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記録ID: 1004732 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走御在所・鎌ヶ岳

錦繍!カクレグラ【向平尾根〜西尾根巡視路で周回】

日程 2016年11月12日(土) [日帰り]
メンバー onetotani
天候快晴・無風 絶好の登山日和でした。
【気温】
鳴野橋スタート時:9℃  カクレグラ:?  鳴野橋帰着時:12℃
アクセス
利用交通機関
車・バイク
八日市IC→ R421(八風街道)→山上小学校前から甲津畑へ向かい、
藤切川に架かる鳴野橋の手前路肩のスペースに駐車。
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

日帰り
山行
5時間34分
休憩
1時間52分
合計
7時間26分
S鳴野橋スタート06:4007:00甲津畑林道終点07:43向平谷二股07:5508:55稜線に出る09:05向平西09:1009:15向平尾根降り口09:2209:32好展望のガレ09:4810:15カクレグラ(水谷岳)11:2712:10P747(水千の平)12:20鈴鹿幹線・R162号鉄塔13:30渋川出合い13:45永源寺グリーンランド14:06鳴野橋駐車地G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
【向平谷〜向平尾根】
獣の足跡?以外、踏み跡は無く、リボン等の目印も一切有りません。
[啼蚕点から崖の手前で左岸の斜面を上がり、小尾根?で崖を
逃げた後、概ね左岸寄りを進みます。
暗い谷の奥に小滝が見える頃、傾斜が増しジグザグで高みへ絡み、
再び左岸寄りへ戻りました。
1Δら岩ゴロの枝谷がV字状に合流する二股を確認し、
右股を横切り中間の小尾根へ入ります。

【向平尾根〜稜線】
獣の足跡?以外、踏み跡は無く、リボン等の目印も一切有りません。
標高差350m程を登ります。
)端でゆるく見えた尾根はすぐにきつくなり、幹や枝を掴んでの
急登が緩む事なく続きます。
苔生した岩が集まる地点に出ると僅かに傾斜が緩み、一頑張りで
稜線です。
2爾訃豺腓蓮向平西から来た場合は最初に派生する尾根地形が
目印になりますが、カクレグラから南下した場合はわかりづらいと
感じました。

【西尾根巡視路】
|翕鼎僚篁誅案内に素直に従って歩けばコースは明確ですが、
途中で現れる紛らわしい尾根の分岐には注意が必要です。
尾根の広がった場所では短い間隔で案内が設けられ、
細かい配慮に感心しました。
鉄塔ナンバーを把握しておけば、尚安全に歩けると思います。
カクレグラから甲津畑林道まではR161〜L159に従います。
(R162号は途中で入道ヶ原側に外れます。)

