伯耆大山

2016年11月05日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.4km
• 登り: 1,101m
• 下り: 1,086m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:00
• 休憩: 1:55
• 合計: 6:55

6:05 4号駐車場
6:30 6:35 大山寺
6:45 6:45 夏山登山口
8:05 8:10 六合目避難小屋
8:50 9:05 大山頂上碑
9:05 9:10 大山頂上避難小屋
9:25 9:30 石室
10:00 10:05 六合目避難小屋
10:15 10:15 行者谷分かれ
10:55 10:55 元谷堰堤右岸分岐
11:10 11:30 大神山神社
11:45 11:45 寂静山
11:55 11:55 豪円山入口
12:00 12:55 蕎麦屋・お土産屋・情報館
13:00 4号駐車場

合計距離： 9.42km
累積標高（上り）： 1000m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

11/5 6:07

今回は中国地方の名峰、大山へ。
前日に松江でレンタカーを借りて、道の駅で車中泊。
朝の6時を過ぎても、まだ薄暗かったです。

11/5 6:09

登山の前に大山寺にお参りに行ってきます。
参道沿いの旅館やお蕎麦屋さんの中からは、早くも準備をしている音が聞こえてきてました。

11/5 6:23

途中でトイレを借りて、大山寺の前まで来ました。

11/5 6:24

左手側は神社奥宮の入口です。
お寺と神社が、大山の麓に仲良く同居しています。

11/5 6:27

階段をちょっと登ると、遠くに稜線が見えました。

11/5 6:32

本殿です。
お賽銭を投げて、登山の無事を祈ります。

11/5 6:30

お鐘を一回突きました。
乱打しないようにとの注意書きがあります。

11/5 6:29

いい表情ですね〜

11/5 6:42

参拝を終えたらいよいよ登山です。
お寺からちょっと戻って大きな沢を越えると駐車場が見えてきました。
夏山登山道を登るならこっちに駐車するのがベターですが、この時間にして早くも満車という大混雑ぶり！

