芦ケ久保駅〜丸山〜大野峠〜芦ケ久保駅
- GPS
- 06:38
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 912m
- 下り
- 905m
コースタイム
天候 | 晴れ。気温≒-4℃〜3℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【復路】芦ケ久保駅(14:53)⇒HOME |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは芦ケ久保駅を出て正面の観光案内板の左端に設置してあります。しかし個人情報保護の観点や確実に所轄警察署に届くように、出来るだけ電子登山届を推奨します。埼玉県警登山電子届出のURLは下記の通りで、スマートフォンから簡単に申請出来ます。 http://www.police.pref.saitama.lg.jp/d0010/kurashi/sangaku.html ◆トイレ並びに売店◆ トイレは芦ケ久保駅改札外、琴平神社鳥居前のみです。県民の森のトイレは冬季間は閉鎖されています。2014年12月時点で県民の森内で使用出来るトイレは、北側にある施設管理棟前の仮設トイレ一基だけでしたが、今回は管理棟の近くまで行ってませんので未確認です。 売店は基本的に冬季間は、芦ケ久保駅周辺だけと思っておいて間違い無いと思います。帰路の赤谷集落から芦ケ久保駅の間には自販機が点在していました。 ◆コース概況◆ 【芦ケ久保駅〜源寿院別院(芦ケ久保大観音)】 駅から案内板や案内標柱が各所に設置されています。完全な舗装道路歩きですが、源寿院手前は勾配が急なコンクリート舗装となります。源寿院大観音の前は大きな駐車場(広場?)で二子山や武甲山が間近に望める写真撮影スポットです。 【源寿院別院〜琴平神社】 源寿院別院から沢筋に下りる道は積雪が凍結してましたが、それ以降は琴平神社まで実に快適なハイキングコースです。琴平神社の鳥居西側には立派な公衆トイレと木製展望台が有ります(写真参照)。 【琴平神社〜日向山】 琴平神社社殿前の左側に害獣防止用ネットが有ります。その通路部分の紐を解いて通過は可能ですが、通過後には必ず閉じて紐を結ぶ様にと注意書きが掲示されています(写真参照)。 そのネットを通り過ぎれば尾根に上がるまで、段差の大きな丸太土留め階段が続き、尾根に上がれば日向山頂上は直ぐです。頂上には木製展望台と南側のみの眺望用方位盤が有ります。 【日向山〜丸山】 ほとんど県民の森敷地内もしくは整備された散策コースなので散策用通路が錯綜します。初めて訪れる方は要所に設置してある案内板、道標等で進む方向を確認しなければ迷いやすいと思います。 【丸山〜大野峠】 無積雪期であれば幅広い尾根筋の防火帯ルートですが、積雪期はトレースが有るとき以外は迷いやすいかも知れませんので、地図とコンパスもしくは携帯型GPS等の電子機器が有れば良いと思います。パラグライダー発進場から大野峠の間は、丸太土留め階段の急斜面で土砂が流出した状態なので、霜が溶けて泥濘状態になれば歩きにくい場所です。 【大野峠〜赤谷集落】 非常に奥武蔵らしい杉植林内の山道で、危険な個所は有りません。又、迷いやすい場所も有りませんので、足元に注意して歩けば特に問題は有りません。 【赤谷集落〜芦ケ久保駅】 国道299号線の歩道歩きです。 |
その他周辺情報 | 芦ケ久保駅前には、道の駅、ブコーさん観光案内所、麺屋木の子茶屋などが有ります。 |
写真
装備
個人装備 |
奥武蔵登山詳細図 1 吉備人出版
昭文社 山と高原地図 1 奥武蔵・秩父2016
シルバコンパス 1 TYPE-3
トレッキングポール 1 LEKIサーモライトAS
カメラ 1 Lumix DMC-TZ60
メモ帳 1 コクヨ防水レベル帳
救急セット 1 カットバン、湿布等
健康保険証 1 運転免許証共
飲料水 1 0.5L
ツールナイフ 1 V社トラベラー
ヘッドライト 1 M社コンパクト
予備電池 1 単三2本
ロングスパッツ 1 PAINE
GPS 1 ヤマナビ2.5
携帯電話 1 iPhone6
携帯電話予備電池 1 ANKER PC10000
軽アイゼン(4本爪) 1 Mountain Dax社
軽アイゼン(6本爪) 1 Mountain Dax社
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感想
久しぶりの週末山行だったので、往路の西武秩父駅へ向かう電車の中のハイカーの多さに驚いた。東飯能駅から電車に乗り込んだら、半分以上のボックス席はハイカー姿の乗客に占拠されていた。中には仲間とハイキングに行くのが余程楽しいのか、周囲の乗客の事などお構い無し状態で、大声でハシャイで嬌声を上げる御高齢のハイカーグループもおり、同じハイカーのこちらが車内で赤面してしまった。
久しぶりに会うハイキング仲間との、楽しい歓談に文句を言うワケでは無いが、少しは周囲の乗客を気遣って、静かに会話を楽しんで欲しいものだと思った。そんな賑やかな多くのハイカーは吾野駅や正丸駅で下車したので、奥武蔵では超メジャー級ハイキングコースの、伊豆ヶ岳や正丸峠へ向かう計画なのだろう。おかげさまで正丸駅からは、多少は静かに成った車内で一駅区間だけ落ち着けた。
今回は秩父地方に降雪した後のハイキングだったので、丸山周辺の積雪状態が良く分からずに、いつも使い慣れている4本爪アイゼンの他にも、念のために6本爪アイゼンも持参。ストックもいつものシングルからダブルに変えて持って来て大正解だった。と言うのは積雪の多さだけじゃなくて、丸山展望台を過ぎた辺りから急に右ヒザ外側に鈍痛が発生して、歩行困難に陥ってしまった事による。
症状としてはヒザを屈伸させようとすると激痛が走り、爪先を外側から正面に向けると右足の踏ん張りが利かなくなり歩けなくなった。何故だ?と自問自答しても何も始まらないので、それまで履いていた6本爪から、歩行時のヒザに出来るだけ負担の少ない4本爪に履き替えた。それからはダブルストックを松葉杖代わりに、痛みをこらえてゆっくりゆっくり歩き、何度も休憩をとって漸く大野峠までたどり着いた。
最悪の場合は、大野峠にタクシーを呼んで駅まで行くかとも思ったが、この寒い中動かずにジッと待つ事、経済的な損失、現在の右ヒザの状態等を総合的に勘案して、とにかくゆっくりでもイイから、確実に歩いて行こうと決めた。丸山から大野峠間で標準時間の2倍も時間が掛かっていたので先が思いやられたが、日没まで駅に到着すりゃあ大丈夫さ、と腹を括って家族にその旨をLINEで送って知らせた。
幸いなことに大野峠から芦ケ久保駅までは、ナントカ標準時間の1.5倍程度で着けた。ここで普段であれば下山直後の脳内は、一人打ち上げのための酒場選定で、目まぐるしく思考回路が活発化して活性化する。しかしながら今回ばかりは一刻も早く帰宅して、右ヒザのケアをしなければ成らないと「理性」が働いて、冷たい北風が吹きすさぶ芦ケ久保駅のホームで、非常酒をプシュ〜っと開けて呷ってオシマイと成った…、合掌。
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