紅葉と花を訪ねて：小仏BS〜621m峰〜小仏城山〜大平・高尾林道〜稲荷山

2016年11月04日(金) [日帰り]

• GPS: 05:09
• 距離: 11.4km
• 登り: 767m
• 下り: 851m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:59
• 休憩: 1:11
• 合計: 5:10

9:45 小仏バス停
10:42 10:45 621m峰
11:20 12:04 城山
12:06 12:07 大垂水峠分岐
12:17 12:18 大平林道入口
12:44 12:49 四分岐点
12:55 12:58 送電鉄塔
13:19 13:27 国道20号分岐
13:51 13:51 高尾林道起点
13:55 13:58 高尾山頂分岐
14:20 14:23 稲荷山
14:49 14:49 高尾山・清滝駅
14:55 高尾山口駅

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往：高尾駅北口9:12→9:33小仏BS
復：高尾山口駅から電車

コース状況／危険箇所等

小仏BS〜621m峰（昭文社地図にルート記載なし）：登り口に道標はありません。小仏バス停から200mほど行った小仏川に架かる橋を渡った先にある浅川神社の鳥居の左手前の石標が入口です。藪漕ぎ情報があり、不安と期待で取り付いたのですが、下草が刈られ、しっかりした踏み跡もある尾根通しで、安堵＆拍子抜けでした。
621m峰〜小仏城山（昭文社地図は点線ルート）：道標こそありませんが、一般登山道なみです。
小仏城山〜大平林道〜高尾林道〜稲荷山コース高尾山口駅：登山道、道標ともに完備。ただ、登山道が四通八達していますので、各分岐点で地図を良く見て行動することです。

その他周辺情報

ご存じ、京王高尾山温泉／極楽湯：年中無休、8:00〜23:00、通常料金大人1,000円、シーズン料金1,200円（1/1〜1/3, 11/1〜11/30）。

写真

11/4 9:41

平日なのに小仏行のバスは超驚激込みでした。久しぶりの晴天でしたからねぇ。終点の小仏で降り、そのまま200mほど進みます。

11/4 9:51

左手の小仏川に架かるこの橋を渡ると

11/4 9:51

浅川神社が鎮座しています。山旅の安全を祈願して出発です。

11/4 9:54

鳥居の左手前にあるこの石標から尾根に取り付きます。

11/4 10:20

コウヤボウキ（高野箒）。昔、高野山では竹を植えるのが禁じられ、竹箒の代わりにこの枝を箒にしたという。

11/4 10:20

621m峰までのルートは藪漕ぎだとの情報があったので緊張していたのですが、ご覧のとおり（ホッ）。ただ、急登に次ぐ急登です。境界見出標が道案内をしてくれます。

11/4 10:44

1時間ほどの登りで621m峰に到着しました。ここから先、小仏城山までは昭文社地図点線ルートです。といっても、道標が無いだけで、一般道並みです。

11/4 10:57

センブリ（千振)千回振出してもまだ苦いということからの名。わたしゃ千回振られた、ではありません。

11/4 10:58

薬草として採られたのか、生育環境が変わったのか、高尾山でも少なくなったと言われています。

11/4 11:04

シロヨメナ（白嫁菜）

11/4 11:06

ヤクシソウ（薬師草）があちこちに咲いていました。きれいな花ですね。

11/4 11:11

センボンヤリ（千本槍）の果実は槍のよう。

11/4 11:20

登ってくる途中はまだまだでしたが、ここ城山山頂は紅葉・黄葉、真っ盛りでしたぁ。

11/4 11:23

真っ先にかわいいねこちゃんの歓迎を受けました。なかなか正面から撮らせてくれません。写真撮るより、なんかくれよぉ。

11/4 11:31

景色を愛でながらゆったりと昼食タイムです。ねこちゃんはパストラミビーフはお気に召さないようでした。

11/4 12:04

それにしても、みごとな、赤。

11/4 11:56

すばらしい　黄。

11/4 11:57

生命力に満ち溢れた　天突く緑。

11/4 11:58

富士山は雲に隠れたままでした（左は大室山）が、山頂の景観も十分堪能したので、鋭意出発です。

11/4 12:07

帰路は今回初めてのルート、大平林道を使います。地図によると、城山山頂からちょっと下ったところに大垂水峠方面への分岐があるはずです。見落とさないよう集中です。ここで右です。

11/4 12:10

ノハラアザミ（野原薊）

11/4 12:18

しばらく下ると、左に大平林道への入口がありました。この先、「夏場は藪」なる情報がありましたが、整備された良い路でした。さすがミシュラン三ツ星。

11/4 12:33

リュウノウギク（竜脳菊）。秋の山を飾る代表的な野生菊、いかにもキクらしい独特な香りが、竜脳に似ているのだという。

11/4 12:45

四分岐点は右へ、そのまま大平林道を進みます。

11/4 12:55

みごとなリンドウ（竜胆）の群生

11/4 12:55

花が重いのか、茎を寝かせ、先の方に花をたくさんつけるのものが多いようです。

11/4 12:59

よかったぁ。ここにもセンブリがいっぱい。

11/4 13:00

ほんとに、凛とした花ですね。

11/4 13:03

なによ、これみよがしに・・・

11/4 13:09

ヤマトリカブト（山鳥兜）

11/4 13:51

高尾林道起点

11/4 13:52

シシウド（猪独活）

11/4 13:55

ガマズミ（莢蒾）の果実は食べられますが、野鳥用にしましょう。

11/4 14:22

稲荷山コースに入り、展望台からの都心方面。筑波山は望むべくもありません。
紅葉に目を奪われ、たくさんの花々にも会え、高尾山を満喫した山旅でした。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ7 パナソニック

感想

naochan17

小仏バス停から621m峰まで、昭文社地図にルート記載がありません。ここを乗り切れれば、後はゆうゆうという今回の計画です。
登り口に道標はありませんが、「小仏バス停から200mほど行った小仏川に架かる橋を渡った浅川神社の鳥居の左手前」というTさん情報に多謝です。同情報では、このルート、藪漕ぎということで、緊張して尾根に取り付きましたが、下草が刈り払われ、踏み跡もしっかりしていて、初めの不安が一挙に吹き飛びました。全体として紅葉はまだでしたが、小仏城山山頂は、紅葉・黄葉の競演、すっかり舞い上がってしまいました。帰路は大平林道・高尾林道・稲荷山経由高尾山口駅と安心安全コース。「花の高尾山」を満喫しながら、秋の一日を盟友Tさんと共に心から楽しんできました。