11/5 6:45

駐車場で登山届を出して出発します。

11/5 6:47

杉林の中を進みます。

11/5 6:59

ふらっと阿弥陀堂に立ち寄ります。
ここいらで上着をぬぎぬぎ。

11/5 7:03

この辺りは緑と黄色のグラデーション。

11/5 7:06

登山口から登り始めて約20分で、早くも一合目の標柱です。

11/5 7:20

一面黄緑色の中にポツポツと赤いものが・・・

11/5 7:22

ナナカマドの実です。
緑の中に映えますね〜

11/5 7:21

葉の方も所々に色づいている所が出てきました。

11/5 7:21

拡大
ん〜いい感じ。来週あたりが見ごろなんでないかい？

11/5 7:23

標高を上げていくにつれ、色付いた葉が多くなってくる気がします。

11/5 7:47

半分まで登ってきたようです。
いい感じのペースで登れています。

11/5 7:54

空が青くなってきて、コントラストが出てきます。
カメラ撮影はこれからが本番！

11/5 8:03

六合目の避難小屋に着きました。
ここいらでちょっと休憩。

11/5 8:04

三鈷峰方面がよく見えます。

11/5 8:04

拡大してみます。
右の辺りに何かあるようですね〜

11/5 8:05

更に拡大
ユートピア避難小屋です。
なんかお菓子の家みたい。

11/5 8:04

駐車場がいっぱいだった事もあって、やはりここも人が多かったです。
ひとしきり休んだらリスタート。

11/5 8:08

七合目辺りまで登ってくれば、かなり眺望が良くなります。
遠くには日本海も広がっています。

11/5 8:16

影大山もくっきり。
天気が良い日にしか見えないみたいです。

11/5 8:27

気がつけば高い樹木がなくなってます。
風も強くなってきます。

11/5 8:32

ハイマツ帯です。
森林限界を越えたようです。

11/5 8:33

分岐です。八合目だったかな？

11/5 8:34

木道は霜だか雪だかで滑りますので注意！

11/5 8:43

避難小屋が見えてくればあとちょっと。
全然疲れてねぇー

11/5 8:45

登頂後に中に入ってみましたが100人はゆうに泊まれそうな大きな小屋でした。
とりあえず、今は写真だけ。
後で寄ってみます。

11/5 8:46

この辺の木道が白くなっているのは、やっぱり雪です。
今年の大山の冠雪は、去年より23日も早いそうです。

11/5 8:48

登頂しました。
山頂碑が逆光で見づらいですが。

11/5 8:47

剣ヶ峰への縦走路は崩落が激しいので立ち入り禁止です。

11/5 8:51

綺麗な稜線だなぁ

11/5 8:51

ちょっと拡大してみます。
ん？

11/5 9:01

更に拡大
剣ヶ峰に人影が見えました。スゴい！

11/5 8:48

ひとしきり山頂の雰囲気を楽しんだ後は目の前の避難小屋に寄ってみました。
中には売店があり、11月中旬頃まで営業しているそうです。
自分の影が映ってしまった・・・

11/5 9:13

避難小屋から山頂方面です。

11/5 9:15

帰りは石室に寄ってみます。

11/5 9:17

再びハイマツ帯に突入。
またしても自分の影が・・・

11/5 9:22

ハイマツかと思っていたら、ダイセンキャラボクという木だそうです。

11/5 9:23

石室のある方向にカメラを向けてみましたが、ここからだとちょっと分かりにくいです。
もう、自分の影ばっか。

11/5 9:27

石室です。
寒さをしのぐなら、今は避難小屋かな〜

11/5 9:28

奥には小さな祠がありました。

11/5 9:30

ちょっと気になる山があったので撮ってみました。
ここでも自分の影が映ってしまいましたが。

11/5 9:30

拡大
「山」の字みたいな形です。
孝霊山だそうです。

11/5 10:07

こんな所にも赤い実を発見。

11/5 10:16

ここからは朝通った道ではなく、大神山神社を通るルートで下山します。

11/5 10:19

ここからが紅葉満開（？）ゾーンに突入です。

11/5 10:23

いい感じの道を進みます。
この辺で、ベンチもないのに座って食事をしている人もいました。

11/5 10:24

俺も座ってノンビリしてぇな〜

11/5 10:26

この辺は2,3分歩いたらすぐカメラの出番です。

11/5 10:28

青空だけど直射日光が当たらないっていうのがいいんです。

11/5 10:31

フレームのド真ん中に三鈷峰を入れてみました。

11/5 10:38

ちょっと高度を下げるとすぐに緑が出てきます。

11/5 10:40

赤・黄色・緑のコラボ。ついでに水色も。

11/5 10:44

大きな沢に出ました。
やや下流方向に降りながら進むのが正しいようですが、ちょっと上流の方に向かい小屋を見てから進む事にします。

11/5 10:46

ちょっと高くなった所に小屋がありました。
元谷避難小屋です。

11/5 10:47

三鈷峰です。
紅葉の中からこんにちは。

11/5 10:48

開放的な場所なので大山の北壁を撮ってみましたが、逆光で全然ダメでした。

11/5 10:55

広々とした沢で、一瞬ルートを見失いそうになりましたが、何とか復帰できました。

11/5 11:07

でっかい杉の木

11/5 11:11

やがて社が見えてきました。

11/5 11:18

大神山神社奥宮です。
やはり神社らしい佇まいですね〜

11/5 11:19

中に入って、手を合わせてお参りしました。

11/5 11:14

ここでもまた赤い実。

11/5 11:15

実に実った実です（笑）

11/5 11:29

静けさに癒された後は、大人しく下山します。

11/5 11:30

ここで初めて、鳥取地震の影響が出た所に出くわしました。
これ以外でも色々な所に被害が出ていると思いますが、早く元通りになってほしいものです。

11/5 11:34

神社を後にします。
ちなみに、今朝見かけた鳥居をくぐるとここの道に出ます。

11/5 11:40

まだ時間もたっぷりあったので寄り道をしながら下山しようと思います。
早口言葉の練習にもってこいの寂静山（じゃくじょうざん）に向かいます（笑）

11/5 11:48

途中の展望スポットから一枚。
宝珠山から三鈷峰へと続く稜線を彩る紅葉が綺麗でした。

11/5 11:48

三鈷峰にズーム。
なんか全体的に白みがかってしまいますね。
寂静山は立ち寄りましたが、まだ陽が高かったので今回は写真は割愛。
陽が落ちる時間帯にまた写真撮影に来たいと思います。