★レコの地図が示すP747と現地のP747の位置にはズレが有ります。

写真

【甲津畑林道】フジキリ谷は紅葉シーズン真っ只中!
2016年11月12日 06:34撮影 by Canon IXY 180, Canon
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【甲津畑林道】フジキリ谷は紅葉シーズン真っ只中!
7
葛谷橋(かずらたにはし)を渡る。
2016年11月12日 06:41撮影 by Canon IXY 180, Canon
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葛谷橋(かずらたにはし)を渡る。
1
見事な紅葉に、つい谷を覗き込んだり、
2016年11月12日 06:42撮影 by Canon IXY 180, Canon
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見事な紅葉に、つい谷を覗き込んだり、
5
振り返ったり、
2016年11月12日 06:46撮影 by Canon IXY 180, Canon
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振り返ったり、
3
山腹を眺めたり、なかなか前に進めない。
2016年11月12日 06:59撮影 by Canon IXY 180, Canon
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山腹を眺めたり、なかなか前に進めない。
4
やっと、林道の終点だ。
2016年11月12日 06:59撮影 by Canon IXY 180, Canon
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やっと、林道の終点だ。
1
【向平谷】ここから左岸へ渡ろう。
2016年11月12日 07:01撮影 by Canon IXY 180, Canon
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【向平谷】ここから左岸へ渡ろう。
3
右岸斜面も素晴らしい〜。
2016年11月12日 07:09撮影 by Canon IXY 180, Canon
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右岸斜面も素晴らしい〜。
6
こんな所にも窯跡が。
2016年11月12日 07:32撮影 by Canon IXY 180, Canon
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こんな所にも窯跡が。
1
随分荒れた谷だな。
2016年11月12日 07:36撮影 by Canon IXY 180, Canon
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随分荒れた谷だな。
1
【向平尾根】二股に出たようだ。するとあの末端が目指す尾根かな?
2016年11月12日 07:39撮影 by Canon IXY 180, Canon
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【向平尾根】二股に出たようだ。するとあの末端が目指す尾根かな?
1
紅葉のオンパレード。
2016年11月12日 07:55撮影 by Canon IXY 180, Canon
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紅葉のオンパレード。
5
朝日が届くともっと映えるのにな〜。
2016年11月12日 07:56撮影 by Canon IXY 180, Canon
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朝日が届くともっと映えるのにな〜。
2
ふー、それにしてもきつい登りだ。
2016年11月12日 08:05撮影 by Canon IXY 180, Canon
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ふー、それにしてもきつい登りだ。
御揃いで。
2016年11月12日 08:27撮影 by Canon IXY 180, Canon
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御揃いで。
2
きついけど紅葉は素晴らしい。
2016年11月12日 08:29撮影 by Canon IXY 180, Canon
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きついけど紅葉は素晴らしい。
6
まさに錦繍だ。(P708の尾根南面)
2016年11月12日 08:29撮影 by Canon IXY 180, Canon
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まさに錦繍だ。(P708の尾根南面)
10
いやな傷痕。
2016年11月12日 08:31撮影 by Canon IXY 180, Canon
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いやな傷痕。
1
やっとカクレグラのピークが見えた。
2016年11月12日 08:44撮影 by Canon IXY 180, Canon
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やっとカクレグラのピークが見えた。
1
僅かに傾斜も緩んだ気がするけど・・・。
2016年11月12日 08:45撮影 by Canon IXY 180, Canon
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僅かに傾斜も緩んだ気がするけど・・・。
1
【稜線】稜線に出たら、いきなり紅葉の歓迎だ。
2016年11月12日 08:52撮影 by Canon IXY 180, Canon
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【稜線】稜線に出たら、いきなり紅葉の歓迎だ。
8
少し南下して向平西に到着。
2016年11月12日 09:01撮影 by Canon IXY 180, Canon
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少し南下して向平西に到着。
4
細長い山頂部の南端に有りました。
2016年11月12日 09:03撮影 by Canon IXY 180, Canon
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細長い山頂部の南端に有りました。
2
先ほど迎えてくれた紅葉だ。
2016年11月12日 09:18撮影 by Canon IXY 180, Canon
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先ほど迎えてくれた紅葉だ。
3
さあー、カクレグラへ向かおう。
2016年11月12日 09:18撮影 by Canon IXY 180, Canon
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さあー、カクレグラへ向かおう。
1
稜線はまるで黄葉のトンネルだ。
2016年11月12日 09:21撮影 by Canon IXY 180, Canon
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稜線はまるで黄葉のトンネルだ。
4
「素晴らしい」って何度呟いたろう。
2016年11月12日 09:24撮影 by Canon IXY 180, Canon
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「素晴らしい」って何度呟いたろう。
4
好展望のガレ場より望むカクレグラの山頂。
2016年11月12日 09:35撮影 by Canon IXY 180, Canon
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好展望のガレ場より望むカクレグラの山頂。
2
心行くまで展望を楽しもう。
2016年11月12日 09:38撮影 by Canon IXY 180, Canon
