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Yamareco

記録ID: 1018103
全員に公開
沢登り
氷ノ山

霧ヶ滝・赤滝(岸田川支流三倉谷)

2016年12月02日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:21
距離
5.6km
登り
516m
下り
520m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:25
休憩
0:52
合計
4:17
9:52
3
駐車地出発
9:55
9:55
60
霧ヶ滝渓谷入口
10:55
11:11
49
霧ヶ滝
12:00
12:36
93
赤滝
14:09
駐車地帰着
合計時間: 4時間21分
合計距離: 5.64km
累積標高(上り): 454m
累積標高(下り): 472m
天候 晴れ
駐車地気温5℃
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
兵庫県新温泉町、霧ヶ滝渓谷入口の上手
約200m地点に駐車。
広くなっており4~5台は駐車可能。
コース状況/
危険箇所等
■霧ヶ滝
霧ヶ滝までは約2,400m。
滝見道は整備されているが急傾斜箇所あり、
登山用装備は必須。

■赤滝
滝見道はほぼ消失しており、
ルートファインディング必要。
転滑落のおそれがあり、非常に危険なルート。
今回は沢登り装備一式携行。
赤滝滝壺への下降と残置ロープ箇所でロープを出した。

●この山域はツキノワグマの生息域です。
熊鈴などの備えがあったら良いでしょう。
霧ヶ滝渓谷入口。
「途中に難所が数か所あります」。
別の看板には「赤滝への道は崩落のため通行不能」とある。
2016年12月02日 09:55撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/2 9:55
霧ヶ滝渓谷入口。
「途中に難所が数か所あります」。
別の看板には「赤滝への道は崩落のため通行不能」とある。
取水施設があり、その整備道のようだ。
しばらく行くと登山道っぽくなる。
2016年12月02日 09:59撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/2 9:59
取水施設があり、その整備道のようだ。
しばらく行くと登山道っぽくなる。
「魚止めの滝」。
三倉谷はいつか遡行してみたい。
2016年12月02日 10:04撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/2 10:04
「魚止めの滝」。
三倉谷はいつか遡行してみたい。
傾いた鉄筋の橋。
その横に木橋が設置されている。
こういう所はあと数カ所あった。
新しい修復箇所もあり、よく手入れされている印象。
2016年12月02日 10:21撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/2 10:21
傾いた鉄筋の橋。
その横に木橋が設置されている。
こういう所はあと数カ所あった。
新しい修復箇所もあり、よく手入れされている印象。
「絹糸の滝」。
この日は非常に水量少なく、
か細い流れだった。
2016年12月02日 10:40撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/2 10:40
「絹糸の滝」。
この日は非常に水量少なく、
か細い流れだった。
霧ヶ滝が近付く。
左上に観えているが、
その大きさに思わず声が出る。
2016年12月02日 10:52撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/2 10:52
霧ヶ滝が近付く。
左上に観えているが、
その大きさに思わず声が出る。
「霧ヶ滝」。
落差70mと云われる。
ほぼ直瀑、滝壺は無い。
凄い迫力。
2016年12月02日 10:55撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
12/2 10:55
「霧ヶ滝」。
落差70mと云われる。
ほぼ直瀑、滝壺は無い。
凄い迫力。
滝横には柱状節理が観られる。
2016年12月02日 10:57撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/2 10:57
滝横には柱状節理が観られる。
滝下より眺める。
瀑風が吹付けめっちゃ寒い。
2016年12月02日 11:07撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
12/2 11:07
滝下より眺める。
瀑風が吹付けめっちゃ寒い。
ここで装備を整え、
赤滝へ向かう。
霧ヶ滝のすぐ下で合流している沢を登っていく。
最初は沢沿いを上がった。
2016年12月02日 11:11撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/2 11:11
ここで装備を整え、
赤滝へ向かう。
霧ヶ滝のすぐ下で合流している沢を登っていく。
最初は沢沿いを上がった。
「ふきだしの滝(赤滝噴水)」。
左岸を上がれそうだが、
