BCスキーin完全貸切の砥峰高原
- GPS
- 05:12
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 810m
- 下り
- 793m
コースタイム
- 山行
- 3:42
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 4:58
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
砥峰高原は雪の覆われていたのでどこでも歩ける(滑れる)状態でしたが、湿原部分は雪に穴が開いているところもあり、落下注意です。 雪は50cm以上積もっていて、スキーでも10〜15cmくらい潜り、ツボ足だと膝以上まで潜りました。 帰りに「とのみね自然交流館」付近までジープ系の車で入って来ていた地元の方の話だと、今年の雪量はとても珍しいらしく、例年だとスノーハイクできる場所を探さないといけないことが多いそうです。 雪質はとても重く、パウダーではなかったのが残念ですが、気温ー5〜0℃ではこんなものでしょう。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル(ゴアテックスオーバーパンツ&ゴアテックスジャケット)
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着(ダウンジャケット)
ネックウォーマー
日よけ帽子
毛帽子
ザック40L
地図(地形図コピー)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS(ルート登録済)
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック2本
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
山スキー靴
500mlポット&お湯
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感想
先週行った七種山で予想外の積雪だったのと、
今週また寒波で雪が降る状況だったので、
どこか近くていい山スキーができそうな手ごろな場所は
ないかと検討した結果、秋に行った砥峰高原が思いつきました。
このススキの原の斜面ならきっといいスキーゲレンデになっている
にちがいないと思いました。
ただここでスキーをしたという記録はnetにはなかったので、
行ってみてどうするか考えて一応普通の登山口も持っていきました。
砥峰高原へは真冬でも車で上がっている記録はあったので、
県道39号線は特に通行止めにはならないようでした。
行ってみる確かにゲート等はなく、自由に車は登れますが、
除雪は麓の集落までで、山に差し掛かるととても深い轍となり
それでも頑張って登ったのですが中央の盛り上がりが20cm以上に
なり、しかも結構硬く、タイヤの跡の部分は凸凹で、深い凹部は
前に登った車がスタックしたようなあとになっていてその部分は
轍の深さがとても深くて、さすがに私のアウトバックでも無理でした。
両側は50cm近い壁なのでUターンもできず、数百mバックしてようやく
Uターンできる雪の浅いところを見つけ、そこで切り返して方向転換、
その下の少し広いところに駐車しました。
この状態では車も登ってこないので、そこから道路をシール登行しました。
小1時間でようやく砥峰高原に到着すると、期待通りの一面の銀世界でした。
しかももちろん誰もいない完全貸し切りの斜面が広がっています。
休憩するのももどかしく、一番奥の山頂を目指しました。
山頂手前の展望台で休憩しどこを滑るか検討。
もう少し上ったところからいよいよシールをはずして滑降開始しました。
雪は重かったものの、それなりの深雪スキーが堪能できました。
1本目、雪が重いのである程度斜度がないとつまらないと思って
いきなり急斜面へ滑り込みましたが、曇って雪が降っていたので
微妙な凹凸があってもがよく見えず、思いっきり前転してしまいまいた。
その下の緩斜面でもそこそこ滑れることがわかりました。
シールを付けて登り返し、今度はもっと上、981m峰まで登り、
再びシールを外して2本目を滑りました。
そうして2本3本と滑るうちに次第に雪と板、靴に慣れてきて
(特に昨年買った兼用靴が固くて前傾しにくく、滑りにくい)
普通に滑れるようになってきました。
4本目5本目は場所を変えて滑降、最後は急斜面を下って十分満足、
お昼を過ぎたので帰途に就くことにしました。
結局、この間誰も来なくて終始完全貸し切りでしたが、5本目を滑るときに
下に声が聞こえ、とのみね自然交流館へ戻る二人の姿を見ました。
とのみね自然交流館の先の道路でその方々とお会いしましたが、
これだけ雪があることはめったにないとのことで、
このタイミングで明石へ越してきたのはラッキーでした。
今回は予想外の大雪で、期待以上の深雪スキーが堪能できました。
しかも完全貸し切りというこの上ない贅沢で、はるばる出かけて
自力で歩いて登った甲斐がありました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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shigetoshiさん、ご無沙汰してます。
西の方へ転勤なさったことは伺っていましたが
こんなにたくさん雪が積もっているとは
板も喜んでいそうで、かなり羨ましいです。
自由に雪山駆け回って、終始笑顔のshigetoshiさんが目に浮かびました。
また機会ありましたら一緒にどこか行きましょー
iharaさん、こんにちは 大変ご無沙汰です
iharaさんに連れて行っていただいて「シゲハラ山」で
山スキーデビューしてからちょうど1年ですね。
早いものです
その後、私の生活環境、仕事環境は激変してしまいましたが、
山だけは何とか続けています。
中国地方の今年の積雪量は普通ではないようで、
去年あれだけ雪不足に悩まされたのがウソのようです。
このチャンスを逃さず、こちらの山の開拓をしたいと思います
今回、iharaさんはどうしているかと考えながら滑っていました。
年末年始の乗鞍、焼岳の時にはiharaさんに声をかけることを考えたのですが、
さすがに正月は家族を優先だろうし、私は下山後に明石へ向かうので
車も別になってしまうし、で見送りました。
でもまたそのような機会があったら一応声だけは掛けさせていただきます。
iharaさんには昨年たくさん山行計画を作っていただいていますが、
もし実行することがありましたら、一応声をかけて下さい。
youtaroさんとも行きたいし
こちらでもあまり見ないような量で驚きです('ω')
山スキー満喫ですね!