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心行くまで展望を楽しもう。
1
佐目子谷を越えて、黒尾山〜銚子ヶ口の稜線を望む。
2016年11月12日 09:35撮影 by Canon IXY 180, Canon
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佐目子谷を越えて、黒尾山〜銚子ヶ口の稜線を望む。
4
黒尾山の奥は御池岳〜竜ヶ岳方面だろうか。
2016年11月12日 09:37撮影 by Canon IXY 180, Canon
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黒尾山の奥は御池岳〜竜ヶ岳方面だろうか。
2
黒尾山と枝尾根の紅葉。
2016年11月12日 09:37撮影 by Canon IXY 180, Canon
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黒尾山と枝尾根の紅葉。
13
どこを下るのかな?
2016年11月12日 09:48撮影 by Canon IXY 180, Canon
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どこを下るのかな?
3
スキップしたいような、ルンルン気分。
2016年11月12日 09:53撮影 by Canon IXY 180, Canon
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スキップしたいような、ルンルン気分。
3
身体も黄色に染まりそうだ。
2016年11月12日 09:55撮影 by Canon IXY 180, Canon
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身体も黄色に染まりそうだ。
5
ピンクのボトルで尾根筋は僅かに左へ。
2016年11月12日 10:01撮影 by Canon IXY 180, Canon
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ピンクのボトルで尾根筋は僅かに左へ。
2
【カクレグラ】山頂には多くのプレートが。
2016年11月12日 10:15撮影 by Canon IXY 180, Canon
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【カクレグラ】山頂には多くのプレートが。
3
カクレグラ・隠堯水谷岳。これ全て同じ山です。
2016年11月12日 10:15撮影 by Canon IXY 180, Canon
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カクレグラ・隠堯水谷岳。これ全て同じ山です。
6
こちらにも。
2016年11月12日 10:26撮影 by Canon IXY 180, Canon
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こちらにも。
2
【西尾根巡視路】カクレグラで逢ったpochieさんと一緒に下山です。
2016年11月12日 11:32撮影 by Canon IXY 180, Canon
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【西尾根巡視路】カクレグラで逢ったpochieさんと一緒に下山です。
6
pochieさん待望のナメコ発見。
2016年11月12日 11:55撮影 by Canon IXY 180, Canon
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pochieさん待望のナメコ発見。
9
少しいただいて帰りましょうか。
2016年11月12日 11:56撮影 by Canon IXY 180, Canon
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少しいただいて帰りましょうか。
3
「きれい!」を連発。
2016年11月12日 11:57撮影 by Canon IXY 180, Canon
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「きれい!」を連発。
2
P747に懸る「水千の平」。
2016年11月12日 12:07撮影 by Canon IXY 180, Canon
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P747に懸る「水千の平」。
2
コースを外れ、好展望のR162号鉄塔へ寄り道。
2016年11月12日 12:19撮影 by Canon IXY 180, Canon
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コースを外れ、好展望のR162号鉄塔へ寄り道。
2
カクレグラだろうか?
2016年11月12日 12:22撮影 by Canon IXY 180, Canon
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カクレグラだろうか?
御池岳が正面に。
2016年11月12日 12:22撮影 by Canon IXY 180, Canon
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御池岳が正面に。
4
さて、巡視路の案内に従って下ろう。
2016年11月12日 12:28撮影 by Canon IXY 180, Canon
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さて、巡視路の案内に従って下ろう。
1
本流も近そうだ。
2016年11月12日 13:24撮影 by Canon IXY 180, Canon
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本流も近そうだ。
1
渋川(藤切川)の徒渉点。
2016年11月12日 13:29撮影 by Canon IXY 180, Canon
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渋川(藤切川)の徒渉点。
2
一級河川:渋川。
2016年11月12日 13:32撮影 by Canon IXY 180, Canon
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一級河川:渋川。
1
振り返るR161とL160号鉄塔。
2016年11月12日 13:34撮影 by Canon IXY 180, Canon
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振り返るR161とL160号鉄塔。
4
永源寺グリーンランドを抜けて。
2016年11月12日 13:42撮影 by Canon IXY 180, Canon
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永源寺グリーンランドを抜けて。
1
林道まで戻ってきた。
2016年11月12日 13:46撮影 by Canon IXY 180, Canon
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林道まで戻ってきた。
2
今日は沢山の人が通過したのかな?
2016年11月12日 14:01撮影 by Canon IXY 180, Canon
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今日は沢山の人が通過したのかな?
2
この景色を目に焼き付けて帰ろう。
2016年11月12日 14:04撮影 by Canon IXY 180, Canon
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この景色を目に焼き付けて帰ろう。
13
早速、山の幸を美味しくいただきました。大粒でコリコリ。
2016年11月12日 18:58撮影 by Canon IXY 180, Canon
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早速、山の幸を美味しくいただきました。大粒でコリコリ。
10
撮影機材:

