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Yamareco

記録ID: 1020076
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講習/トレーニング
関東

御岩山アイゼントレと「ヒトココ」性能検証

2016年12月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
hnhn その他7人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
05:42
距離
3.7km
登り
274m
下り
266m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:51
休憩
3:41
合計
6:32
9:46
31
スタート地点
16:18
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
アプローチの御岩山の山頂間での道のりは微妙に湿っており、今シーズン初の冬用シューズの硬いソールで歩きにくかったような。二日酔いにより悪い汗をどっさりかきながらのアプローチでした。
二日酔いで寝てたい気分に負けずに独りでアプローチの道へ。濡れた舗装路が硬いソールで少々滑る。
2016年12月04日 09:50撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/4 9:50
二日酔いで寝てたい気分に負けずに独りでアプローチの道へ。濡れた舗装路が硬いソールで少々滑る。
曲がるところ。
2016年12月04日 09:54撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/4 9:54
曲がるところ。
山道だ。
2016年12月04日 09:54撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/4 9:54
山道だ。
草がたまってさらに滑る。
2016年12月04日 10:04撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/4 10:04
草がたまってさらに滑る。
御岩山山頂から、岩場へ下る。先行メンバーに追いつけたみたい。ハーネス&ギア装着して、先行メンバーが取り付けてくれたロープで懸垂下降。
2016年12月04日 10:20撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/4 10:20
御岩山山頂から、岩場へ下る。先行メンバーに追いつけたみたい。ハーネス&ギア装着して、先行メンバーが取り付けてくれたロープで懸垂下降。
今日はアイゼントレーニング。夏にアプローチシューズに付けるため購入しながら一度も使っていないグリベルG12ニュークラシックを初使用。
2016年12月04日 10:44撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/4 10:44
今日はアイゼントレーニング。夏にアプローチシューズに付けるため購入しながら一度も使っていないグリベルG12ニュークラシックを初使用。
正面壁で練習開始。爪1本で立つのって怖いよー。
2016年12月04日 10:46撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/4 10:46
正面壁で練習開始。爪1本で立つのって怖いよー。
エイト環で確保するメンバー。
2016年12月04日 12:53撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/4 12:53
エイト環で確保するメンバー。
正面壁を何本か登ったあと、隣の「将棋の駒」もトライしました。しょっぱかったけど、大騒ぎしながらもなんとかノーテンで登ったった。
2016年12月04日 13:20撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/4 13:20
正面壁を何本か登ったあと、隣の「将棋の駒」もトライしました。しょっぱかったけど、大騒ぎしながらもなんとかノーテンで登ったった。
将棋の駒の直登ルートは相当困難そう。私はトライもせず。
2016年12月04日 14:15撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/4 14:15
将棋の駒の直登ルートは相当困難そう。私はトライもせず。
下山は下から。
2016年12月04日 15:00撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/4 15:00
下山は下から。
ちなみに本日は、「ヒトココ」の性能実験も実施。性能は・・・むーん、遭難者探索には少々厳しいかも。
2016年12月04日 15:24撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
12/4 15:24
ちなみに本日は、「ヒトココ」の性能実験も実施。性能は・・・むーん、遭難者探索には少々厳しいかも。

感想

岩場でのアイゼントレーニング。私はアイゼン岩登りは初めての経験でした。

最初はアイゼン爪でホールド乗るのが怖くてヒーヒー言っていたけど、慣れてくるとそのメリットもわかって参りました。実は細かいホールドに乗りやすい、という。
そして多数の学び。足探りで乗り場を探すことはリスクが高すぎるので、きちんと「ここに乗る」と探し、爪が乗っているかどうかをしっかり見て確かめてから登る必要がある。この姿勢って、クライミングシューズでの登りでも同じなんだけど、普段はついついおろそかになりがちで。なので逆に、アイゼントレを重ねることで、普段のクライミングの登り方も矯正できそうな予感を感じました。がんばろう。

本日、メインで使ったのは、初使用の「グリベルG12ニュークラシック」。前も後ろも紐締めの代物です。夏に、アプローチシューズでも装着できる様に購入したのですが(剱の八ツ峰に行く際)、結果的にそのときは軽アイゼン持って行って(後悔)、使わないままとなってしまっていたものです。もともと、縦走用のシモンのカイマンの10本アイゼンしか持っていなかったので、この度、役に立ってよかった!
そして、モノポイント縦爪も試してみたいってことで、大先輩からペツルのリンクスのワンタッチ式のもお借りしてみました。靴にワンタッチ式が装着できるかどうかのテストでもありました。結果、靴にはばっちり合わせられたし、モノポイントの良さ悪さもなんとなくわかりました。良い点は、1本爪で乗る時に、真ん中にあるのでバランスが取りやすい気がすること。悪い点は、1本爪で立ったときに、くるくる回る感じで安定感がないこと。やはり1本爪は氷を登るときが良さそうです。
ちなみにボーナス出たことだし、リンクス買っちゃおうかナー、と衝動がむくむくと湧いてきて困ってしまいます。

そして、本日のイベントその2は、「ヒトココ」の性能チェックでした。遭難対策のための「ヒトココ」、会でも何人か子機を持っている人がおります。私もソロが多いので持ってます。そこで、実際に遭難、道迷いしたときに、果たして親機で探索が可能なのだろうか?という実験を行いました。
今回、参加メンバーの中の1名が、足をくじいてからまだリハビリ中てことで、御岩神社ハイキングをすることになっていました。そのメンバーに子機を持って歩いてもらい、岩場からどの程度の距離ならサーチが可能かを試した次第です。トランシーバーで連絡可能な状態にしておき、サーチができたら居場所を確認して距離感を把握することにしました。
結果は・・・かなり厳しいものでありました。
サーチをかけても、「近くにいません」というメッセージばかり。ようやくサーチできても「遠くにいます」と表示され、居場所の方角もよくわからないまま。実際に場所をしっかりキャッチできたのは、300m程度の距離になってからでした。
300mか。ヘリコプターで空から探索した場合は、遮蔽物もないのでうまいことその距離感でも有効なのでしょうが、実際に山の中を歩きながら探索した場合、滑落や道迷いをして居場所が不明な人をきちんと発見できるかどうかは、かなり怪しいのではないか、という結論に達しました。
来週、実際に某所で遭難役と探索役に分かれて道迷い探索実験をする予定なのですが、果たしてどうなることやら。

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コメント

ヒトココ!
お疲れさまでした。
結局、誰のレポートを拝見しても性能的に厳しいと、穏やかな?表現をしているが、要は使えないと言う事です。本気で安全を願い普及させたいならば思い切って原価?に近い(自分の職務上の経験ではこの手のものは100円でお釣りがくる)価格でだすべきで、セットで数万円などと言う価格は紹介者(ガイド、山岳会、山岳関係各種団体等)の高額の
マージンが乗っているからです。素人でもこんなオモチャのようなモノがこの値段はオカシイ?と分かるでしょう。電波法に引っかからずなんの資格も申請、許可も要らないと言う事は電界強度もはぼ無い?と言う事です。人体の下敷きになったり、雪に10cm埋まっただけでも、もともと弱い電界強度が減衰されほぼ感知出来なくなります。
これが悪いと言っているのではありません。何も対策をしないよりマシですが、安全とうたっておいてのビジネスが良くないと言っているのですが、、、、あまりにハッキリ物を言うとうとまれる?のが日本の古き悪しき山岳会ですから、、、、、
2019/4/9 12:53
Re: ヒトココ!
そですね。
しかし、上州武尊でココヘリ必携?レンタル1000円?へー、と思いました。
2019/4/11 7:41
プロフィール画像
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