記録ID: 98631
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山滑走
谷川・武尊
【谷川岳】西黒沢スノーボード滑走
2011年02月04日(金) [日帰り]
群馬県
新潟県
pmon
- GPS
- 04:00
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 696m
- 下り
- 1,255m
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9:00ロープウェイ山麓駅-10:30天神尾根-12:40〜12:50肩の小屋-13:00トマノ耳〜13:30ロープウェイ山麓駅
| 天候 | 吹雪〜晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
ロープウェイの営業開始時刻は平日9:00、休日7:30。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
今回はツボ足で登行。ロープウェイ山頂駅から天神尾根上までは膝上までのラッセル。天神尾根上はトレースがついており、踏み外さない限りほぼラッセル無し。頂上直下はアイゼンが欲しい。 積雪は少なめで、数日前から晴天が続いていたためクラストした斜面に数センチの積雪がある程度であった。西黒沢内の滝等はほぼ埋没しており、デブリはザンゲ沢からのものが大きいが、表層雪崩のためそれほど気にならなかった。 |
写真
川場から水上へぬける峠道から南面を望む。今日も良い天気!と、思いきやロープウェイ運行開始前の8時半頃から猛烈な吹雪となった。久しぶりの冬山なので、ダメ元でロープウェイに乗る。
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川場から水上へぬける峠道から南面を望む。今日も良い天気!
と、思いきやロープウェイ運行開始前の8時半頃から猛烈な吹雪となった。久しぶりの冬山なので、ダメ元でロープウェイに乗る。
と、思いきやロープウェイ運行開始前の8時半頃から猛烈な吹雪となった。久しぶりの冬山なので、ダメ元でロープウェイに乗る。
峠リフトは強風で運行しておらず、最悪の場合田尻尾根を降りればいいやと思い、ゲレンデ脇から天神尾根に向かって登行する。ここが本日の核心部で、トレースはあるものの踏み抜くことが多く常に膝上までのラッセルに苦しむ。1時間ほどかけ田尻尾根上部に。吹雪はいつしか止み、遙か谷川岳本峰が顔を出した。
峠リフトは強風で運行しておらず、最悪の場合田尻尾根を降りればいいやと思い、ゲレンデ脇から天神尾根に向かって登行する。ここが本日の核心部で、トレースはあるものの踏み抜くことが多く常に膝上までのラッセルに苦しむ。1時間ほどかけ田尻尾根上部に。吹雪はいつしか止み、遙か谷川岳本峰が顔を出した。
西黒沢上部の様子。滝はほぼ埋没しているが、所々クレバス状に顔を出しているところがあった。写真右下の岩壁状のところが、80m大滝の側壁と思われる。
2/4 17:30
西黒沢上部の様子。滝はほぼ埋没しているが、所々クレバス状に顔を出しているところがあった。写真右下の岩壁状のところが、80m大滝の側壁と思われる。
南面の様子。シーラカンスの氷柱も発達中であった。中ゴー尾根の稜線が美しい。
頂上直下の雪田。右の窪地が西黒沢源頭になる。まるでヒマラヤを登っているようで、とても気持ちが良い。
肩の小屋からオジカの頭、俎�瑤鯔召燹�このところの陽気で霞んで見える。日差しは心地よいが、風のため体感気温は低い。頂上直下でスノーボードを装着し、いざ西黒沢へ!
肩の小屋からオジカの頭、俎�瑤鯔召燹�このところの陽気で霞んで見える。日差しは心地よいが、風のため体感気温は低い。
頂上直下でスノーボードを装着し、いざ西黒沢へ!
頂上直下でスノーボードを装着し、いざ西黒沢へ!
最初はカール状の源頭を心地よく滑る。沢筋が左に曲がり出すころ、傾斜が増し夏の核心部付近に出る。夏の核心部下まで40度ぐらいの斜面が続く。所々アイスバーになっており悪い。夏の核心部を過ぎると斜度はやや落ち、沢筋は右へ左へ蛇行する。蛇行が終わると大滝になる。
大滝は上段がクレバス状に顔を出しており、右から巻くが、結構な斜度があった。最大の所で45度30mぐらい。
大滝下の三俣を過ぎると写真の位置に出る。正面の尾根はザンゲ沢との中間尾根である。
最初はカール状の源頭を心地よく滑る。沢筋が左に曲がり出すころ、傾斜が増し夏の核心部付近に出る。夏の核心部下まで40度ぐらいの斜面が続く。所々アイスバーになっており悪い。
夏の核心部を過ぎると斜度はやや落ち、沢筋は右へ左へ蛇行する。蛇行が終わると大滝になる。
大滝は上段がクレバス状に顔を出しており、右から巻くが、結構な斜度があった。最大の所で45度30mぐらい。
大滝下の三俣を過ぎると写真の位置に出る。正面の尾根はザンゲ沢との中間尾根である。
夏の核心部を過ぎると斜度はやや落ち、沢筋は右へ左へ蛇行する。蛇行が終わると大滝になる。
大滝は上段がクレバス状に顔を出しており、右から巻くが、結構な斜度があった。最大の所で45度30mぐらい。
大滝下の三俣を過ぎると写真の位置に出る。正面の尾根はザンゲ沢との中間尾根である。
ザンゲ沢出合い下から滑ってきた沢筋を振り返る。ザンゲ沢(右の沢)はデブリが沢を埋め尽くしていた。表層雪崩のせいか、幸いにもデブリは大きくなく滑走に支障はなかった。写真左の小さく食い込んだ沢が西黒沢本谷になる。しばらく行くと、熊穴沢からのトレースと合流し、沢筋も完全に埋没していないせいかウェーブ状の起伏が多くなり滑りづらい。若干ルートファインディングを要するが、トレースが導いてくれる。概ね右岸を滑走する。
ブッシュが濃くなると白鷺滝上あたりで、天神平スキー場の田尻沢コースに合流する。ほどよくR291の車道に飛び出た。
ザンゲ沢出合い下から滑ってきた沢筋を振り返る。ザンゲ沢(右の沢)はデブリが沢を埋め尽くしていた。表層雪崩のせいか、幸いにもデブリは大きくなく滑走に支障はなかった。写真左の小さく食い込んだ沢が西黒沢本谷になる。
しばらく行くと、熊穴沢からのトレースと合流し、沢筋も完全に埋没していないせいかウェーブ状の起伏が多くなり滑りづらい。若干ルートファインディングを要するが、トレースが導いてくれる。概ね右岸を滑走する。
ブッシュが濃くなると白鷺滝上あたりで、天神平スキー場の田尻沢コースに合流する。ほどよくR291の車道に飛び出た。
しばらく行くと、熊穴沢からのトレースと合流し、沢筋も完全に埋没していないせいかウェーブ状の起伏が多くなり滑りづらい。若干ルートファインディングを要するが、トレースが導いてくれる。概ね右岸を滑走する。
ブッシュが濃くなると白鷺滝上あたりで、天神平スキー場の田尻沢コースに合流する。ほどよくR291の車道に飛び出た。
感想
20年ぐらい前にスキーを持って一ノ倉沢を登攀し、西黒沢本谷滑降を試みたが敗退。
今回はスノーボードでリベンジ。あっという間(20分ぐらい)で終わってしまったが、急斜も多くなかなか面白かったです。
次はマチガか、一ノ倉か…?
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