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上州三峰山。
20年以上前(!)、尾瀬山行の帰路に大清水からバスで沼田方向に下る途中、夕方の空を背景に広い頂上台地、まさしくテーブルマウンテンの形容がぴったりの山がシルエットとしてとても印象的でした。あれは何ていう山なんだろ?…そのうち、その山が上州三峰山という事を知り、一度登ってみたいな、と思いつつも、そのままになっていました。尾瀬をはじめ、沼田からアプローチする山行は数知れず行っていたのにね。やっと今回、テーブルマウンテン、頂上台地の端から端まで歩いてきました。

(記録は→http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-39815.html)
関越・沼田ICを降りて、玉原スキー場へ行くルートで関越道の側道へ。玉原スキー場は、途中側道からガソリンスタンドのある信号で右折して発地方面へ行くが、そのまま側道沿いに走る。途中、道なりに関越道の右側に屈曲するが、関越道に再び近づくと直進方面と関越道沿い方面への分岐。ここはひたすら関越道沿いに。しばらくすると、左側に看板があり、「河内神社・三峰山」方向の右折地点を教えてくれる。それに従い、関越道をくぐり右側へ。正光院というお寺の方向。道なりに行くと、その先にも、河内神社・三峰山へ至る林道の指示標がありそれに従い右折して林道をくねくねと走る。そのうち左側に「市営駐車場」があり、ここへ駐車。WC・水道有り。
駐車場には、三峰山の案内板・河内神社由来説明などがあった。駐車地から、細い舗装路を登る。舗装が途切れた所から、登山道の指導標があり登山道に導かれる。また、パラグライダーのスタート地点へのケーブル(・・というのかな?ジェットコースターの簡易版みたいな・・・笑)の発着場所ともなっている。
神社の参道としての山道は、良く踏まれて幅も広い。ほどなく河内神社。神社のあたりから赤城山や沼田の展望が開けていた。神社の左側に三峰山へ。指導標は
要所・要所にばっちり完備されています。ちょっと登ると、パラグライダーの離陸場所があり、そのあたりが三峰山の頂上台地の南端になるのでしょう。ここからは、ほとんど平地歩き。カラマツ林があり、紅葉の時期もいいのでしょうね。グリーンシャワーのような樹林の稜線を、北へ北へ。気持ちのいい道です。三峰沼への分岐を過ぎると、ゆるやかなアップダウン。それにしても、この山の頂上稜線は広いですね。遠くから見てあれだけのテーブル状に見えるのだから当然か。後閑林道への分岐を分けると、小ピークをアップダウンして北端の山頂へ到着。山頂は樹林の中の可愛らしいピークです。
下山は、往路を戻ります。登りでは、林床の植物などに目がいっていて気がつかなかったけれど、林の中、ツツジが所々に咲いていました。下山し始めて、1088mピークを下った所で、この日、初めて登山者に遭遇しました。その後、駐車場に戻るまでに3パーティが登ってきていました。頂上台地、岩コロ道無く、足に優しい(?)気持ちのいい樹林帯のルートです。4月のカタクリのシーズンは賑やかなのでしょうね〜。
帰路、パラグライダーの離陸場所を覗いてきました。眼下にど〜んと展望が広がる急傾斜の草地。この日は、誰もいませんでしたが。
駐車場に戻り、沼田ICへの帰路、林道を行きとは逆の方向へ。これが「林道三峰東線」だそうです。こちらは、全面舗装で行きに来た林道より広く快適!上州武尊山の展望もあるし。この林道は、三峰トンネルの少し手前で一般道路に合流。合流した道を、沼田方向に道なりに進み、池田トンネルを越え、「上発地」信号で右折すると、玉原スキー場〜沼田間へのいつもの道となります。上州三峰山を河内神社からアプローチする際、市営駐車場へ向かうには、この「林道三峰東線」を利用した方が走りやすいかもしれません。駐車場から沼田ICまで、所要20分でした。
半日行程の山でしたが、気になっていた山のピークを踏めて、また気になっていたあの広い頂上台地を歩くことが出来て、それに全行程、緑の気持ちのいい道だったこともあり、何だかいい気分〜。

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