく考えてみれば、ヤマレコーユーザーレベルの方には、「問題なし」ということですよね。子どもに当てはまるわけではなく。)

標高差は「300Mくらいだろう」と、実際は600Mであることを自分がきちんと把握していなかったことが間違っていましたが、
「急勾配」「道がせまい」「足場が悪い」は予想外でした。

子どもを一人で歩かせることのできる部分はわずかで、大部分は手をしっかりとつなぐ必要がありました。細い登山道は一歩間違えば転落してしまいます。

途中、5歳になったばかりの子が、手にぶらさがるように体重をあずけて歩くようになると、危険なので「しっかり歩きなさい」を叱りましたが、本人にしてみれば相当つかれていたはず。急勾配の部分だけは抱っこして下りましたが、ほとんどの道を最後まで自分の足でしっかり歩いたのはとてもよくがんばったと思います。

山頂には予想より大幅に遅れて到着しました。楽しいお弁当タイムでしたが、背中に背負ってきた2歳の子にはちょっと寒く、上下つなぎを着せるまでぶるぶる震えていました。自分の足で歩いてきた体は温まっていますが、運ばれてきた体は冷え切ってしまったようでした。

背負われているだけの2歳の子ですが、最初は喜んで背負われていたのですが、昼食後は乗るのをいやがってはじめは大泣きしました。窮屈だし、退屈だし、イヤなんだろうな・・・。途中からは眠ってしまいましたが。

下りは、大人でも何人かはすべってしりもちをつくような道でした。自分は背中に2歳の子を背負って、5歳の子を前に抱っこして降りる箇所もありましたが、そうするしかなかったとはいえ今考えるとかなり危険です。自分が滑ったら子どもたちは2人ともケガをしてしまうところでしたから。

また、時間がここまでかかることも予想外で、最後の30分は日没後となり、かなり暗くなった道をあるくことになりました。ヘッドライトなくても歩けたとはいえ、計画ミスです。

何はともあれ、全員無事にケガなく下山できたのは何より。おおげさかもしれませんが、無謀な登山でした。

帰りの電車では、大人たちはみんな眠いのですが子どもたちは元気に暴れまわっていたのはなんとも言えず、ある意味救いでした。

20kg以上背負っての縦走はよくするので、今回も軽い気持ちでしたが、事前トレーニングを積んでいなかったのでのぼりの最後のほうは、ももの筋肉が張ってあやうくつるところでした。また、子どもを背負う専用ザックは腰部分のつくりがいつものものと違って簡素で、肩にほぼ全部の負荷がかかるので、入浴時に見たら両肩が赤くはれていました。自分の体がこんなぎりぎりの状態では、他のメンバーに何かあったら助けられないので、これもNGでした。


翌日、靴の中が土で真っ黒になった子どもの靴を、罪滅ぼしの気分で洗いました。ソールの下から大量の砂が出てきて、よくもまあこんな状態で歩いていたものだと感心?しました。そういえば途中、「靴の中が痛い」といっていたっけ・・・。


妻には「子どもたちに危険な思いをさせるのはやめて」と、きつく叱られました。申し訳ございません。妻も初心者ですがよくがんばって歩いていました。

子どもたちよ、本当によくがんばりました。つらい思いさせてごめんね・・・。

何から何まで反省だらけのハイキング、いや登山でした。



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コメント

slow_lifeさん こんばんは、はじめまして
slow_lifeさん 

こんばんは。
はじめまして。

お子さま連れで歩かれたとは、大変お疲れさまでした。
アップダウンがじわじわボディブローのように効いて体力が削がれてくる奥多摩中級者向けコースと言われています。
お子様方、頑張りましたね。
えらいなぁ、目一杯褒めてあげたいです。

私も昨年春に今熊山から戸倉三山を元郷下山で歩きましたが、大変な思いをしました。
2リッターの水を序盤で1.5リッター飲み干し、両足の腿&脹ら脛を吊るなど、本当にヤバいと思いました。
後で調べたら、水不足・疲労から道迷いでお亡くなりになった方もあったコースで、計画の立案・装備(ストックの必要性)などを猛省した苦い経験となりました。

お子様方、奥様、労ってあげてください。
このご経験は真摯な反省と歩き切った自信とで、血と肉になります。
2011/11/27 22:43
おそくなり申し訳ありません
mizu-chanさま

はじめまして。
コメントありがとうございました。
ずっとログインしておらず、返信遅くなり申し訳ございません。

mizu-chanさんも、苦い経験をされたのですね・・・。
私もいまだに反省しております。

子どもたちには、山が好きになってもらえるようがんばります。
今後ともよろしくお願いいたします。
2012/1/5 9:40
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