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記録ID: 1043445
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ハイキング
奥多摩・高尾

笹尾根/丸山・土俵岳

2017年01月07日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.9km
登り
847m
下り
851m

コースタイム

出発8:05−802m峰9:00〜9:30−大羽根山10:15〜10:50−笹尾根11:20−笛吹峠11:50−丸山12:10〜12:55−小ゆずり峠13:15−土俵岳13:50〜14:25−870m峰14:55−林道15:20〜15:45−秋川畔16:15−都道16:25―ゴール16:55
天候 無風快晴
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
五日市から檜原街道(都道206号)で人里へ。笛吹入口バス停の400m程先、「老人福祉施設 桧原苑」の看板で左折。桧原苑(休業中?)を過ぎた直後、小沢を渡った先に小さな空き地があったので、ここに駐車。
コース状況/
危険箇所等
駐車地の直ぐ前から東尾根を辿って大羽根山へ登る。登山道は無いが、獣道や微かな踏跡を使えばよい。藪漕ぎは不要。道標は無いが、途中からテープが散見される。
大羽根山から笹尾根合流点まで、さらに笹尾根を土俵岳までは快適な登山道が続き、随所に道標が設置されている。
土俵岳から人里に向かって北尾根を降りる。下降点からしばらくは踏跡もテープも無いが、尾根筋を忠実に辿れば良い。藪漕ぎは不要。870m峰の南側鞍部で、日原峠から降りて来る踏跡と合流し、後はこれを辿れば良い。ほぼ地形図の破線通りであり、昔の峠道、といった感じ。しかし、あまり手入れされていないようで、特に林道を横切った先の道は荒れている。
秋川の畔まで降りると、橋が流されていたが、飛び石伝いに渡れた。後は都道を2km程歩いてゴール。
全ルートに渡って危険個所はない。
大羽根山東尾根の取付き。写真の右下から左上に向かって獣道が見えるが、これを登る
2017年01月07日 08:07撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 8:07
大羽根山東尾根の取付き。写真の右下から左上に向かって獣道が見えるが、これを登る
取付きから少し登って振り返ると、直ぐ下に愛車が見えた
2017年01月07日 08:09撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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1/7 8:09
取付きから少し登って振り返ると、直ぐ下に愛車が見えた
急斜面だが、斜上する獣道があるのでこれを辿る
2017年01月07日 08:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 8:12
急斜面だが、斜上する獣道があるのでこれを辿る
広大な杉林の中、急登が続く。獣道を拾いながら登って行く
2017年01月07日 08:31撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 8:31
広大な杉林の中、急登が続く。獣道を拾いながら登って行く
途中から踏跡が現れた。林業用の作業道か
2017年01月07日 08:37撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 8:37
途中から踏跡が現れた。林業用の作業道か
802m峰に着いた。初めて赤テープを見た。この先、雑木林の緩やかな尾根が続く
2017年01月07日 09:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 9:01
802m峰に着いた。初めて赤テープを見た。この先、雑木林の緩やかな尾根が続く
再び杉林となるが、さらにその上では雑木を切り倒していた。新たに植林するのかしら
2017年01月07日 10:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 10:02
再び杉林となるが、さらにその上では雑木を切り倒していた。新たに植林するのかしら
大羽根山の頂上直前で、木の間から鷹ノ巣山と、これに続く石尾根が望めた
2017年01月07日 10:16撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 10:16
大羽根山の頂上直前で、木の間から鷹ノ巣山と、これに続く石尾根が望めた
大羽根山の頂上。山名柱やベンチがある
2017年01月07日 10:18撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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大羽根山の頂上。山名柱やベンチがある
周囲の山々の案内板まであった。御前山が良く見える
2017年01月07日 10:18撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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周囲の山々の案内板まであった。御前山が良く見える
大岳山。ここから見ると、馬頭刈尾根の一つの突起、といった感じだ
2017年01月07日 10:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 10:34
大岳山。ここから見ると、馬頭刈尾根の一つの突起、といった感じだ
さすがに三頭山は立派だ。左の大沢山を前衛に従えて
2017年01月07日 10:38撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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1/7 10:38
さすがに三頭山は立派だ。左の大沢山を前衛に従えて
ここから笹尾根に向かう。既に標高1000m程まで登っているので、なだらかに上って行く
2017年01月07日 10:52撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 10:52
ここから笹尾根に向かう。既に標高1000m程まで登っているので、なだらかに上って行く
このルート独特の案内板が何カ所かに立っていた。達筆過ぎてよく判読できない
2017年01月07日 10:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 10:53
このルート独特の案内板が何カ所かに立っていた。達筆過ぎてよく判読できない
落ち葉が敷き詰められた緩やかな斜面。気持ちよい
2017年01月07日 10:55撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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1/7 10:55
落ち葉が敷き詰められた緩やかな斜面。気持ちよい
笹尾根に出た。登山地図には大羽根山へのルートが載っていないが、現地では案内が示されているし、道も明瞭だった
2017年01月07日 11:22撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 11:22
笹尾根に出た。登山地図には大羽根山へのルートが載っていないが、現地では案内が示されているし、道も明瞭だった
笹尾根を南下する。名前の通りササがお出迎え。膝下程度なので歩くにも支障はないし、視界も遮られない
2017年01月07日 11:25撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 11:25
