伯耆大山1729m夏山登山道往復
- GPS
- 06:06
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 957m
- 下り
- 954m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 6:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この時期になると(11月〜4月)、天候次第だと思います。もし予想よりも早く天気が崩れて氷雨となっていたら冬山装備でなければかなり危なかったと思います。 |
その他周辺情報 | 参道沿いに日帰り入浴施設の豪円湯院あり。モンベルが南光河原駐車場から橋を渡ったところにあり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
靴
ザック
6本アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | サングラスケースを忘れたのでサングラスを置いていった。 |
感想
三ノ沢・ユートピア・夏山登山道で迷ったけれども積雪状況がさっぱりわからない
し晴れのち曇りで天気が崩れるのが早くなると心配なので夏山登山道に登ることにし
た。
仕事を終えて福山市から北上して中国道の東城インターから高速に乗り溝口インタ
ーで下りて南光河原駐車場へは21時に着いた。桝水高原あたりまで来ると路面がぬれ
ていたけども幸い氷点下ではなかったので凍結はなかった(早朝なら凍結していたか
も)。車は一台停まっているけど乗っていない様子。そのあと、ぽつぽつと車がやっ
てきた。
朝7時に起床して朝食をささっとすませてお湯を沸かして魔法瓶へ入れて7時25分
に出発した。天気は快晴。隠岐の島がよく見える。念のためワカンジキを積んできた
けど登山者が多いのでいらなさそうなので置いていった。
雪は全くない。地面は濡れていて登山道の階段の木が凍っていて不意に足を置くと
滑る。木々はさすがに落葉している。倒れかけて根っこが露出している木に「頭上注
意」の注意書きがありその先から残雪がちらほらでてきた。
真っ白な三鈷峰が見えてきた。五合目まで登ってくるとすっかり雪化粧となる。積
雪は2,3センチか。樹氷がでてきたけど霧氷なのか雪が着雪したのか?元谷分岐には
8時37分に着いた。元谷方面にも踏み跡がたくさんついている。5合目から6合目ま
では近いかなと思っていたけど意外ときつい。
8時55分に6合目避難小屋に着いた。小さな雪だるまが二つある。大山北壁はまっ
白。ただ逆光になっている。登山道の続く尾根には日が当たり樹氷がきれい。ここで
日が当たり始めた。西には三瓶山がくっきり見えその左には台形状の大万木山1216
mが見えている。先日登った鯛の巣山も見えているはずだけどよくわからない(カシ
ミールで確認すると大万木山のちょうど手前に見えるようだ)。ここで6本アイゼン
を装着した(結果的にはチェーンスパイクでもよかった)。
9時25分に草鳴社ケルンまで登ってきた。三角錐の大山の影がみえる。登って来た
尾根に日が上がり真っ白。ケルンから10分ほどで左が切れこんだ尾根上を歩くように
なった。そのおかげで北壁がよく見える。兎の足跡や小さな霧氷がかわいい。やがて
台地状のところまで来た。
ヘリがやってきて山頂あたりを飛んでいるので撮影しているのかと思いきや救助し
ている様子。登山者がみんな立ち止まっており問うと動けなくなった登山者がいて救
助が終わるまで待機するように指示があったとのこと。風はあまりないけど寒い。で
も温度計で確認すると0度はある。
5分ほど待機してヘリが引き上げ飛び去ったので再び登っていく。四国の山が霞の
上に頭を出しているのが見える。10月に来た時ほどはクッキリとは見えていない。
10時10分山頂に着いた。山頂からは真っ白な剣ヶ峰や槍が峰、通行禁止となった
烏ヶ山が見えている。風がありとても寒い。氷ノ山や後山、那岐山、小豆島・・など
がよく見える。
小屋へ向かう。入口の温度計は0度を指している。アイゼンを外して中へ入るが
人が多いのでカップ麺などを出して小屋の影で食べた。救助された人は外国のひとで
登山靴ではなかったらしい。
11時に下山を開始した。台地のところをすぎてアイゼンを装着した。だんだん日が
高くなり山の姿が変化していく。北壁にも日が射し込むようになってきた。ただスジ
雲がでてきて突風で地吹雪ができている。11時53分に七合目へ。意外と時間がかか
ってしまった。六合目避難小屋前でアイゼンを外して下りるがたくさんの人が登って
きていて圧雪されておりあまり早く下りられない。
四合目をすぎてしばらくするとすっかり雪がなくなり今までの雪景色がウソのよう
な山の雰囲気になった。大山寺との道標がありひょっとしたら近道ができるかもと思
いきや遠道になりそうなので戻ってすぐに南光河原との道標があり右へまがり駐車場
の奥の方へでてきた。そのまま元谷へ下りて谷を渡てモンベルの前を通って13時半に
駐車場へ戻った。
その後、車で三ノ沢へ寄り道。少し沢を登ると険しい峰々が見える。桝水まで戻り
地道を通り庄原から三次東まで高速を使って東広島まで帰った。晴れのち曇りの予報
なので天気が持つか心配だったけど今回はガスることなく久々の雪山ハイクを楽しめ
た。
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