感想/記録

地図を眺めると近江側から雨乞岳を支える顕著な尾根が二本。
杠葉尾〜銚子ヶ口を経てイブネに至る尾根は以前歩いたが、
永源寺ダムからカクレグラを経て延びる尾根は残ったままだ。
まずは中間に位置するカクレグラを踏んで足がかりを作ろう。

最初に歩くか、最後に歩くか迷ったが結局、鳴野橋手前に
車を停めて、最後に歩く方を選択して出発する。
鳴野橋から眺めるフジキリ谷の山々は紅葉真っ只中だった。
鳴野橋を渡り甲津畑林道を進むが、見事な紅葉に脚がなかなか進まない。
やがて舗装された林道は突然途切れ、草地の中に立つ終点杭を見て
微かな踏み跡へ入ると荒れた向平谷に出合う。

辺りを観察するが歩かれた形跡が見当たらない。
徒渉して崖?の手前から左岸の斜面を上がると小さな尾根に出る。
しばらくは尾根筋を進み、崖を過ぎた辺りで左岸へ近づき、
その後も概ね左岸寄りを進むが、全く踏み跡も、テープも見られない。

奥に小滝が見える辺りで高みへ逃げ、再び左岸へ寄るとしばらくして
右から岩ゴロの谷がV字形に合流する二股に出る。
紛らわしい場所だが標高、地形を確認するとここが向平尾根の末端で
間違いなさそうだ。

二股を分ける小さな中間尾根に踏み込む。
緩やかに見えた尾根だが次第に傾斜がきつくなる。
混んだ等高線が示す通り、きつい登りが続いている。
相変わらず歩かれた形跡が見られない急斜面を、幹や枝の助けを借りて
ぐいぐい標高を稼ぐ。
谷間にも陽が当たり出し、山腹の紅葉を美しく演出しているが
楽しむ余裕もない急登が続く。

明確な尾根筋がやがて広がり始め、苔生した岩が集まる場所に出ると
僅かに傾斜も緩み、樹々の間にカクレグラのピークらしき姿が見え、
稜線近しを教えてくれる。きつい登りも後一息だ。

登りが尽き稜線に合流すると見事な紅葉が迎えてくれた。
これでやっと落ち着いて歩けそうだ。休憩もそこそこに早速南へ
向かうと、今日初めてのリボンを見かける。稜線の縦走路でも
やはり安心する。
小さなコブを下から通過し次のピークでプレートを探しながら、
細長い頂上部を南へ歩くと幹に「向平西」が掛かっていた。
展望は無く、プレートが無いと通過しそうなピークは黄葉に囲まれ、
落ち着けそうな場所だが、「向平西」をカメラに収めて稜線を北上し、
カクレグラへ向かう。

地図では破線コースだが、尾根筋も踏み跡も明瞭な縦走路だ。
安心して歩けるのがこれだけ有り難いと感じるのはきっと・・・。
今まさに真っ只中の紅葉・黄葉に何度も「素晴らしい!」を
連発しながら行くとガレ場上部に出て一気に展望が開ける。
今回のコース唯一の展望地なので充分時間を割いて楽しもう。

稜線TOPのカクレグラから佐目子谷へ流れる紅葉の尾根、
佐目子谷を隔てて雨乞岳へ延びる黒尾山〜銚子ヶ口の長い尾根、
更に奥には御池岳周辺の山並み。
明るい陽を受ける鈴鹿10座を楽しみ腰を上げる。

気持ちの良い稜線が僅かに左へ向きを変え、しばらくして西尾根の
分岐を確認して直進すると平坦地に出て数多くのプレートが掛かる
カクレグラに到着だ。
カクレグラ・隠堯ι弦皀廛譟璽箸覆匹魄譴聴譴陳めていると、
背後から熊鈴が聞こえる。振り返ると見覚えの有る登山者がやって来た。
なんとpochieさんじゃないですか!

