石裂山
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 615m
- 下り
- 616m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
何度もある鎖場、ハシゴの昇り降り、岩場のトラバース、とにかく慎重に。 |
写真
感想
山は登ってましたが、久々の投稿です。
8月は出羽三山神社の修行で月山に正式登拝し、9月は岳沢経由で奥穂高岳に登頂してきました。月山は修行の身なので記録は出来ず、奥穂高岳は暴風雨の山頂でiPhoneが水没して記録が残らず。そんな感じで結局3ヶ月ぶりです。
そして、今回は石裂山(おざくさん)に行ってきました。低山ながら、また修験の険しい山です。
バスで麓の加蘇山神社に。警告板もあり、無事下山を祈ります。帰りのバスの時刻の関係上、かなり時間的な余裕はあります。
沢沿いの道を進む。途中、休憩所の東屋のある竜ケ滝や、天然記念物の千本桂を見物。
中ノ宮から行者返しの岩場という本格的な鎖場が登場。二段階に分かれ、思った以上に長い鎖場だが、下の岩自体がホールドする場所に不自由しないので、鎖は補助で済む。
岩場の登りきった少し先に、奥宮のある石裂岩が現れる。奥宮まではハシゴで上がる。脇には古い鎖が垂れており、前はこれを使っていたと想像すると、かなり大変だったかもしれない。
奥宮は、大きく横に裂けた様な洞窟の中に鎮座し、冷気(霊気?)に包まれている。洞内の滴る水音だけで、辺りは静謐そのもの。
奥宮から降り、登山道にもどる。木の根と岩の急登を上がり、ヒゲスリ岩をトラバースして行く。上まで出ると、そこからは細かいアップタウンの主稜線を進む。
東剣ノ峰からは高度感のある連続ハシゴを降る。鎖場もある西剣ノ峰(いちおう展望台)、またハシゴ、鎖を昇り降りし、石裂山頂上到着。木々の間から男体山も見える。
少し北に進むと、無残な祠がある月山頂上。倒木のベンチに座り、日光連山を眺めながら昼食。
下りの最初は鎖もある急坂。最後まで気を緩めず降る。その後は緩やかになり、竜ケ滝の分岐で合流し、無事神社まで下山。
879mの低山ながら、あの勝道上人開山と伝わる古の修験の山。結構ハードな展開に身が引き締まる思いでした。
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