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さて、話は徒然草の「高名の木登り」という話。
古文を説明する自信がなかったのですが、
マンガを見つけました。ありがとうございます。
http://blogs.dion.ne.jp/juppo/archives/5785811.html
要は、誰がみても危ないときは気をつけるけど
「もう大丈夫だ」と思ったときが一番危ない、という話。
本題に入ります。
以前、登山の師匠から「遭難タイム」という言葉を学びました。
遭難タイムとは
遭難事故のほとんどは、行程の3/4で起きてる。
この3/4経ったときを「遭難タイム」と言うのです。
距離が短ろうが、長かろうが
日帰りだろうが、泊まりだろうが
朝出発して、その日の目的地までの3/4で遭難事故がもっとも多く起こっている。
あの遭難事故も、まさに遭難タイムで起きた。
上高地→重太郎新道→紀美子平→吊尾根→奥穂高→穂高岳山荘
事故が起きた吊尾根はまさに3/4である。
あまりあれこれ説明しなくても、登山を経験してなくても
これが統計的にもっともらしいのは何となくわかっていただけるとおもう。
体力的な疲れと、「もうすぐ終わり」という緩みという負の掛け算で
悪いことが起こるということ。
実際に
この遭難タイムで、人は自分でもびっくりするくらい、
そして、下界では想像もしてなかったようなチョンボをする。
ある人は、表示のある分岐で、違う方向へ曲がった。
ある人は、すれ違えるほどの道を外れて転倒した。
ある人は、食べ物食べておらず低血糖になって動けなくなった。
など。
もし、これを読んでいただいた皆さんにも
「自分でもびっくりなハプニング」
があったらコメントに残していただけないでしょうか。
それはもしかして遭難タイムで起きたことではないでしょうか。
逆に遭難タイムがわかっていれば、やることは明確。
意識的に休憩を増やす。
会話の中に「今遭難タイムだよ!」と仲間に声をかける。
最初から、遭難タイムになりそうな時間帯を工夫したルートにする。
あるいは逆転の発想で、誰でも気をつけるようなデンジャラスなルートにするのもあり?

まだ、ピンチを経験したことない方も、そう遠くない未来に
遭難タイムで、ヒヤリハットを経験するでしょう。
そのときの話、聞かせてください。
実は土曜日に立木伝って斜面を下っていた時に最後の一本に移る際に額をぶつけて出血してしまいました。山でのけがは、初めてかも
時間は昼すぎだけど、行動開始3:30からすれば初日の3/4と言えるかな・・・
はじめましてMt_thetaさん。
今年初めの丹沢でルートミスをしました。
金冷シの分岐を大倉に向けて進むべきところ
何も考えずに鍋割山稜に向かってしまいました。
今にして思えば行程の3/4付近だったのか…
富士山の下山時に吉田口に降りたいのに
須走口に降りちゃう人は、このケースに当てはまる気がします
登山行程の後半の中盤で事故があったら全部「遭難タイム」ということにしよう(幅広すぎ)
>あらげんさん
3:30ですか!
行程が短くても3/4であればそうかもしれません。
「終盤だなー、でもまだあるなー」くらいがやばいのも
わかる気がします。
けど、出血の場合止血しなきゃいかんのでちょっとめんどくさいですね
>muscatさん
書き込みありがとうございます!
まさにそういう事例です!!!
わたしもありますけど、明らかな表示を
よくもまああそこまでガン無視できる精神状態って
自分でもびっくりですよね
>q0u0pさん
いつもちょっと斜め方向からの切り口ありがとうごさいます
結構いるみたいですね。山梨INの静岡OUTな方。
あの砂埃ロードを下り続けたなら、頭のなかぽかーん
となりそうなのものわからんでもないです。
(ちなみにボクははとバスのツアーで言ったんで無事)
はじめまして。
今年の夏、1泊で北八ヶ岳に行きました。で、2日目の最後、雨池から林道を戻るべきところを思いっきり逆方向に曲がってしまいました…
30分くらいで気づいたんですが(遅い)、ちょうどやっぱり「あとちょっとで終わる!」と気が緩んだところだったんですよね
山に登り始めて3ヶ月ちょっと、少し慣れ初め、単独…生まれて初めての高山&山小屋泊まりも無事に終わってちょっと安心。
ぺーぺーの初心者のくせに妙に自信がついてあぶないパターンの典型でした
気をつけます。
コメントありがとうございます!
なんというか、気持ちが遠くにいっちゃうんですよね。
目の前のものがみえなくなる。
なんだ、この恋心みたいなのはみたいな(うそ)
ちなみに同じチョンボは、登山経験が10年以上経った人でも
やってますので安心してください!
結局は遭難タイムという概念を知ってるかどうかに集約されるかもしれません!
Mt_thetaさん、こんばんは。
そういうのってあるよなぁ〜。きっとある。でも改めて考えてみるとワカンないなぁ〜。と思ってスルーして居ました。
で、やっぱり有りましたよ
過去の記録でヤマレコに載せていなかったけど、2008年8月。早川尾根の南御室小屋から夜叉神峠を経て、後は下るだけ。そのまま降りても良かったけど、ついでだからと桃の木温泉へのルートを取って、檜尾峠の分岐点で折れた道標がありました。後で写真を見てみたら、道標の他に略図の看板があり、どう考えても破線のルートなのにそっちへ紛れ込んでしまった。後は温泉に入るだけ・・・と気がせいていたんでしょうね。
後半の半分位のところだと思います。
これからは遭難タイムをちゃんと意識して山を歩こう
ありゃりゃ。
それは、つまり、夜叉神から車道ではなく登山道を使ったということでしょうか。
元気たっぷりなら選ばないような道なのに
変な期待感で、不明瞭な道に足を踏み込むのは
私も経験があります。
たとえ、枝でトウセンボがあったとしても
遭難タイムオススメです(←変なすすめかた
ちょっと判りにくかったでしょうか? 夜叉神峠から登山口には降りずに高谷山・檜尾峠に向かったということです。
檜尾峠から大骨山に向かうべきところを峠から下ってしまった
もともと予定外のルートでちゃんと地図を読んでいなかったのですが、それにしても考えられない初歩的なミスでした。
私もあるんですけど百本譲って分岐間違えるのはよいとして
そのあと道が違うことになかなか気づかないのは
なんなんでしょうかね。
いかに頼りない思い込みを信じて突き進んでいるかが
よくわかります・・・
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