何処から?何処へ?等と話し込み、二次林の下で昼食を摂った後
すっかり長居した山頂を揃って後にする。

分岐から西尾根に付けられた中電巡視路の案内に従って下り、
途中でナメコを採ったり、好展望のR162号鉄塔へ立ち寄ったりと
楽しく下るがL160号鉄塔でミスをしてしまった。
pochieさんの示す方向に下らず、コンパスの向きへ進んだため
コースより上部でトラバースを始めてしまった。
ズルズルと危険な急斜面を慎重に横切りながら谷筋に近づき、
なんとか巡視路へ復帰する。

素直に巡視路案内に従えば良かったのに、危険なトラバースに
付き合わせてしまいごめんなさい。

再び復帰した巡視路に従って鉄橋を三度程渡ると明るい河原が広がる
渋川の右岸に降り立つ。
水量の減った渋川を徒渉して左岸へ移ると今回の終点、
永源寺グリーンランドもすぐそこだ。

【なんとなく向平の名前に惹かれて選んだコースだったが、
谷も尾根もイメージとはかけ離れたコースだった。
まるで歩かれた跡も、テープの類も見つからないバリエーション
ルートそのものだったが、谷筋も尾根筋も素直で無事予定通り
歩く事ができたのが幸いだった。
またL160号鉄塔からのミスも帰宅後地図を眺めて原因もわかったので、
いずれアゲンギョ〜入道ヶ原も歩いてみたいものだ。

紅葉の真っ只中の鈴鹿を、思いがけずpochieさんと歩く事も出来、
満足いく山行だった。】
訪問者数:259人
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登録日: 2013/5/27
投稿数: 2940
2016/11/13 19:18
 またまた鈴鹿のベテラン同志ですね
onetotaniさん、こんばんは。
フジキリ谷の紅葉、圧巻ですね。
バリルートを駆使して到達した、カクレグラ稜線の紅葉もいい感じ。
このルートは玄人向けだと思いますが、そんなルートでpochieさんとお会いになるとは
通のお二人は違いますね。
今年は鈴鹿のナメコは不作と言われていますが、
お二人にかかれば、どうってこともないですね

紅葉の素敵な写真の数々、楽しく拝見させていただきました
登録日: 2013/12/29
投稿数: 259
2016/11/13 20:11
 食べ頃のナメコ
サッと湯がいたナメコに、大根下ろしとポン酢が在れば、もう、晩酌のつまみは、何もいりません。

秋の楽しみであり、ご褒美ですね。
登録日: 2010/12/28
投稿数: 1744
2016/11/13 21:12
 Re: またまた鈴鹿のベテラン同志ですね
totokさん 今晩は。
以前紅葉時期に眺めた景色が忘れられず、タイミングを合わせて計画しました。
最高のタイミングでカクレグラへ登る事が出来ました。

佐目峠から永源寺ダムへ延びる稜線はハードルが高く、まず中間の
カクレグラを経験し、そしてタイジョウ・入道ヶ原へと
繋げて行きたいと思っています。
でもpochieさんにお逢いするとは思ってもいませんでしたので、
重ねて良い山行になりました。
登録日: 2010/12/28
投稿数: 1744
2016/11/13 21:21
 Re: 食べ頃のナメコ
dedeppo5さん 今晩は。
きれいなナメコが有ったのでいただいて帰りました。
これも山の楽しみですね。また一つ、楽しみ方が広がりました。
登録日: 2011/6/29
投稿数: 4933
2016/11/13 22:02
 onetotaniさん、こんにちは。
先週は、ありがとうございました。

