兜山 → 棚山 → 大蔵経寺山
- GPS
- 07:46
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,714m
- 下り
- 1,735m
コースタイム
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 7:45
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪、氷なし 危険箇所なし コースについては、写真と感想に記載。 |
写真
感想
中央線で、甲府駅から東京方面に3つ目の駅が春日居町駅で、今回はここが出発地点です。この駅から北に見える兜山に登り、棚山に寄って、それから大蔵経寺山を降りて、石和温泉駅に至るコースを歩きました。低山ではありますが、距離は結構長いです。
春日居町駅を降りると北に兜山が見えます。しかし、この季節、木々が冬枯れで、山の斜面が茶色となっていて見栄えは今ひとつでした。
駅からしばらくは普通道路を歩きます。(登山口までの道標はあったようですが、それに従って歩くと、道路の歩きが長いと山渓社の分県登山ガイドに書かれていたため、予め調べた道を歩きました。詳細は写真を参照してください)
兜山へは ”岩場を経て山頂” と書かれたコースを登りましたが、岩場というものの岩の間を縫うように歩くだけで岩登りそのものはありませんでした。
この日は快晴で、兜山の頂上近くになると、御坂山塊の上に突き出た雪の富士山が大きく見え、とても綺麗でした。
兜山は、三角点と山名標柱が、最高点でなく、少し低い所にあります。ここからほぼ北に向かい、ひたすら稜線を歩きます。"トラッキングコース"と、手書きの標識が
あります。ここの登山道には、これ以外の道標はありませんが、赤テープはたくさんあり、道もしっかりしていて迷うところはありませんでした。
このトレッキングコース、棚山への分岐点となる神峰(カンポウと読むようです)に着くまで、思った以上にアップダウンがあり、右手に棚山と思われる山は見えるのになかなか近づかず、予想以上に疲れました。
神峰で東向きに方向を変え、しばらく歩くと棚山に着きます。棚山への最後の斜面は結構急坂です。途中にロープが張ってあり、登山道を示しているのかと思いましたが、ロープは下りのスリップ防止のために張られたのだと後で解りました(急で滑りやすいのです)。
棚山まで、兜山山頂で単独登山者一人と、神峰付近で御夫婦の登山者の計3人に会っただけでしたが、棚山の山頂に着いて見ると20人ほどの人達が居たのには驚きました。棚山はそんなに人気のある山なのかと、一瞬思いましたが、聞いてみるとこの人たちはみんな一つの団体の人達で、下山の声が掛かったら、たちまち誰もいなくなりました。棚山山頂では、時折冷たい強風が吹きつけていました。東に大菩薩嶺、西に南アルプスが綺麗に見え、また眼下には甲府盆地の街並みが見られ、なかなか展望は良かったです。
棚山の山頂で20分ほどの休憩を取った後、棚山をあとににしました。これがほぼ12時頃でした。一旦神峰にまで戻り、そのまま真っ直ぐに進みます。
分岐点に出て、道標がでました。自分中では棚山の後は、<岩堂峠><大蔵経寺山>という2つのキーワードしか頭になく、ここの標識にこの二つの名前がなかったのには、少し焦りました。事前の下調べ不足でした。地図などをみて、道標の「深草観音・兜山」の方向に進みました。
この登山道を歩いて下って行くと作業道に当たりましたので、そのまま作業道を歩いて行ったところ、最後に「作業道」の掲示があるチェーンが張ってある所に出ました。ここは登山道と合流する場所で、簡単な案内の紙が貼られていて、ここから岩堂峠へ行くには作業道の横にほぼ並行する登山道を一旦来た方向に戻るように書いてあります。案内どおり登山道を戻ると間も無く、岩堂峠への分岐点がありました。この登山道は今まで歩いてきた作業道とほぼ並行していますので、一番始めに作業道に降りたところでもう少し下の登山道を探してそちらに降りていれば、こんなややこしいことをしなくても良かったのではないかと思いました。(最初に作業道に降りた時点で安心してしまい、そのまま続く登山道があると考えもしませんでした)下調べ不足です。
岩堂峠に着くと、また道標がありますが、ここでも<大蔵経寺山>の文字はありません。岩堂峠に設置されているハイキング案内図から、「大岩園地」の方向へ進みました。岩堂峠 → 鞍掛峠 → 鹿穴 の登山道は、トラパース気味の道が続きます。鹿穴の分岐に来て道標に「大蔵経寺山」の文字が初めて出てきました。
鹿穴から大蔵経寺山へは、明るい尾根を歩きますが、疲れているのかアップダウンが結構こたえました。大蔵経寺山への尾根歩きで、一ヶ所左にほぼ直角に曲がるところがあります。注意して見ていればすぐわかりますが、ここを間違わないようにしてください。
そうして、段々山の端に近づいてきた雰囲気になり、ようやく大蔵経寺山の山梨百名山の山頂標柱と三角点がある所にきました。でも、ここは最高点から少し下ったところで、山頂というより山腹といった所で、変な感じでした。展望もありませんでしたので、写真を撮って休むこともなく下山しました。
その後は本当の下山となります。登山道を降りていくと、林道にあたり、その林道を下って行くと、山の麓に立派な大蔵経寺がありました。後はそこに見える石和温泉駅まで行き、長かった山行も無事終了となりました。
石和温泉駅に着く頃には、周りが茜色に染まり始めたころでした。
石和温泉駅の前には、足湯がありましたが、残念ながら時間がないため、見ただけで終わりました。ここでゆっくりしたらさぞ気持ち良かっただろうと思います。
この感想文を読まれ方、ここに道順を書き残しておこうとしたため、面白くない文になってすいませんでした。
今後同じコースを歩かれる方に少しでも参考になれば幸いです。
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