笹尾根を南下する。名前の通りササがお出迎え。膝下程度なので歩くにも支障はないし、視界も遮られない
寒気団が来ているので今日は寒い。霜柱が解けない
2017年01月07日 11:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 11:35
寒気団が来ているので今日は寒い。霜柱が解けない
桧林の中の気持ち良い道を歩く
2017年01月07日 11:36撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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桧林の中の気持ち良い道を歩く
笛吹峠の道標。柱に峠の名前を手書きしてあった。他では峠名を彫ってあったのに、なぜここだけ省いたの?
2017年01月07日 11:51撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 11:51
笛吹峠の道標。柱に峠の名前を手書きしてあった。他では峠名を彫ってあったのに、なぜここだけ省いたの?
丸山の頂上に着いた。山名の標柱と1098mの三角点
2017年01月07日 12:11撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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丸山の頂上に着いた。山名の標柱と1098mの三角点
さらに南下、土俵岳に向かって落ち葉を掻き分けて進む
2017年01月07日 13:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 13:01
さらに南下、土俵岳に向かって落ち葉を掻き分けて進む
南西側、権現山の尾根の上に、富士山が顔を出していた
2017年01月07日 13:04撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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1/7 13:04
南西側、権現山の尾根の上に、富士山が顔を出していた
すっかり葉が落ちた明るい尾根道をのんびり歩く。散歩気分だ
2017年01月07日 13:44撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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1/7 13:44
すっかり葉が落ちた明るい尾根道をのんびり歩く。散歩気分だ
土俵岳に着いた
2017年01月07日 13:51撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 13:51
土俵岳に着いた
この頂上は北側が伐採されていて、御前山から大岳山の山並みが良く見える
2017年01月07日 14:23撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 14:23
この頂上は北側が伐採されていて、御前山から大岳山の山並みが良く見える
日原峠へ下る登山道と分かれて北尾根を降りる。分岐点には道標も赤テープも無いし、踏跡すら無い。地形図頼り
2017年01月07日 14:29撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 14:29
日原峠へ下る登山道と分かれて北尾根を降りる。分岐点には道標も赤テープも無いし、踏跡すら無い。地形図頼り
植林帯の際を降りる。降り始めは尾根筋を読みにくかったが、ここらまで降りると尾根らしくなる
2017年01月07日 14:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 14:32
植林帯の際を降りる。降り始めは尾根筋を読みにくかったが、ここらまで降りると尾根らしくなる
870m峰の南側鞍部の少し手前で、木材運搬の索道が動いていた。谷越しに三頭山が良く見える
2017年01月07日 14:46撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 14:46
870m峰の南側鞍部の少し手前で、木材運搬の索道が動いていた。谷越しに三頭山が良く見える
870m峰南側鞍部で、日原峠から降りて来る道に出た。後はこれを辿れば良い
2017年01月07日 14:48撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 14:48
870m峰南側鞍部で、日原峠から降りて来る道に出た。後はこれを辿れば良い
この北尾根ルートで唯一の道標だが、倒れている。手前の赤テープは境界杭の埋設地点を示すためで、登山用ではない。しばしばこれに惑わされる
2017年01月07日 15:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 15:03
この北尾根ルートで唯一の道標だが、倒れている。手前の赤テープは境界杭の埋設地点を示すためで、登山用ではない。しばしばこれに惑わされる
このルートは昔の峠道なのか、溝状にえぐられた明瞭な道が続く。落ち葉の絨毯が気持ち良い
2017年01月07日 15:19撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 15:19
このルートは昔の峠道なのか、溝状にえぐられた明瞭な道が続く。落ち葉の絨毯が気持ち良い
標高660mで林道に降り立った。これを突っ切って、さらに昔の峠道を降りる
2017年01月07日 15:26撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 15:26
標高660mで林道に降り立った。これを突っ切って、さらに昔の峠道を降りる
道は明瞭だが次第に荒れてきた。枝打ちされた杉の小枝で歩きにくい
2017年01月07日 16:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 16:02
道は明瞭だが次第に荒れてきた。枝打ちされた杉の小枝で歩きにくい
倒木も多い。この辺りが一番ひどく荒れていた。道は手入れされていないようだ
2017年01月07日 16:05撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 16:05
倒木も多い。この辺りが一番ひどく荒れていた。道は手入れされていないようだ
秋川の畔に降り立ったが、橋は流されて向こう岸の人里集落に渡れない。林道から下の道が荒れていたことも、これで納得。でも、困った
2017年01月07日 16:14撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 16:14
秋川の畔に降り立ったが、橋は流されて向こう岸の人里集落に渡れない。林道から下の道が荒れていたことも、これで納得。でも、困った
仕方ない、浅瀬を飛び石伝いに渡る。滑りそうでヒヤヒヤしたが、かろうじてセーフ
2017年01月07日 16:15撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 16:15
仕方ない、浅瀬を飛び石伝いに渡る。滑りそうでヒヤヒヤしたが、かろうじてセーフ
渡り終えて対岸を振り返る。橋の取付け部のコンクリート土台と、川の中に橋梁の一部が残っているだけ
2017年01月07日 16:18撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 16:18
渡り終えて対岸を振り返る。橋の取付け部のコンクリート土台と、川の中に橋梁の一部が残っているだけ
集落を抜けて都道に出た。後はこの車道を2km程歩けばゴール
2017年01月07日 16:26撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/7 16:26
集落を抜けて都道に出た。後はこの車道を2km程歩けばゴール
撮影機器:

