小別沢内院半周〜中央区・西区 区界尾根スキー縦走〈盤渓川・左股川右岸 P.298, P.319他〉
- GPS
- 04:41
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 515m
- 下り
- 521m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
今日は、かねてからの懸案である中央区・西区の区界尾根へ。
まず奥三角山東尾根の末端でスキーを履き、小別沢トンネルの上を越える。トンネルの上では奥三角山へ登る単独行者2人に会う。ここからは小別沢に滑り込むが、雪がガリガリで思うにまかせない。
旧トンネルの出口付近にあった家の跡にある店のそばを通り、自然歩道に合流し、下でスキーを脱いで車道を福井えん堤の方へ。先日下見した尾根の取り付きを目指す。
介護老人保健施設ぴあケアさくらのそばから、スキーを履いて尾根に上がる。
上がったところから北側を見下ろすと、福井えん堤とその畔の公園が見える。
ここから尾根を南へ、まずはP.298を目指して登っていく。この尾根はかなり細く、左股川に面した右(西)側の斜面は切れ落ちている。
左には奥三角山が、右には五天山、手稲山が見える。雪はクラストしているが、摩擦係数が高く、順調に高度を稼いでいく(といっても、やたらと写真を撮りながらなので、思うようにスピードは上がらない)。
しかし、やがて倒木が多くなって(みんな左(東)側に倒れている)、尾根上を通るのは難しくなってくる。仕方なく、左(東)側の斜面の尾根の少し下を巻くが、こういったところは雪崩れていたり、雪がぐざぐさに腐っていたりする。今日は、斜面の向き等、様々な条件の違いによって、様々に異なる雪質に悩まされることになった。
尾根上の雪が風で雪庇というかナイフリッジ状になった所があるが、ここは割と歩きやすい。ほどなくP.298に着く。下に盤渓川右岸の採石場が見える。ここから進路は直角に左へ。尾根を一旦降り、採石場の横の尾根を登らなければならない。このルートの一番の難所だとは思っていたが、ここから見ると、尾根のすぐ脇まで採石場が迫っていてちょっと恐ろしげ。
P.298の降りは数十メートルあるが、革靴であることと雪質を考え、シールをつけたまま滑る。コルからの登りは、上から見るよりはかなり緩く、採石場もこちらからは見えないので、さして気にならない。振り返ると、P.298が大きくそそり立ち、その左奥に手稲山が見える。上に出ると、尾根の端まで行って採石場を見下ろすが、落ちたらまずいので、おっかなびっくり。
右に採石場を見下ろす稜線上は、ところどころ倒木があるもの、割とフラットで歩きやすい。既に16時を過ぎ、さすがに暗くなってきた。左には奥三角山が見る方角によって刻々と姿を変えながら見え続けている。
やがて正面右手の木の間にP.319が見え、右手に下っていく盤渓川の支流の源頭部となる。なかなか気持ちのいいところ、ここも緩斜面ではあるが、雪質さえ良ければ滑り下っても楽しかろう。
主稜線から外れているP.319を往復。それなりに頂上らしい雰囲気。木の間から、ばんけいスキー場の全域が見渡せる。
さて、ここから小別沢〜盤渓道の峠までは、傾斜は緩いが標高差70mほどの下り。シールを剥がして滑る。途中、開けたところなどもあるが、うまくは滑れない。
峠からP.310へ向かっての登りは、段々急になる。かなり暗くなり、ばんけいスキー場に灯りが点っているのが見える。奥三角山まで行くつもりだったが、ちょっと厳しそう。しかし、南峰(P.320)までは行かなくては。
P.310の頂稜に上がり、これを西から東へ。そこから北の奥三角山南峰へ向かって、一旦2,30m下る。このあたりで、右の「大乗院お寺前」のバス停の方から沢沿いに登ってきた(あるいは下った)トレースがあった。
南峰の頂上まで登ると、シールを剥がし、東の尾根を少し下って北東の沢へ。急な上に雪はガリガリで、ほとんど横滑りのみで下っていく。この沢は下ったことがあってつまらないので、途中から、奥三角山中央峰(P.310)の東尾根を乗越して一本北の沢を下ることにする。この尾根には、かなり大人数のトレースがあった。ちょっとビックリ。車道に出るところを勘違いしてちょっと右往左往したが、何とか降り、家路についた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する