機動力が魅力的なので惹かれますが、全く知識もスキルもないので
できまへん(´・ω・`)
alsoさん、こんにちは。
コメント有難うございます。
先週(歩き)、今週(スキー)と、尋常じゃない雪量で、雪山を大満喫できました
機動力、これだけ雪が多いとスキーに勝るものはありませんね
この日も近くにある人気の山に行った方々はスノーシューでも山頂まで行けずに
撤退している方々が多かったようです。
この砥峰高原でも、途中下の方に姿を見かけた方々はスノーシューでしたが
上まで登って来れずに引き返していました。
そんな中、トレースなくても自由に何度も登り降りできたのですから、
山スキーには大感謝です
運動神経抜群でスキー場がたくさんあるalsoさんなら、1年もすれば
スキルはすぐに身に付くでしょうから、ぜひチャレンジしてみてください
はじめまして yamaego と申します。
先日は砥峰高原をスキーで楽しんでおられましたね。
私は地元 姫路市在住ですが未だに砥峰高原は滑ったことはありませんので少々びっくりです。
ススキの沼地ですが意外と踏み抜きはなかったようで結構滑れるんですね。
勿論、今年は大雪だから滑れたんだと思います。
例年ならススキがかくれることはまずありませんのでスキー滑走なんて考えられないところです。
やはり近畿で山スキーのメッカとなれば、2百名山である氷ノ山です。
いくつもルートがあり、雪質も時期によりますがパウダーに近いのでスキーヤー・ボーダーで土日は賑わいます。
ただ、標高は1500mちょっとですから、乗鞍岳とかのようなオープンバーンはなく、ツリーランばっかりです。
こちらは、本格的なBCスキーはやったことはなく、近くの藪山をコチョコチョとテレマークスキーで歩き回っている程度です。
氷ノ山以外なら少し遠くなりますが、鳥取大山が有名です。
どちらの山もご存知かと思いますが、簡単なルートがあれば教えてください。
長々とすみませんでした。
今後もよろしくお願いします。
yamaegoさん、こんばんは、初めまして。
私のつたないレコにご訪問いただき、コメントまでしていただき
ありがとうございます。
yamaegoさんは前の日に峰山高原で滑っていましたね。
そちらの方は山滑降で検索したら他にも2件のレコがありましたので
滑りやすいようですね。
それに対して、砥峰高原は山滑降の記録が全くなかったのは
ススキが隠れることがないからだったんですか
そうとも知らずに出かけて行ったのですが、
今回は中国地方では記録的な大雪、とのことで、
ススキが埋まっていて本当にラッキーでした
砥峰高原に山滑降の最初の記録を残すことができて光栄です
私は昨秋に明石へ越してきたばかりなので、氷ノ山や大山には
歩きで行ったことはありますが、スキーで行ったことがありません。
なのでお教えできるようなルートも知らないのですが、
そのうちぜひ行きたいと思います
関東ではヤマレコ仲間とのコラボもしていたのですが、
こちらに来てからは仲間がいなくてちょっと寂しい思いをしている
今日この頃です。
こちらこそよろしくお願いいたします
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