神ってる! 白山
- GPS
- --:--
- 距離
- 42.7km
- 登り
- 2,433m
- 下り
- 2,424m
コースタイム
- 山行
- 11:44
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 13:29
0.45 680m 百万貫過ぎ チャリデポ6km
1.52 830m 市ノ瀬
3.46 1240m 別当出合 50分待ち
5.14 1500m 中飯場
6.54 1970m 甚ノ助ヒュッテ
8.10 2240m エコーライン合流
8.54 2437m 室堂
9.46 2702m 白山山頂
10.12 2702m 白山山頂発
10.33 1970m 甚ノ助ヒュッテ
11.04 1500m 中飯場
11.16 1240m 別当出合
12.22 830m 市ノ瀬
13.30 510m 白峰ゲート
天候 | 快晴無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白峰ゲートからカチカチ凍結道路 チャリはゲートから6km百万貫過ぎでデポ チャリが使えるのは半分 残り10kmは歩くが雪切れは多い |
その他周辺情報 | 杉ノ子温泉 |
写真
感想
今日はまさに 神ってる!白山 であった。夜10時過ぎに自宅を出て白峰に向かう.深夜0時白峰ゲート発と約束してある.夜11時過ぎに着いてボチボチ準備をする.11時半に大魔人が到着.スズケンは中々現れない.僕たちはもうゲートでスタンバイしている.10分前にスズケン到着.気合い山行ではフライングスタートが当たり前、もう寒いので深夜0時少し前にチャリスタートといきたいがゲートから凍結と雪でチャリ押しのスタートとなった.
果たしてチャリはただのお荷物か?とにかくずっと押していくが最初の隊道でやっとチャリに乗れた.しかししばらくでまた凍結と雪、乗ったり押したりを繰り返しながら百万貫過ぎゲートから6kmでチャリは放棄した.スズケンとも合流、スズケン今日は持ってるな!
別当出合まで残り10km以上歩かなければならない.暗い!カチカチ林道をスキーで歩くが雪が途切れる箇所も多くてその都度持ち歩きが難儀この上ない.2時間かけて市ノ瀬に着いて大休止.橋を渡るとまた雪が切れた.その先で九十九折林道がカット出来るか薮に入る.林道に出ると最後尾のスズケンの片方のストックの先っぽが無くなっていた.ストックついて歩いているのにどうして分からないかな?気合い抜けてるんじゃない.いじられるスズケン。距離にしてわずか50mのショートカット、どう歩いたか思い出して探してらっしゃい、ゆっくり歩いているから、先っぽでは若い頃から痛い目に会っているからと意味深な言葉を残してスズケン先っぽを探しにいく.
ゆっくり歩いて振り返るとスズケンのライトが見えた.良かった見つかったようだ.先を急ぐ大魔人を制してマッタリ歩いてスズケンと合流するつもり,長い直線で振り返るもスズケンは見えない.寝不足でまたゾンビになっているんだよ、寒いから別当出合で休憩して待っていよう.4時間弱でようやく別当出合着.大休止してスズケンを待つが一向に現れない.寒い,凍えそうだ.グルグル歩いてスズケンを待つ、30分待っても40分待っても来ない.いくらゾンビでもおかしい,でも何かあれば携帯して来るはずだろう.さすがに50分待って切れてスズケンに携帯した.
やあー先っぽ見つからなくて敗退して今白峰ゲートに来ました.マジか!俺たちは50分も心配して寒さに耐えて待っていたのにどうして携帯してくれないのと言いたかったが、これは神対応、大変だったね、自宅に帰ってゆっくり休んで下さい,帰りに僕たちが探すから。後続が一人いるよとスズケンが教えてくれた.
気を取り直して大魔人と二人で一本橋を渡る.石畳を登る途中、別当に後続のライトが見えた.一体誰だろう.なにわ君か?一本橋を渡ると雪は多く、スキーでガシガシ登れた.スズケンを1時間近く待ったため僕の筋肉は縮こまり、おまけに緊張の糸が切れ猛烈な睡魔に襲われた.自分がゾンビになってしまい歩いては立ち止まりウトウトすして一向に足が出なくなった.大魔人はドンドン先をいくが僕はゾンビペースで行く.別当から二時間かけてようやく甚ノ助に着いた.
甚ノ助から上はもうどこでも歩けるくらい雪は多かった.今日はエコーラインで白山を目指す.カチカチ斜面を登って行く.帰りの滑りもかなりテクニックが無いと無理だろう.エコーラインに合流して振り返るも後続は見えなかった.エコーラインからは白山がドーーン.素晴らしい純白の白山で神々しい。まさに神ってる!弥陀が原ももう飛行場だった.室堂に着くと更に白山が神っていた。
雪は多くて斜度も緩やかで問題なく御前峰奥社に着いた。山頂は快晴無風、12月下旬でこの状況、まさに神ってる。素手でライン写真送りまくりだった.後続は一切見えない.敗退か?山頂からガンガン滑ってあっという間に室堂,更にエコーラインから甚ノ助に滑り込んだ.後続のトレースは黒ボコ方面に向かっていた.
甚ノ助から下はカチカチの1m幅の登山道の滑りとなる.かなり厳しいが僕たちは問題ない.覗き下で崖斜面にエントリーしてそのまま林道に合流.中飯場からも登山道を飛ばして別当出合に到着.一本橋を渡って大休止、ここからは林道ボブスレー、所々板を脱ぎ難儀してチャリデポに着いた.チャリにまたがるも凍結道路で転ける事多数.折れている肋骨にダメージを与えない様に慎重にチャリ押しを兼ねて無事白峰に到着.
やはり今日もスズケンは持っていた.GPS、カメラ、水筒、先っぽ何でも落としてしまうまさに落とし物名人だ.しかし 神ってる白山に会えて今日は大満足でした.
YSHRさん こんにちは
昨日の白山の後続の者です。当初一人で頑張ると意気込んでいたのですが、ゲートで先生方がいらっしゃるとわかったら自転車デポ地点やトレースに甘えてしまいました。しかし一人だと早々に自転車デポしたり、無駄な動きで時間切れ敗退だったと思います。いろいろ勉強になり技術を磨かなければと思いました。ありがとうございます。
無事登頂帰宅されて良かったです.先日のなにわ君といえこの時期単独で挑戦する若者が最近増えて少し嬉しいです.山スキーは体力3割、技術3割、気力4割のバランスが大切でだからこそ自分もいまだに第一線に立てています.
同世代はもう大半が引退したか、低山で頑張っている様です.若い人に”カビってる”なんて言われない様にOjisanももうしばらく頑張ります..
やる気があればいつでも一声かけて頂ければ同行も構いません.さぶもパクも始めはまともなスキーすら出来ない様なレベルでしたが、今は立派な一軍に育ちつつあります.
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する