さてさて、さらに滋賀県側に深く入り込んだ
箇所を歩かれたようで、紅葉の見事さには
目を見張りますね。色が豊富なので
種類豊かな林なのでしょうね。

登山中の、予期せぬ出会い
キノコに詳しい方ですと、安心感が
ありますね。
登録日: 2012/6/23
投稿数: 1955
2016/11/13 22:34
 これは凄い景色です
onetotaniさん
こんばんは
これは凄い紅葉ですね。
赤に黄色によくもこんなにといった感じですね。鈴鹿の奥地にこんな素敵な場所があるとは知りませんでした。
こんな場所を歩くことが出来るのはonetotaniさんならではですね😃
登録日: 2010/12/28
投稿数: 1744
2016/11/13 22:48
 Re: onetotaniさん、こんにちは。
komakiさん 今晩は。
こちらこそ、大変楽しい一日でした。

滋賀県の方が紅葉の進みが早いんでしょうか?
一寸苦労しましたが、一日中紅葉に囲まれて、突然の再開で驚いたりと、
その分実りの多い山行でした。

未知のエリアの手掛かりも掴みました。
また今度御一緒して下さいね。
登録日: 2010/12/28
投稿数: 1744
2016/11/13 23:01
 Re: これは凄い景色です
kazu97さん 今晩は。
お互いに土曜日は快晴に恵まれ、紅葉の山を楽しめましたね。

この近くを以前同時期に歩いて、素晴らしい事はわかっていましたが、
それ以上の眺めに出逢えて満足しています。

一寸ハードルが上がるエリアですが少しづつ、経験して行こうと
思っています。
登録日: 2013/11/11
投稿数: 1006
2016/11/14 10:08
 近江鈴鹿満喫コース
おはようございますonetotaniさん
これはまたマイナーな玄人周回ですね。こういう楽しみ方は近江鈴鹿ならではです。
加えてこのお天気、錦繍の素晴らしい写真、onetotaniさんの感動を少しだけ分けていただきました。

綿向山、もう目の前ですよ
登録日: 2010/12/28
投稿数: 1744
2016/11/14 19:14
 Re: 近江鈴鹿満喫コース
teppan2013さん 今晩は。

タイジョウ、カクレグラ方面は是非歩いてみたいと思っていましたが、
いきなりの縦走はハードルが高いので、まずは中電の巡視路を絡めた
カクレグラを目標に歩いてみました。
落ち着いた稜線に見事な紅葉。 最高のタイミングで経験できました。
no2
登録日: 2012/6/14
投稿数: 77
2016/11/15 11:18
 onetotaniさん、こんにちは。
鳴野橋では、お話しさせていただきありがとうございました。

紅葉を満喫されたご様子。午前中は北風が少しきつく冷えましたが、天気も良くいい山行だったかと。
稜線へのルートは不明瞭とのことを以前から見聞きしておりまして皆さんのレコを参考にと思っておりました。P708を経由するルートも聞いたことがありますが、どこもコンターが密できつそうですね。

カクレグラへは、鳴野橋でお話ししておりましたようにグリーンランド近くの関電巡視路ルートがメインかと思いますが、阿ノ瀬山ピストンやカクレグラからタイジョウへと廻ると結構な時間がかかるな〜日が長い夏ルートだなと考えておりました。
参考にさせていただきます。

木に有った嫌な傷跡は、気になりますね〜
登録日: 2010/12/28
投稿数: 1744
2016/11/15 21:27
 Re: onetotaniさん、こんにちは。
no2さん 今晩は。
こちらこそ出発前にお邪魔してすみませんでした。

甲津畑から杉峠に出る道はヒルの巣窟と聞いています。
ヒルさえいなければ四季を通じて歩けるのに残念ですが、
今回は紅葉が見頃だったでしょうね。

向平尾根は取付きから稜線までの距離が短いだけに、P708の無名尾根より
等高線が混んでいそうですので、今度はP708から上がろうかと考えます。
カクレグラ近くに登り着くので入道ヶ原のピストンも含め好都合かなと
感じました。

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