昨日の低気圧が抜け、天気は回復傾向。 ブナの新緑とツツジを期待して、西丹沢・石棚山稜から檜洞丸に行ってみました。
(記録は→http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-39385.html)
檜洞丸は、何度か登った事がありますが、石棚山稜はかねてから辿ってみたかった道。西丹沢自然教室に車を置いて、箒沢公園橋まで歩き、ここから石棚山稜に上がってみました。
朝、どんどん天気は良くなってくる。流石に平日、西丹沢自然教室の駐車場には数台しか駐車していなかった。先週末、ここでみかけた犬は今日はいないな〜、週末限定の出没なんでしょうね。ってことは、ちゃんと飼い主さんがいるということで、安心しました。
駐車場から車道を歩きで戻り、箒沢公園橋から入山。大石キャンプ場を通り過ぎ、橋で板小屋沢を渡る。渡ったところで指導標は右へ指示しているが、左側・素直に沢の上流に向かう踏み跡を辿るとじきに正規の道と合流、ショートカットのようです。再び、板小屋沢を右岸へ渡り返すが、ここは渡渉。といっても、ごくごく浅い流れなので、何ら問題は無い。このあたり、赤テープや指導標があるので、迷う事はないだろう。渡渉後、堰堤をハシゴで乗り越す。しばらく沢を右に見ながらの道だが、沢から離れるといよいよ尾根上の登り。
「丹沢屈指の急登の一つ」らしいが、鎖場を3つほどこなしたり、変化があってさほど苦になる訳でもなかった。どんどん高度が面白いように上がるし〜。但し、ここを下りで使うと、ザレていたり滑りやすかったりで少々しんどいかもしれませんね。
斜度が少し緩んで、尾根が明るい雰囲気になってくると、板小屋沢ノ頭。天気の良いこともあるが、のんびりしたくなるような疎林のピークだった。ここから、ヤブ沢ノ頭を含め3つほどアップダウンを繰り返しながら、いよいよ石棚山稜に登りつく。途中、気がつくと左手に富士山。
石棚山稜、穏やかに高度を上げ、歩きやすい素敵なブナの尾根道!特に、標高1400m付近の広い尾根は、ブナが素晴らしかった。植生保護で、道がロープで仕切られてしまってはいるけれど・・。でも、仕切らないと皆、縦横無尽にここは歩いてしまうでしょうね。私も絶対、仕切りがなければあちこち漂い歩くだろうな〜。 いつまでもぼ〜っとしていたいような、素敵な所でした。
ブナの圧巻の林を過ぎると、次はシロヤシオが次々と!満開のシロヤシオのトンネルを歩くような尾根道。この日、檜洞丸山頂まで誰にも会わず、ブナといいシロヤシオといい、一人占めにしてしまって申し訳ないような山歩きでした。檜洞丸山頂、これまで霧の中の山頂しか知らなかったのですが、今日は晴れていて、また随分印象が違いますね。頂上でやっと4〜5名に遭遇。静かなピーク。
檜洞丸からはツツジ新道を下降。数パーティが登ってきていた。ツツジ新道のシロヤシオは、まだ蕾のものがほとんどでした。ゴーラ沢出合では、沢を渡渉。渡渉点、浅いけれど飛び石は水面下。水量が多いとホントに渡渉になっちゃうんだろな〜。東沢沿いのグリーンシャワーのような道を辿り、車道へ飛び出し駐車地に戻った。
初めまして、dailumiと申します。
私は最近、丹沢の魅力に気づいて、もっと行きたいなーと思っているところです KUNOCHIさんの山行記録を楽しく拝見させていただきました!ありがとうございます。
檜洞丸のシロヤシオ、きれいだったでしょうね〜 私も見に行きたいです。
私が畦ヶ丸に行ったこの前の土曜日は、たくさんの人が檜洞丸に向かったみたいです。KUNOCHIさんは平日に行かれて正解でしたね
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