落口へのトラバースが悪い気がして止める。
2016年12月02日 11:29撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/2 11:29
「ふきだしの滝(赤滝噴水)」。
左岸を上がれそうだが、
落口へのトラバースが悪い気がして止める。
ふきだしの滝の左岸に落ちているガレた沢を上がると
残置ロープがあった。
ここを上がるのだが脆い泥壁で緊張した。
帰りは木の根に支点を取ってロープで降りた。
更に崩落が進めば通れなくなるだろう。
2016年12月02日 11:34撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/2 11:34
ふきだしの滝の左岸に落ちているガレた沢を上がると
残置ロープがあった。
ここを上がるのだが脆い泥壁で緊張した。
帰りは木の根に支点を取ってロープで降りた。
更に崩落が進めば通れなくなるだろう。
残置ロープ箇所を上がると踏跡があった。
かなり急な杣道を上がって行く。
暫く行くと滝音が聞こえ始める。
2016年12月02日 11:48撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/2 11:48
残置ロープ箇所を上がると踏跡があった。
かなり急な杣道を上がって行く。
暫く行くと滝音が聞こえ始める。
「赤滝」。
65mと云われるが、
最上段を合わせると100mはあるのではと感じる。
素晴らしい眺めだ。
2016年12月02日 12:01撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
12/2 12:01
「赤滝」。
65mと云われるが、
最上段を合わせると100mはあるのではと感じる。
素晴らしい眺めだ。
杣道の終点の岩の下にあった。
「三倉谷(みつくらだん)・三の沢」と書いてある。
赤滝は五段滝とある。
2016年12月02日 11:59撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/2 11:59
杣道の終点の岩の下にあった。
「三倉谷(みつくらだん)・三の沢」と書いてある。
赤滝は五段滝とある。
杣道終点からロープを出し、
滝壺へ降りる。
正面は物凄い瀑風。
2016年12月02日 12:18撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/2 12:18
杣道終点からロープを出し、
滝壺へ降りる。
正面は物凄い瀑風。
横から眺める。
日が差して谷を照らす。
綺麗。
2016年12月02日 12:20撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
12/2 12:20
横から眺める。
日が差して谷を照らす。
綺麗。
帰路。
切れ落ちた深い谷だ。
天気は良いが、谷底には日が差さないので肌寒い。
2016年12月02日 12:57撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/2 12:57
帰路。
切れ落ちた深い谷だ。
天気は良いが、谷底には日が差さないので肌寒い。
帰りは昔の滝見道と思しきトレースを辿る。
意外にしっかりと残っていた。
歩く者がなければいずれは無くなってしまうだろう。
2016年12月02日 13:02撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 13:02
帰りは昔の滝見道と思しきトレースを辿る。
意外にしっかりと残っていた。
歩く者がなければいずれは無くなってしまうだろう。
駐車箇所に無事戻った。
良い滝見が出来た。
2016年12月02日 14:08撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 14:08
駐車箇所に無事戻った。
良い滝見が出来た。

感想

晴れの日を待って扇ノ山岸田川にかかる
「霧ヶ滝」と「赤滝」の滝見へ。

霧ヶ滝までは多少荒れた箇所はあるがよく整備されていて、
有志の方のご苦労を思った。
赤滝への道はほぼ無くなっていて、
ごく限られた人間だけが歩いているようだった。

どちらも素晴らしい滝だった。
アプローチは長く、特に赤滝へはかなり険しい道程だが、
一見の価値があるように思う。



これらの滝がかかる三倉谷は沢登りの対象となっているようだ。
盛夏にまた訪れてみたい。

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コメント

赤滝
初めて見せてもらいました
存在は知っていましたが今は道が消失したと聞いていました。
私などの踏み込める領域ではないようですね。
写真で見られたのでよしとします。
ありがとうございました
2016/12/3 23:30
Re: 赤滝
赤滝に行かれたレポは他にもあって、それを参照させて頂きましたが、
おそらくその時点よりも更に難しいアプローチになっていると思われます。
滝見道の整備、素晴らしい滝なので出来るならばお願いしたいところです。
2016/12/4 1:53
プロフィール画像
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