11/5 12:58

帰りに参道沿いのお蕎麦屋さんに立ち寄り、その後で大山情報館に寄りました。
一般道は問題なしです。

11/5 12:59

蕎麦を食べたり、お土産を買ったりして戻ってきたので、時間のロスはかなりありましたが、無事にゴールです。
夕暮れ時に北壁を眺めにまた戻ってきます。

11/5 14:15

陽が傾くまで時間がありますので、近くの滝でも眺めに行くことにしました。

11/5 14:25

鱒返しの滝です。
近づけない滝は自分的にはNG。

11/5 17:24

だいぶ陽が落ちてきましたので、そろそろ大山北壁の撮影タイムです。豪円山の登山口まで戻ってきました。
北壁撮影後の写真となってしまいましたが。

11/5 15:51

山頂まで登るつもりでしたが、途中の展望ポイントで三脚を立てている人がいましたので、自分もここでカメラを構えてみます。

11/5 15:53

なかなか良い感じに撮れました。
近くにいたおじさんは、三脚がないと絶対無理！と仰っていましたけどね。

11/5 16:59

まだ日没まで時間もあるので、昼にも立ち寄った寂静山にも行ってみることにします。
なんか、夕暮れ時の雰囲気も好きになってしまったり。

11/5 16:20

寂静山展望台です。
日の入り40分前です。良い感じに陽が落ちてきた〜

11/5 16:16

まだ陽ざしが強いかな〜？

11/5 16:40

これが今日一番のベストショット。
大山北壁をしっかりと目に焼き付けました。

11/5 17:04

ふと気がつけば、陽が沈む間際です。

11/5 17:07

北壁を撮ることばかり考えていたので、こんな綺麗な夕陽を拝めるなんて思いませんでした。

11/5 17:10

陽が落ちると海岸線がくっきり見えてきました。
良い一日だったなぁ〜

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX60V SONY

感想

もっつぁ〜

今回の山旅は初の西日本遠征。大山に登る計画を立てた。

この山旅の2日前、11月3日からは1泊2日の社員旅行。出雲大社や足立美術館などを巡る旅行で島根県にいた。
自分以外のほとんどの人は決められた行程通り4日に帰京するのだが、幹事に頼んで帰りの日時を2日先にずらしてもらっていた。

滅多に来れない西日本。
中国地方の名峰と名高い伯耆大山は決して外せない。
社員旅行のほとんどの行程を終えて空港に向かう前、松江駅で離団させてもらい、予約していたレンタカーに乗り込み大山の麓へと向かった。

当日の朝は4時半頃に起きてコンビニで朝食を買って食べ、6時くらいに出発した。
思ったよりも陽が昇るのが遅く、薄暗い中で大山寺までの参道を歩き出した。

この日は体調も良く、順調に合数の標柱をクリアしながら登れていた。
この山行の数日前に大山で初冠雪したというニュースを見ていて、頂上付近の積雪具合を危惧していたが、木道が若干滑りやすいという程度で、特に支障はなく山頂に辿り着くことができた。

山頂では日本アルプスに勝るとも劣らない剣ヶ峰への稜線美を堪能し、また下山時にはちょうど見ごろを迎えていた紅葉を愛でつつ麓まで降りて来れた。
北側斜面での紅葉撮影は直射日光が遮られるため見栄えする写真が多く、撮影には良い条件になるという事を知ることができ、良い収穫となった。

写真などでよく目にする大山北壁は文字通り北側斜面であるため、真昼の撮影では逆光により良い写真が収められず。そこで、滝を見るなどして時間をつぶし、再び展望台と言われる場所に戻って来た。

豪円山と寂静山の両方で撮影に挑んだが、後者の方が北壁との距離感がちょうど良く、自分なりに満足のいく写真を撮ることができた。
おまけに、豪円山の撮影スポットにいれば地平線に沈む夕陽を見ることが出来なかっただろうから、運も良かったのだろうと思う。

下山後は皆生（かいけ）温泉で汗を流し、近くの回転寿司で一人夜ご飯（美味かった！）。
小雨の降る中、車に戻ってシュラフに潜り込み、翌朝を迎えた。

つづく