感想

三頭山から南東に伸びる笹尾根は長大であるが、槙寄山以南、特に丸山や土俵岳辺りはなだらかだ。かつて東側の浅間尾根を歩いていた時に、さらには西側の権現山に登った時に、この笹尾根を眺めながら、丸山や土俵岳辺りをのんびり歩いたら気持ち良いだろうな、と印象付けられたので、今回、実行することにした。

笹尾根には様々な登降ルートがある。今回は大羽根山から笹尾根に立ち、笛吹峠、丸山、小ゆずり峠、土俵岳と縦走し、土俵岳の北尾根を降りた。

大羽根山から土俵岳までは、期待した通りの快適な尾根道だった。無風快晴の下、冬枯れの林の中をルンルン気分で歩いた。こういう道はせかせか歩いたのではもったいない。休憩もたっぷり取り、のんびりと散歩気分で歩くのが合っている。

大羽根山には2年前の冬に槙寄山から下りてきた。この時は大羽根山から北尾根を降りて、浅間尾根登山口のバス停に出た。今回このコースで登ると、下山後の車道歩きが長くなるので、東尾根を辿って大羽根山に登った。北尾根は随所に道標が立ち、明瞭な登山道が続いていたが、今回登った東尾根にこれらは無い。しかし、尾根を忠実に詰めれば良いから何の不安もない。

下りに土俵岳の北尾根を使ったのは、できるだけ車道歩きを短くしたいからである。降り始めてしばらくは踏跡も赤テープも皆無だったが、途中から、昔の峠道に出たので、これを辿って降りられた。ただし、最後に秋川を渡る橋が流失していたのには困った。

今回は、快適な笹尾根歩きを満喫した上、上りと下りにバリエーションルートを取り入れて、変化のある山旅を楽しめた。

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