観音峰 《観音峰登山口〜洞川温泉》
- GPS
- 05:20
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 808m
- 下り
- 712m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
・観音峰登山口にトイレ、無料駐車場有(10〜15台位可)。 ・下山時母公堂前に駐車場有あり(有料500円、10台位可)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・道の状況-問題なし。 ・登山口に登山ポストあり。 |
その他周辺情報 | ・登山後の温泉-洞川温泉、入湯料600円。 |
写真
感想
冬山の山登りに毎年のように来ている大峰の山、稲村ケ岳。
その山脈に連なる観音峰に4年振りにやってきました。
その時は雪山で雪景色が最高だったのを記憶しています。
誰でもが比較的に簡単に登れる冬山です。
今回は月1回の定例のバスハイクで今年初めての雪山を期待しての山行でした。
人数も20人近くで高齢者がほとんどですので無理のない山登りとなります。
出発にしては少し遅い7:30にJR高槻駅をバスで出発します。
曇り空、今年一番の冷え込みの朝でした。
大阪から奈良県へ、そして目的地の天川村に向かいます。例年なら天川村川合付近になると景色が一変し、真っ白な銀世界が拡がっているのですが今回は、その一片の兆候さえ見られません。アイゼンは用意するものの雪景色や樹氷は期待できません。
大阪から約2.5時間、10:00に観音峰登山口に到着します。
10:10登山口のみたらい渓谷に架かる橋を渡ります。
暫くの間、杉の植林帯の急坂のジグザグ道を登ります。
11:00東屋の休憩所に到着し、短い休憩をとります。
ここから次の観音峰展望台を目指します。道は岩道、急坂の登山道になり、樹林帯は針葉樹から広葉樹の自然林に変わっていきます。
樹々の葉は枯れて、山道は厚い落ち葉に埋もれています。そして次第に無色の明るい登山道に変化している。
突然、前方に萱が拡がり観音峰展望台の石碑が目に飛び込んできます。
11:30観音峰展望台に到着します。
展望台は一面の萱に覆われ、この空間だけ風もなく空気が暖かい。
ここで昼食をとり休憩することにした。
空は厚い雲に覆われ視界が悪い。東にバリゴヤの頭、北東に雲のかかった稲村ケ岳が見えるだけで大峰奥駈の山脈は望むことはできませんでした。
11:50展望台を出発する。
少し歩き始めると一瞬、空が明るくなり山間を覆う霧が上がり始めて雪の稲村ケ岳の中腹が見えてきた。雲の下には真っ白な美しい雪景色の世界が拡がっているようだ。
12:20観音峰に到着する。
狭い樹林に覆われた山頂です。時々霙混じりの小雨が降ったり止んだり、時間の経過とともに温度は下がっているようだ。マイナス2度です。
身体がどんどん冷えてくるので記念撮影を済ませ早速、山頂を後にする。
山頂から三塚そして法力峠を目指す。
13:00三塚に到着する。
標高1380m地点で霧氷が見られる。まだ美しいとは言えないが霧氷に会えてうれしい気分だ。暫く進むと法力峠まで下りの急坂が続く。
13:50法力峠に到着する。
峠の分岐点、東に進むと稲村ケ岳、西の母公堂を目指す。1時間近く美しく整備された杉林の山道をひたすら下る。途中で出会った稲村からの下山者にきれいな雪景色だったと聞かされる。少し羨ましい気持ちだ。
14:40無事に母公堂に到着する。
15時近くになると外気温は急速に下がっていく。洞川温泉の湯に浸かると全身が痺れるが、次第に快感に変わり体の芯まで温まりホッとする。
19:00JR高槻駅に到着。
何の事故もなく山行が終わる。
次回の雪山を楽しみに。
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